クルナからモングラへ、シュンドルボンツアーのしつこい客引きに遭遇

こんにちわ。わらびです。

今回でバングラデシュ観光の記事は最後。

シュンドルボンへ行った時の記事になります。

シュンドルボンとは?

シュンドルボン(Sundarbans)」は、インドとバングラデシュの国境にまたがる広大なマングローブの森林地帯。

世界最大のマングローブ林として知られ、その面積は約10,000平方キロメートルに及びます。

この地域には、ベンガルトラやクロコダイル、マカクザル、イルカ、様々な種類の鳥類など、多くの野生動物が生息しています。

特に、シュンドルボンに生息するベンガルトラは「シュンドルボンのトラ」として知られ、潮の満ち引きやマングローブの中での狩りが見られることでも有名なんだそうです。

バングラデシュ側から観光するには、モングラという街からボートをチャーターするのが一般的。

まあ結局、行けなかったんですけどね。

アクセス

シュンドルボンへは、モングラという街からボートをチャーターして観光出来ます。

クルナからモングラへ向かうには、街の南東にあら「バスターミナル」から、バスに乗って向かいます。

バゲルハットに行く場合もここから。

クルナのバスターミナルは、川の向こうにあるので、船で渡って向かいます。

モングラまでの料金は、行きが90BDT。

帰りは100BDTでした。

モングラへ到着

モングラに到着し、バスターミナルから川の方へ向かうと早速ツアーボートの客引きが。

こんな所にやってくる外国人なんて、マングローブツアー目当ての観光客くらいなのだろう。

最初の言い値は、一隻6,000BDT 。

全く情報がないので、高いんだか安いんだか分からない。

でもなんか高いし、騙されている気もする。

他にも船があるので、別の所で聞いてみたら一隻3,500BDTだそう。

それでも高い…のか?

もともと、他の観光客と料金を折半する腹積もりでしたが、今は水量の少ないオフシーズン。

ただでさえ外国人観光客が来ないのに、バングラデシュ人の観光客すらやって来ません。

干上がったマングローブ林に高い料金払っていくのもな…

そもそもそんなに現金を持っていない。

値下げもできそうでしたが、一度嘘を吐いた相手の言うことはこれ以上信用できない。第一印象が最悪なので、どう頑張ろうともまともな関係が構築できるはずもなし。

とりあえず、川の対岸へと渡ってみます。

対岸にもツアーの客引きが何人かいたけど、信じられないくらいしつこくつきまとってくる。

無視して歩いても、何百メートル歩こうが、どこまでも徹底的につきまとう。

どう考えても正気の沙汰ではないし、真っ当とは言えない。

エチオピアアディスアベバで遭遇したクズと同じくらいしつこい。

このままどこまでもついてくるのではないか?

そんな心配を他所に、ここは膂力に物を言わせ、軽くどついて撃退。

…ふうっ、やっぱり筋肉って偉大。

バングラデシュの年配の方は、人間よりは動物に近いので、こうして犬猫を躾けるように対応する必要がある。

客引きが気持ち悪いし観光する気はとうに失せた。

マングローブ林は諦め、モングラを街ブラして帰ることに。

といっても特に何か面白い場所がある訳でもない。

モングラの近くには鵜飼の漁を見学できる場所もあるそうだが、行ったところで見れるかどうか分からない。

川沿いを歩いていたらまた客引きがつきまとってくる。

本当にしつこい。

角からクラクションを鳴らしながら出てきたバイクとバイクがぶつかる。

お互いに相手が止まると思いクラクションを鳴らしてるのだろうけど…

お前らバカじゃないの?

相変わらず誰も交通ルールは守っていないけど、モングラは人口密集率は高くないので、そこまで危険はない。

ダッカと比べたら遥かにマシ。

逆に、地方からダッカに出てきた人は、あの地獄のような無法地帯に対応できなければ淘汰されてしまうのだろう。

川沿いの遊歩道。

ここまで来るとバイクも滅多に来ないし、たまに自転車が通る程度。

平和である。

再び対岸へ戻るのに、平べったい道路のような船を利用。

モングラでは川に橋が架けられていないので、車両は専用の運搬船で渡るみたい。

川幅が広いし、ここを通って海に向かう大型船舶もあるだろうから、こっちのほうが合理的。

バングラデシュではやたら救急車が多い。

クラクションがわりにサイレン鳴らしながら走っているのをよく見かけます。

ただし、誰も道を譲らないので結局意味はない。

おわり

バングラデシュ観光の最後は特に何もせずに終了。

次は、一度ダッカに戻り、飛行機にてインドのコルカタへと向かいます。

さらばバングラデシュ。

もう来ることはないし、来たいとも思わない。

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