こんにちは。わらびです。
ネパールの次にやってきたバングラデシュ。
世界一の人口密度や列車の上に人が乗っているあの国です。
事故で手足を失った人や生物が住めないような汚水で口を濯ぐ人。
想像を絶するドン引きエピソードなど色々経験することになります。
まずは、ダッカ空港でアライバルビザを取得する方法について紹介していきます。
↓空港から市内への移動方法↓
この記事の情報は2024年2月時点でのものになります。
アライバルビザの取り方
陸路か空路でバングラデシュに入国する場合アライバルビザの取得が可能。
日本人は無料で発給できます。
コロナ禍で一時期発給が停止されていたようですが、2022年から発給が再開されました。
この発給条件、実はちょくちょくルールが変わっているようで、私が訪れた2024年2月では条件がかなり厳しくなっていました。
今まで多くの国に渡航してきましたが、その中で最も断トツで厳しい条件でした。
必要なもの
バングラデシュのアライバルビザを発行するのに必要なものは以下の2つ。
- 出国用の航空券
- 滞在期間中の全てのホテルの予約証明書
どちらも印刷して提出し、ホテルの予約証明は英語である必要があります。
バングラデシュから陸路でコルカタへ抜ける人もいるかと思いますが、その場合でも必要みたいです。
気を付けなければならないのが、ホテルの予約証明は最初に宿泊する場所だけではなく、滞在期間中の全ての日数分必要になります。
例えば、
1月1日に入国し1月30日に出国するとしたら、30日分の予約証明が必要になり、1日でも足りない場合ビザは発給されません。
書類に不備がある場合でも空港内の施設で印刷可能。無料のWiFiもあるのでホテルの予約も可能です。
ビザの有効期間
バングラデシュのビザは最長30日まで。
ただし、ビザの有効期限は出国用の航空券の日付までになります。
ビザの発給場所
ダッカ空港でアライバルビザを取得するには専用のカウンターがあるのでそこで行います。
イミグレーションへ向かう途中に「VISA ON ARRIVAL」と書かれたカウンターがあるので簡単に分かるかと。
ここで入国審査も完了するので、その後のイミグレーションはスルー可能。入国カードを記入する必要もありません。
ITセンターの場所
書類に不備があった場合の生命線、必要書類を印刷してくれる「ITセンター」。
ITセンターといっても、コピー機が置いてある売店です。
場所はアライバルビザカウンターの右にある階段から2階へ登った先の待合ホール。
分かりにくい場所にありますが、利用者が多いので職員にも場所を認知されています。
利用料は1枚当たり100円以上と非常に高価。
ここで印刷できなければ入国拒否になるのを知っててこの値段設定なのでしょう。
2024年2月の状況
バングラデシュのアライバルビザに関して、Xでは割と簡単に取得できた旨の情報がいくつか上がっていました。
しかし、私が訪れた時は信じられないくらい厳しく、中国人団体客がいたというのもあり、取得まで4時間もかかってしまいました。
事前に調べた限りでは、
帰りの航空券と最初に宿泊するホテルの予約証明を印刷し提出する必要があるが、航空券がなくても発給されたという情報もありました。
一応、航空券と最初に宿泊するホテルの予約証明は印刷して行きましたが、いざ行ってみると、滞在期間中の全日程分のホテルの予約証明を求められました。
係員によって違うのかとも思い、3つあるカウンター全てに並んでみましたが、みんな同じ対応。
最初のホテルというのはよくある事ですが、全日程分というのは聞いたことがない。
無くはないけど、モザンビークで賄賂を要求するための方便としてあったくらい。
こんな条件聞いたことなんてないし、まあこれが原因で、多くの人が立ち往生しているみたいでした。
幸い無料のWiFiがあったので、その場でホテルの予約を済ませ、ITセンターで印刷。
4時間かけてなんとか入国できました。
ホテルの予約証明書は一日でも不備があり、用意できない場合、ビザは発給できず入国拒否となります。
正直、ここまで厳しいのは初めて。
まとめ
- アライバルビザの取得条件(2024年2月)
- ビザの料金は無料
- 出国用の航空券
- 滞在期間中の全日程分のホテルの予約証明
- 全て印刷して提出
バングラデシュのアライバルビザの取得条件はとにかく厳しい。
もしかしたら、今は条件が変わっているかもしれませんが、スムーズに入国したいという人は、予め全日程分のホテルの予約証明を印刷してから行きましょう。
それと、書類に不備があった場合入国拒否になるので、その場でホテルの予約や印刷ができるダッカ空港以外からの入国も控えたほうが良さそうです。