こんばんわ。わらびです。
世界遺産に登録されているチトワン国立公園。
インドサイやベンガルトラ、絶滅危惧種の野生動物が生息しサファリツアーが人気を博しています。
ここではエレファントサファリとジープサファリ、ふたつのツアーに参加してきました。
今回は、ゾウに乗って国立公園内を探索するエレファントサファリについて紹介していきます。
この記事の情報は2024年1月時点でのものになります。
チトワンのエレファントサファリ
チトワン国立公園のエレファントサファリ。
ゾウの背名に乗って約1時間半森の中を探検し、運が良ければ絶滅危惧種のインドサイにも遭遇できます。
料金は3,000NPR(チトワンの入域料2,000NPR別)となかなかリーズナブル。
チトワン国立公園の入域量は一日限りらしいので、午前はエレファントサファリ。ごごからジープサファリに参加してきました。
サファリツアーの様子
朝ホテルまで迎えに来たピックアップの車両に乗り込みツアーの開始地点へ。
キャンプには既に何頭ものゾウが待機し、次々と客が乗り込んでいきます。
タイやインドの観光地ではゾウの市場体験を自体を見かけることはありましたが、意外と乗るのはこれが初めて。
乗り場からゾウの背中に乗り込みます。
一頭の像にゾウ使いが一人とツアー客が最大4人。
自分が乗り込んだゾウは3人しかいなかったので後ろ側の席を自分で独り占めできました。
初めてのるゾウの背中。間近で見るとパヤパヤと毛が生え、触ってみるとチクチクとこそばゆい。
当然といえば当然だが表皮は温かい。
日が登る前はまだまだ寒いので暖を取るには丁度よさそうだ。
ゾウの背中をまじまじ観察している内に出発。
1時間半のツアーが幕を開けます。
ゾウの川渡り
ベースキャンプを出発したらまずは川を越えて、その先にある森の中へと向かいます。
ゾウに乗っての渡河。
これもなかなか経験できることではありません。
ゾウと一緒に水浴びするツアーもあるそうですが、さすがに冬には開催されていないようでした。
一斉に川を渡るゾウ。
冬の冷たい川に入っていく中、体が冷えたのかどうか不明だが、何故か多くのゾウがここで一斉におしっこやウンチをし始めるのです。
そしてこの時、少し離れた下流の方にはカヌーに乗ってキャニオンサファリを楽しむ観光客たちの姿が⁉
…無情にも川の流れは止まることはありません。
「知らぬが仏とは」正にこのこと。
森の中へ
川を越えて森の中へ。
この先に野生動物が多く生息しているそうです。
ゆっくりと左右に揺れるゾウの背中。
専用の座席が取り付けられているので振り落とされるということはないが、思いのほか揺れるわ揺れる。
おかげでカメラのピントがなかなか合わない。
後ろから付いてくるゾウ達を撮影しながらさらに先へと向かっていきます。
インドサイに遭遇!
見通しの効かない森の中へ入っていくと、どこからともなく聞こえてきた「ブロロロロッ」というマフラーが揺れるような謎の音と、「パオーン!」というゾウさんお馴染みの鳴き声。
ゾウの鳴き声はトランペットの音に似ていることから、英語ではそのままトランペットと表現されているそうです。
トランペットの音をがどんなのか分からないけど確かに甲高く楽器のような音。
ゾウ使いが音のする方へ向かうとそこには茂みに頭を突っ込んだサイの姿が!
観光客に写真撮影をさせるために他のゾウ使いと連携してサイを囲い込み身動き取れ無くする。
鳴き声以外のエンジンのような音はゾウの威嚇音だったようです。
威嚇され続け茂みの中に隠れるサイは周囲を見回し状況確認。
観光客が写真撮影するためにゾウに囲まれ威嚇されるサイもとんだ災難。
また別のところで威嚇音が聞こえてきたのでそちらへ向かうと今度は2匹のサイがいました。
ここでも再び茂みに頭を突っ込み「頭かくして尻隠さず」状態のサイ。
茂みの中に隠れているのでちゃんと見えませんが、皮膚がたるみまるで鎧のように部位ごとに分かれているように見えます。
あながち鎧という例えは間違えではなく、サイの皮膚は全生物の中では最も頑丈なんだそうです。
いくら頑丈といえど、自分より体の大きいゾウに囲まれてはどうしようもないのでしょう。
写真撮影が終わり、ゾウから解放されたサイたちは一目散に森の奥へと逃げていきました。
絶滅危惧種のサイを人間が操るゾウが囲い込む。
確かに危害は加えていないが、これは…セーフなのかな?
おわり
サイと遭遇した後は、再び川を渡ってベースキャンプへ戻り1時間半のエレファントサファリは終了。
大量のゾウに囲まれて少し可哀そうでしたが野生のサイにも遭遇出来て大満足。これでたったの3,300円というのはコスパがかなり良い方だと思います。
ツアー終了後はジープサファリでより広範囲へと動物を探しに行きます。
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