バリ島の夕陽の名所、海に浮かぶタナロット寺院【料金・アクセス方法・注意点】

こんにちわ。わらびです。

バリ島屈指の人気観光スポット「タナロット寺院」。

海に浮かぶ神秘的な光景と夕陽とのコントラスト。

条件次第ではありますが、もし見ることができたのならその感動的な光景は、バリ島観光で最も印象に残ることでしょう。

まあ私はそのいずれも見ることはできませんでしたけど。

この記事は2024年6月の情報に基づき作成されています。
※10,000IDR=100円

夕陽の名所「タナロット寺院」

バリ島の人気の観光名所のひとつ「タナロット寺院」は、海に突き出た岩の上に建てられた美しいヒンドゥー教寺院。16世紀、ジャワから訪れた高僧ニラルタによって建立されたとされ、海の守護神を祀っています。

「タナ」は「土地」、「ロット」は「海」という意味で、「海の中の土地」という意味を持ちます。

干潮時には岩場を歩いて近づけますが、満潮時には波に囲まれ、まるで海に浮かぶような神秘的な光景が現れ、特に夕暮れ時は、海に沈む夕陽とシルエットとなった寺院のコントラストは息をのむ美しさ。

バリ島を訪れるならぜひ足を運びたい絶景スポット。とりわけ夕陽に関しては確実に押さえておきたいところですね。

入場料

  • タナロット寺院の入場料・75,000IDR

※2024年6月

アクセス方法

タナロット寺院はデンパサール、クタ地区からだと約20kmほど。

いずれも直接アクセスできる公共の交通機関はないため、タクシーか車を借りてアクセスするのが一般的みたいです。

それでも、可能な限り安く行きたいという方は、トランスメトロデワタの[K1B]で終点の「Terminal Persiapan」で降り、そこからGojekを呼んでタナロット寺院へ向かうと30,000IDRほどで行けます。

  • デンパサール、クタ地区⇔タナロット寺院
    • Gojek60,000~80,000IDR
  • Terminal Persiapanデンパサール、クタ地区
    • 路線バス・4,400IDR
      電子マネーカード払い
  • タナロット寺院⇔Terminal Persiapan
    • Gojek・25,000~40,000IDR

往路もこの方法で行きたかったのですが、15:30くらいからバスを30分以上待っても来なかったので、泣く泣くクタ地区から直接Gojekでタナロット寺院へと向かいました。

タナロット寺院にはGojekを呼べない

タナロット寺院からGojekを利用して帰る場合の注意点。

バリ島では地元のドライバーの仕事を守るため、Gojekの利用が禁止されているエリアがいくつかあり、そのひとつがタナロット寺院。

で、この規制ルールというのが結構ややこしくて分かりにくいのですが、規制エリアを目的地にするのは良いけど、そこからGojekに乗ることはできないということ。

つまり、タナロット寺院までGojekで行くのは問題ないけど、寺院にGojekを呼ぶのがNGということ。

帰り道でもGojekを利用したいという場合は、寺院から歩いて5分くらいのところまでなら呼ぶことができるので、そこから乗り込みましょう。

下のマップの門あたりが規制エリアの境目でドライバーの待機場所になっています。

渋滞には注意!

タナロット寺院へデンパサールかクタ地区からアクセスする場合、特に夕陽を見に行く人には超重要な注意事項。

帰路に関してはどうでもいいとして、問題は往路。

タナロット寺院へ行く観光客の大半はサンセットを見るのが目的になるかと思われますが、大体その付近の時間帯になると渋滞に巻き込まれてしまい、最悪、日の入りには間に合わなくなってしまうというなんてことにもなりかねません。

16:00までならGojekの直行で間に合うという感じだったので、路線バスを利用するのであれば、それよりも30分から1時間ほど早く出発しなければなりません。

日の入り時刻

バリ島は、赤道直下ではありませんが、割かし赤道付近に位置しているという事もあり、年間を通して日の出日の入りの時間に大きな変化はありません。

バリ島の日の入り時刻は年中通して18:00~18:30となっています。

観光の様子

入り口から寺院までやたら遠いタナロット寺院。

この大きな割れ門から観光は始まります。

といっても、渋滞に巻き込まれもはや日没間際なので、夕陽を見たらそそくさと帰らなければなりません。

これがバリの人気観光スポット、海の中に浮かぶタナロット寺院…

なのですけど、残念ながら私が訪れた時は干潮だったので、海に浮かんだ神秘的な景観は拝むことができず。

それでも水が引いてるので歩いて寺院の目の前まで歩いて行くことが可能。

干潮時は海に浮かんだような景観は見ることができないけど、歩いて近づくことができる。

まあそこらへんは一長一短だと器用に自分を宥めすかし納得するほかありませんね。

岩の上に建てられた寺院そのものには入ることはできませんが、下の部分までであれば誰でも入ることが可能。

寺院の下にある洞窟からは聖水が湧き出ており、寄付することで僧侶からお清めしてもらえます。

自分はやっていないので分からないけど水をかけられるみたいです。

ちなみにこの聖水、海の上にあるにもかかわらず、湧き出ているのは淡水なんだそう。

不思議なもんですね。

寺院自体には入れないし、そもそもが小さいので近づいて写真を何枚か撮ったらやることが無くなってしまいました。

他の観光客たちも同じようで、みな水の引いた海岸を散策していました。

ここら辺は岩石海岸のため、波で浸食された岩が独特の地形を作り出しています。

さて、ここには夕陽を見に来た訳ではありますが、残念ながらこの日は空が雲に覆われ太陽すら見えません。

雲の薄い箇所がぼんやりとオレンジ色に染まりなんとなく日が沈んでいるのだなと理解できる程度。

多分この岩の穴から沈んでゆく夕陽を見るというのが人気なのでしょう。

綺麗な夕陽を見に来たが、この日はその願いは叶うことがない。

分かり切っていても諦めがつかないのか、暑い雲に覆われた西の空を、無駄と分かっていても見つめ続ける観光客たち。

一方私は、やり手の投資家並みの損切りの速さで寺院を後にします。

おわり

タナロット寺院の特徴である干潮のため海に浮かぶ光景も、曇り空なので綺麗な夕陽も見ることができず。

残念ながら、二つのうちどちらも見ることが叶いませんでした。

どちらか片方でも見れたのなら良かったのでしょうけど、タナロット寺院観光は、うまい落としどころを見つけることが出来ずに不完全燃焼に終わってしまいました。

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