ダッカからクルナへの行き方【夜行フェリーで川を移動】

こんばんわ。わらびです。

シレットからバスでダッカに帰還。

次の目的地は南西部のクルナ。

世界遺産「シャイト・ゴンブス」やシュンドルボン国立公園へのアクセス起点となる街です。

この記事の情報は2024年2月時点での情報になります。

ダッカからクルナへ

国土を巨大な河川に分断されているバングラデシュでは、未だにフェリーが主要な交通手段。

人口の多いこの国で、効率的に大量の物資と人員を輸送できる合理的な方法。

ダッカからクルナまでの移動は、バスで使うという方法もありそっちのほうが早いのですが、せっかくなので夜行フェリー移動してみることに。

ダッカ→バリサル

ダッカからクルナまでの直行便はないので、「バリサル|Barishal」という街までフェリーで行き、そこからバスに乗り換えます。

 フェリーポートの場所

ダッカのフェリーポートは、街の南の川沿いにある「サダルガット」。

入場するには10BDT必要。

一度出てしまうと再度入場料が必要になるので注意。

フェリーのチケットを持っていても問答無用。全然融通が利きません。

乗り場はたくさんありますが、プラットホームの案内板に英語で行き先が書かれています。

一見するとフェリーとは思えない。まるでテーマパークのような光景です。

出港時間

バリサル行きのフェリーが出港するのは毎日18:00〜20:00の間。

チケットの買い方

事前予約は必要なし。

船に入るとカウンターがあるので、そこでパスポートを見せ、客室のクラスを選び料金を支払います。

フェリーの設備

バリサル方面へ向かうフェリーは最も大きいタイプとなっていて、全長はだいたい100mくらい。

3階構造で2階からは全て客室。全部で500以上の船室があるみたいです。

フェリーといっても設備は整っていてホテルとあまり変わらない。下手な安宿よりは快適に過ごせます。

船室

私が利用した一般船室(2ndクラス)は1,000BDT=1,300円。

※1BDT=1.3円

その上にセミ1st、1stとさらに値段の高い客室があります。

少々手狭ですが、寝るだけなので問題はないかと。コンセントとファンがしっかり付いています。

船の最下部には、主にバングラデシュ人向けの3rdクラスもあります。

食堂

船の後部には小さいながらもレストランが併設されています。ルームサービスも可能。

ただし、数百人の乗客がいるので、出航したらかなり混み合います。

下部の3rdクラスエリアには屋台やチャイ売りもいます。

売店

船内には何箇所か売店があります。

そこまで品揃えはよくないので、お菓子パーティーを開催するのであれば、予め外で買って持ち込むのが良いでしょう。

トイレ・シャワー

トイレはもちろんシャワーも付いています。

当然ですが、温水は出ないので注意。

時間が経つにつれて汚くなるので、快適に用を出したいのであれば早い時間帯に使いましょう。

その他

船にはエレベーター、かなりショボいライブラリ、礼拝者用の足洗い場もありました。

エレベーターまであるなんて予想外。

移動の様子

夜20:00バリサルへ向けて出港。

バリサルまではダッカの南を流れるブリゴンガ川を抜け、3大河川の一つ「メグナ川」を通っていきます。

出航して初めて事が出来ました。隣に停まっていた船を引きで見る

今回乗った船と同型の船で、見て分かるように、かなりの大きさ。

前方のスペース。

サーチライトで正面を照らしながら川を進んでいきます。

ダッカ周辺では小型の船が沢山見受けられました。

漁でしょうか?

ダッカを過ぎると川沿いの明かりも少なくなり、見ていても特に面白いものがありません。

バリサルまでは約8時間。翌日の4:00頃に到着予定。

ひとまず、お菓子パーティーを開催し、終了次第床につきます。

バリサル→クルナ

バリサルへは4:00過ぎに到着。

まだ日の出前なので、明るくなるまで港正面にあるレストランで朝食を食べながら待機。

クルナへのバスが出ているのは「Rupatoly Bus Terminal」。

バリサルのフェリーポートからは4km離れています。

バスの料金は280BDT=364円。

クルナまでは約2時間で到着します。

まとめ

  • ダッカ→バリサル(夜行フェリー)
    • 料金・2ndクラス1,000BDT
    • 所要時間・8時間
    • 20:00発4:00着
  • バリサル→クルナ(バス)
    • 料金・280BDT
    • 所要時間・2時間

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