渋滞回避で快適移動。スカルノハッタ国際空港からジャカルタ市内までは空港鉄道がおすすめ!

こんにちわ。わらびです。

身震いするほど悲惨な渋滞で知られるジャカルタの市内交通。従来、空港と市内を結ぶアクセス網は道路のみで通勤、退勤ラッシュ時はこの渋滞に巻き込まれてしまいました。

遅れることのできないフライトなのにいつ着くか分からない恐怖…

遅々として進まないのに、上がり続けるタクシーのメーター…

この悲惨な状況から人々を救い出したのが2018年に開業した空港鉄道こと「KAI bandara」。

まあ、大仰名前ぶりはここまでにして、今回はスカルノハッタ国際空港から空港鉄道を使った移動方法、SIMカードの料金について解説していきます。

この記事は2024年6月の情報に基づき作成されています

空港から市内へ空港鉄道で移動

ジャカルタの空の玄関口、スカルノハッタ国際空港から市内への移動方法はタクシーかバス「空港列車(KAI bandara)」の3択。一応GrabやGojekなどの配車アプリもあります。

タクシーは150,000IDR=1,500円前後と列車に比べ割高な上に、時間帯によって途轍もなく酷い渋滞に巻き込まれてしまいます。高い上に、いつ到着するかも分からず時間の目途も立たないのは大きなデメリット。バスも安いですが、道路を使う以上は悲惨な渋滞に巻き込まれる運命にあります。

ジャカルタの渋滞は阿保みたいに酷いので、朝の通勤ラッシュ(7~9時)と、夕方の退勤ラッシュ(16~19時)、この時間帯前後に空港に到着する場合は空港列車の利用をお勧めします。

空港→スカルノハッタ駅

空港列車が発着するのは、空港に隣接するスカルノハッタ駅。

不便なことに、空港列車の駅自体はどのターミナルとも直接繋がっておらず、ターミナル間を循環する「Sky Train」を利用しアクセスしなければなりません。

まずは各ターミナルにあるSky Trainの駅を目指します。ターミナルを出ると上のような案内板が随所にあるので、場所は簡単に分かります。

スカルノハッタ駅は、ターミナル①とターミナル②の間に位置します。どのターミナルにも隣接せず、独立した造りになっているので場所が分かりにくく注意が必要です。

例えば、第2ターミナルからだと、第1ターミナル方面の電車に乗り、一駅目で下車するという事になります。

Sky Trainに関しては無料で利用可能。

チケットの購入方法

スカルノハッタ駅でのチケットの購入方法は、クレジットカードか現金決済の2択。

2024年6月時点では、何故かクレジットカードは使用できませんでした。

これら以外にも、スマートフォンの専用アプリなどで購入することもできます。

非常に簡単で分かりやすいので、わざわざ説明するほどのものではないかもしれませんが、ここでは現金での購入方法を説明します。

駅には券売機も置かれていますが、そちらはオンラインまたはクレジットカード決済専用端末なので、現金の場合は中央にあるカウンターで購入することになります。

カウンターではスタッフに行先を告げてお金を支払うだけ。これで完了です。

停車駅はバトゥチェペル駅、Rawa Buaya駅、Duri駅、BNI駅、終点のマンガライ駅。

ジャカルタの中心に位置し他交通機関への乗り換えの利便性から、BNI駅の利用客が最も多いようです。

次発の列車のチケットが発券され自由席となっています。

最近できたばかりという事もあって、清潔で快適な車内。USBの充電ポートもついています。

  • チケット料金(スカルノハッタ→ドゥリ)
    • 50,000IDR=500円
    • 所要時間・約30分
    • 運行頻度は30分~1時間に1本

スカルノハッタ空港から市内までは約30分で到着します。

到着後はトランスジャカルタ(路線バス)やMRT、LRT(市内鉄道)に乗るなりしてお好きなように。

持っておくと何かと便利な電子マネーカード

ジャカルタの交通機関に乗るには電子マネーが必要になり、主に以下の場所で購入可能。

  • コンビニ(Indomaret、Alfamart)
  • トランスジャカルタのバスターミナル
  • MRT駅
  • 銀行

一番分かりやすく簡単なのが、トランスジャカルタのバスターミナルとコンビニ。

バスターミナルにはカードの販売機が置いてあり、コンビニでは店員に「Eマネーガードが欲しい」と伝えましょう。いずれも現金でもクレジットカードでも購入できます。

足りなくなったらコンビニなどでチャージも可能。

ジャカルタ市内の路線バスなど各種交通機関に加え、他の都市、例えばバリ島のバスでも使える代物なのでインドネシア旅行では一枚持っておくと便利ですよ。

  • カード料金50,000IDR
    • カード代・20,000IDR
    • 残りの30,000IDRはチャージ済み料金
  • 路線バス一回の料金・3,500IDR
  • チャージ手数料・1,500IDR

SIMカードについて

SIMカードに関して、いくつかある通信業者の中でインドネシア最大手の「テルコムセル(Telkomsel)」を利用しました。

さすがは最大手で全国カバー率1位。スンバ島やスラウェシ島など離島の僻地にも赴きましたが問題なく使うことができました。

上の地図の場所で購入。外国人にも慣れているのか店員さんの対応はスムーズでした。

  • SIMカード料金
    • 1ヶ月/25GB(訪れた店舗の最小プラン)・50,000IDR
    • SIMカードの本体代・10,000IDR

まとめ

  • チケット料金(スカルノハッタ→ドゥリ)50,000IDR=500円
  • 市内までの所要時間・約30分
  • 運行頻度は30分~1時間に1本
  • チケットは現金でも購入可能
  • スマホの専用アプリを使えば事前に購入もできる
  • 駅は第1ターミナルと第2ターミナルの間でアクセスするにはSky Trainを使う

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