こんにちわ。わらびです。
そこまで観光名所の多くないポカラ。
街を離れる2日前か精力的に観光を開始しまずはサランコットの丘へ。
次いでやって来たのがサランコットに次いで有名な「パタレチャンゴ」という地下洞窟のある寺院?らしき場所。
この記事の情報は2024年1月時点でのものになります。
パタレチャンゴ
ポカラの市内から南へ行ったところにある滝「パタレチャンゴ」。
ペワ湖を水源とするこの滝は、地下を通り一度パタレチャンゴで地上に流れ出て再び地下へと流れていきます。
ネパール語では「地獄の滝」という意味を持つこの滝では、デヴィッドという人物が溺れて亡くなったことから「DEVI’S FALL|デヴィッドの滝」という別名もあります。
ある隠し要素があるので通りを挟んで向こうにある地下洞窟もセットで観光するのがおすすめ。
入場料
パタレチャンゴでは向かいにある地下洞窟とは入場料が別になっています。
- パタレチャンゴ・100NPR
- グプテシュワールマハーデヴ洞窟・100NPR
パタレチャンゴ
ポカラの人気観光地のひとつパタレチャンゴ。
地下洞窟から勢いよく流れ出てくる大迫力の滝。近付くとその飛沫であっという間にびしゃびしゃになってしまいます。
ペワ湖からここまで約2km。
地下を流れてきた濁流はまるでダムの放水のような、はたまた鉄砲水のように噴煙の如き飛沫をあげながら流れ落ちる。
ここで亡くなったデヴィッドさんは絶賛増水中の雨季にこの勢いの中に飛び込んでいったそうですが、一体何を考えてこの濁流の中に飛び込んでいったのでしょう?
まあ、というのは私の想像なのですけどね。
実際に私が訪れたのは乾季の1月。
全然水量はありませんでした。
ビックリするほど水が少なくここで泳いだところで亡くなることは無さそうです。
雨季であれば水量があってそれなりに見応えがあるそうです。
一応敷地内にはアンナプルナ山群の模型があった、りネパールの伝統家屋を模した東屋みたいのもありました。
時期が悪いので当然見応えもない。
マーライオンや小便小僧のようなガッカリスポット…
と言ってしまうのは簡単だけど、水量の少ない時期に来ておいてガッカリと言い放つのはいささか不適当な気もする。
真冬のビーチリゾートに来ておいて全然人がいないしお店も開いてないと文句を垂れるようなもの。
グプテシュワール・マハーデヴ洞窟
パタレチャンゴから道を挟んで向かい側にある「グプテシュワール・マハーデヴ洞窟」。
こちらは時期を問わず観光できるナイスな場所。
一応観光のメインは地下洞窟なのでしょうけど、そこに至るまでにある螺旋階段がとても興味深い。
まるでダンジョンへの入り口のようでただ歩くだけでも否応なしにワクワクする。
パタレチャンゴのすぐ近くにあるというのに、何故かこちらまで足を運ぶ人は少ないようです。
ちょろちょろ流れる滝なんかよりもこちらの方が圧倒的に見ごたえがあるというのに。
正直地下洞窟なんてどうでもよくてこのグルグルをずっと見ていました。
何でか分からないけど螺旋階段ってワクワクするよね?
さあ一応本命の階段を降りた先にある地下洞窟。
洞窟を先に進むと光の差し込む場所に行きつき、岩の割れ目の先に流れ落ちる滝があるのを確認できます。
画像では真っ暗なので滝は見えませんけど、ここから見える滝というのが道を挟んで向こう側にあったパタレチャンゴなんです。
乾季なので水量が少ないけど雨季であればこちらの洞窟内にも大量の水が流れ込んでくるのでしょう。
これがパタレチャンゴとセットで観光した方が良い理由。
パタレチャンゴ側から見るとこんな感じでひっそりとしていて誰からも見向きされていませんでした。
まさかこの先に別の地下洞窟があるなんて思わないでしょう。
このふたつはセットで見るから価値があるのだと思いますが、何故入場料を別々にしているのでしょうか?
すぐ近くにあるんだから共通券にしてくれた方がありがたいしより多くの人に認知されそうなのに。
おわり
滝の方は乾季で水が少なかったので何とも言えない感想しか抱きませんでしたが、向かいにある地下洞窟はそこに続く螺旋階段が芸術的。
正直滝なんてどうでもいいから、螺旋階段見るためだけに足を運んでもいいかと思います。