こんにちわ。わらびです。
カトマンズには8日ほど滞在。
その間、期せずして美味しいレストランにたくさん巡り合うことができました。
今回は、カトマンズ、
いや!ネパールで訪れたレストランの中でも特に美味しかった名店中の名店をご紹介します。
チベットの料理の名店「Yummy Laphing Center」
私がカトマンズ滞在中に何度も通った美味しいお店「Yummy Laphing Center」。
一応、人気観光地であるパタン王宮広場のすぐ近くという好立地ですが、そのわかりにく過ぎる立地とローカル過ぎる内装ゆえか外国人観光客なんて滅多に来ることはありません。
確かに観光客向けではありませんが地元の人たちからは評判なようで、食事時になると地元の人たちで賑わいその人気ぶりが伺えます。
私が宿泊していたタメル地区からは5km以上離れていたので、おいそれと足を運べるような場所ではありません。
しかし、この味を一度知ってしまったらもう病みつきになってしまい、連日バスに乗ってまで通っていました。
お店の場所
お店があるのはパタン王宮広場のすぐ近く。道路を挟んで南側になります。
ローカルレストランが多く集まる一角があり、少し場所が分かりにくい。
一見すると別のお店への入り口のようなこの青いトンネル。
ここをくぐった先、
抜けた先にもいくつもレストランが並んでいますが、左側にちゃんと看板が出ているので分かるかと思います。
どう考えても飲食店にはまったく適していない急な階段の先がレストランとなっています。
天井の高さは160㎝ほど。
それに合わせて座席とテーブルもかなり低めの設計になっています。椅子はお風呂の椅子と同じくらいのサイズ感なのでちょっと窮屈。
かなり狭いし天井も低いので頭をぶつけないように注意。
何度かぶつけてきました。
メニューと料金
お店の名前にもなっている、「ラフィング」というチベット料理は50~90NPR。
メニューではスパゲティ、チョウミンと表記されているのは「キーマヌードル」のこと。麺料理はトゥクパと合わせ2種類あり値段は120~220NPR。
モモは餃子タイプではなく、小さい肉まんのようなタイプがチキンとバッファローの2種類あります。
ローカルな人たちしか来ないので一番高い料理ですら220NPR。かなり安めの値段設定ですね。
しかも、安いだけではなく味も一級品だというのだからとんでもねえ。
※1NPR=1.1円計算
トゥクパ
このお店で私がおすすめするのは麺料理のトゥクパ。
ネパールで食べたトゥクパは薄口の優しい味わいのものが多くありましたが、このお店のトゥクパはニンニク香る濃い目の醤油ベース。もはやラーメンである。
このスープがシンプルにウメエ!
肉も挽肉になったものが入っていて、この挽肉を底の方に沈めておいて、最後にスープがたっぷり染み込んだ状態で食べるのが最高なんです。
これもシンプルにウメえんですわ。
一般的なトゥクパでは細い麺を使っていますが、チベットではうどんのような太麺が主流のようです。
麺にはコシがあり濃い口のスープが絶妙に合う。
ネパールではトゥクパを何度も食べてきたけどここのお店のものが一番美味しかったです。
あまりの美味しさに5km離れたホテルから毎日バスで通うほど。
そのくらい美味しいということです。
ラフィング
お店の名前にもなっている「ラフィング」。
主に緑豆や小麦粉から作られるゼリー状の麺を薄くスライスして使用した料理。
非常に辛いソースで味付けされるのが特徴で、酢、醤油、唐辛子、ニンニク、コリアンダーなどを使ったスパイシーな調味料が使われ、辛さが際立つので、辛いものが好きな人にとっては特に魅力的な一品。
かなり辛口で冷やして食べるのも相まって、人によって評価は分かれる料理かと思われます。
正直私もこの料理はあまり得意ではありません。
中に包まれている具材は一般的に、ベビースターのような乾麺と揚げニンニク。
ちょっと辛いしそのまま食べるには少し厳しいものがあり、もしやと思い辛味調味料の代わりとしてトゥクパに入れてみたらいい感じに味の変化を楽しめました。
シャバレイ
サクサクの生地とひねり揚げのような耳が特徴的なチベットのミートパイ「シャバレイ」。
これでたったの120NPRだというから驚きです。
中に入っているのはバッファローの挽肉とみじん切りにされた野菜。
この中にピリ辛のソースを流し込んで食べるのがおすすめの食べ方。
おわり
カトマンズの建物の間に隠されたように佇む名店「Yummy Laphing Center」。
分かりにくい場所にあり天井が低くて頭をぶつけたりするけど、味は確かなので、毎日通うとまでもいかずとも、パタン王宮広場へ観光に出かけた際はぜひ足を運んでいただきたいものです。
是非行け!