バングラデシュとインドの国境「コンパニガンジ」

こんにちわ。わらびです。

スリマンガルから北のシレットという街にやってきました。

といっても、特に観光するような場所はないんですけどね。

バングラデシュには2週間滞在する予定ですが、早くもやる事が無くなって参りました。

シレット観光

シレットの有名なアクティビティには、水没林のボートツアーというものがあります。

しかし、私が訪れた時は乾季なので水は干上がり行われていませんでした。

という訳で、シレットから北へ30km。

インドとの国境近くにある「コンパニガンジ」へと向かうことに。

ここは、言わずと知れたバングラデシュの観光地。

バングラデシュ人は収入的に海外旅行をすることが難しいので、外国人にはほとんど認知されていない、バングラデシュ人向けの観光地が多くあります。

なんてことない河原なのですが、わざわざシレットからバスに乗って多くのバングラデシュ人がやって来ます。

アクセス方法

コンパニガンジまでのアクセスはローカルバスで可能。

バスは、街の北にある「Airport road」というバス停から出発。

コンパニガンジから、目的地の国境までは5km以上離れていますが、バスの終点は国境手前になります。

バスの料金は50〜80BDT。

同じバスでも、行きと帰りで料金が違いました。

バスを降り、川の方へ向かうとボート乗り場があります。

ボート料金

コンパにガンジでは、ボートで川を遡上するアクティビティが人気で、ボートは1グループでレンタルするというのが一般的。

私の場合は、別のグループがレンタルしたボートに同乗させてもらいました。

お金はいらないとのことでしたが、チップとして100BDT支払いました。

ボートツアーで国境線へ

ボートで川を遡上し、インドとの国境付近の河原に向かいます。

川沿いには、ボートが何隻も停泊しています。

ここから川を2kmほど遡上し、インドとの国境線付近を目指します。

一応国境線の河原は、観光エリアとしてある程度整備はされていますが、これといって景色が良いわけでもありません。

景色が良いわけでもない。

唯の川をなんの意味があるか分からず遡上。

乾季なので水量は少なく、浮体式の鉄塔も川底に着底し斜めっています。

この周辺は石材の採掘地帯。

送電線のような鉄塔は、採掘した石材を輸送するためのケーブルカーで、今はもう使われていないようです。

本来であればこの鉄塔も水に浸かっているのでしょう。

しばらくすると、ボートは川の中洲で停泊。ここで1時間ほど周囲を観光するようです。

一応観光地なので、軽い飲食店や土産物屋が何軒かありました。

インドとの国境という点を除けば何の変哲もない場所。

何か変わった物やキレイな景観が広がっている訳でもない。

本来であれば、観光地として成立するような場所ではありません。

バングラデシュでは、国外に旅行に行けない人がほとんどなので、こうして国境線が観光地になるのでしょう。

海外への強い憧れなのかな?

鬣を染められたお馬さんがいます。

これに乗って辺りを散策するにしても、観光地としてはだいぶしょっぱい。

まあ、こんな景色が広がっております。

バングラデシュの人々は、この景色で満足するしかないのです。

しょっぱい観光地の割に人は多く、割と繁盛しているみたいです。

河原にビーチチェアが並ぶ光景。

物悲しい。

ここが河原の一番端。

もうすぐ目の前がインド領ということもあり、多くの人が向こうの山を眺めています。

川を渡ったらそこはインド…

本来であれば、まだここはバングラデシュ領なのですが…

乾季なので干上がり、インド領にもちょこっと入れるようになっています。

画像の川に入っている人の何人かはインド領に侵入しています。

ここで石を集めて賽の河原のように重ね、そこに石を投げて崩すという謎の遊びが行われていました。

正直、こんな所までやって来て、そんなことして何が楽しいのか分かりません。

憧れのインドを前にはしゃいでいるのでしょう。

おわり

インドとの国境線を目の前にした河原。

1時間いましたが、何が楽しいのかわかりませんでした。

それでも周りのバングラデシュ人は満足げだったので良かったのではないでしょうか?

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