バリ島のコーヒー農園で世界一高価な「コピ・ルアク」を飲んでみよう!

こんにちわ。わらびです。

インドネシアといえば、世界的に有名なコーヒーの産地。

特にバリ島は、世界一高価なコーヒー「コピ・ルアク」が有名なんですって。

私は普段コーヒーなんて飲むことはありませんけど、そんなものがあるなんて知ったら、これはもう行くしかないですよね?

この記事は2024年6月時点の情報に基づき作成されています。
※100IDR=1円

世界一高価なコーヒー「コピ・ルアク」

世界一高価なコーヒー「コピ・ルアク」。その作られ方も相まって割と有名かと思います。

インドネシア語で、コピが「コーヒー」で、ルアクが「ジャコウネコ」という意味。

ジャコウネコという名前からもうお分かりと思いますが、ジャコウネコの糞から採集された未消化のコーヒー豆から作られるあれです。

その味は、ジャコウネコの胃液や腸内細菌による発酵で独特の香りが加わり、ほのかにチョコレートとキャラメルの風味が加わるんだそう。

動物のフンから採集されるという量の少なさ、手間のかかり具合から、とっても希少で高価なコーヒーなので、国外で飲むとなると1杯で数千円というのが当たり前らしいです。

しかし、ここバリ島は生産の本場という事もあり、たったの500円程度で飲めてしまうんです。

普段コーヒーなんて飲みませんけど、まあ、せっかくバリ島に来たからには記念にという事で私も足を運ぶことにしてみました。

動物のフンの中から採集されるなんてばっちい気もしますが、当然ですが人間が飲んでも問題はありません。

気持ちの問題でしょう。

コーヒー農園「Lumbungsari coffee Kengetan

バリ島は、生産の本場だけあってコピ・ルアクを提供しているコーヒー農園が沢山。

今回私が足を運んだのがこの「Lumbungsari coffee Kengetan」。

ここでは、コピ・ルアク以外にも14種類のお茶の飲み比べができ、何年か前までは無料だったそうですが、2024年6月時点では有料となっていました。

ここが生産農場なので、実際にジャコウネコも飼育されており、その姿を見ることもできます。

もっとシュッと細長くイタチやフェレットのような姿を想像していましたが、タヌキのようにずんぐりとしていてどこかふてぶてしい。

コーヒーを栽培し、それをジャコウネコに与える。そして糞から採れたコピ・ルアクを観光客に提供する。

ジャコウネコの体から出てきたものが人間の体の中に戻り、また出される。

何とも奇妙な流れです。

あまり面白いものではありませんが、農園の片隅で焙煎されている現場を見ることも可能。

コピ・ルアクの味は?

この農園ではコピ・ルアクが55,000IDR=550円で飲めます。

日本の喫茶店のコーヒーの値段相場が500円前後と考えると、希少なコーヒーを、この値段で飲めるのはかなりお得なのではなかろうか?

さあて、うんこから採れたコーヒーのお味はどんな感じかと言いますと…

舌に残るような苦みがなく、酸味も少ない。あと、なんか全体的に薄い。

コーヒーは苦手で経験値は皆無に等しいのですが、コーヒーのクセが無くなって、逆に言えば際立った特徴もないような、なんかこう…、スッと喉の奥に流れ込む感じ。

ほのかにチョコレートやキャラメルのような味がするらしいが、そんな風味は感じられませんでした。もしかしたら、あまりにもほのか過ぎて分からなかったのかもしれません。

とりあえず、

コーヒーの苦みがダメな人でも問題なく飲めるのではないでしょうか?

という、当たり障りのないまとめ方をしておきます。

普段からコーヒーを嗜む人であれば、きっとその違いに感動したりもするのでしょうけど、私では感動どころか、美味しいかも分かりませんでした。

価値が分からない人間に高価なものを与えても無意味に終わる。

「猫に小判」ではないけど、さしずめ「豚野郎にコピ・ルアク」といったところでしょう。

あと付け合わせにバナナチップが出てきますが、私はバナナが大の苦手。

コーヒーが苦手な上にバナナも大嫌い。

少なくとも、こんな人間が来るところではありませんね。

良い思い出にはなりましたけど。

お土産に如何?

当然ここで生産しているので、お土産としてコピ・ルアクが販売されています。

それ以外にも、バリコーヒーやジンジャーティーなどいろいろ販売されています。

まあ当然、国外よりは安く買うことができるとはいえ、希少で高価なことには変わりありません。

1kgという大容量もあり、お値段なんと…

3,463,200IDR。

…まさかの3万円越え!

日本から東南アジアへの航空券よりも高いではありませんか!?

さすがにこんな高価なものを買う気にはならないし、家族へのお土産であれば粗悪品で充分な気もする。

しかし、私も血の通った人の子である。

この旅行の楽しい気持ちを少しでもお裾分けしたい。という事で、質は維持して量だけ減らしておきましょう。

コピ・ルアク、100g・400,000IDR

バリコーヒー、200g・175,000IDR

こちらのふたつを家族のお土産に購入しました。

一番安い100gであれば、多少悩む値段ですが4,000円で購入できるしかさばることもないので、お土産として買うには最適なのではないでしょうか?

おわり

正直、コーヒー自体殆ど飲んだことがないので、コピ・ルアクが美味しいかどうかまでは分かりませんでした。

しかし、大事なのは気持ちの問題!

ほとんどの人が飲んだことのない希少なコーヒーを飲むことができた。

この優越感に浸れただけでも良しとしましょう。

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