ドバイ最先端の観光スポット!世界一大きな額縁「ドバイ・フレーム」

コンニチワ、わらびです。

ドバイには世界一の高層建築「ブルジュ・ハリファ」やヤシの木を模した人工島「パーム・ジェベル・アリ」など、富を象徴するかのようなスケールが桁違いの人工建造物がいくつもあります。

今回は、ドバイの新たなランドマークとして話題を呼んでいる「ドバイ・フレーム」に訪れた時の様子について紹介していきます。

ドバイの新名所「ドバイ・フレーム」

ドバイの街中にそびえる黄金に輝く巨大な額縁…、のような謎の建造物。

高層建築や変わったデザインの建築物が多いドバイの中でも、否が応でも目を引くこちらの「ドバイ・フレーム」。

高さ150mのツインタワーを橋で連結し、巨大な額縁をモチーフにした奇抜な建築は、オランダの建築家フェルナンド・ドニスによりデザインされ2018年にオープンしました。

額縁の形をした世界最大の建造物」としてギネスに登録されていますが、無論こんな大きな額縁にピッタリ収まるような絵は存在しません。

この巨大な額縁は、昔の風景が残るオールドドバイ地区とドバイの発展を象徴するニュードバイ地区の両方を眺めることができ、ドバイの過去と未来をこの大きな額縁で映し出しているんだそうです。

ニュードバイ地区
オールドドバイ地区

ドバイ・フレームが作られた理由

ドバイの街中にそびえる巨大な額縁。

実物を目の前にするとそのスケールと異質さに圧倒されてしまいます。…が、冷静に考えると「何でこんなものを作ったの?」と思うかもしれません。

2本のタワーは内部にエレベーターが通っているだけで最上部の展望デッキもそれ以外の役割はありません。テナントも入っておらず居住空間も皆無。

驚くほど「巨大な額縁(展望台付き)」以外の何物でもないドバイ・フレーム、本当に何のために建てられたのか疑問しか湧いてきませんが、これはドバイの観光客誘致のプロモーション事業の一環として建築されました。

ブルジュ・ハリファしかり、ドバイではド派手で奇抜な建築物を作ることで、それを世界に対してアピールし観光客を集めているんです。

特にドバイは「世界一の○○」というのに力を入れておりそれらはギネスにも登録されています。

ドバイの世界一シリーズ
  • 世界一の高層建築
  • 世界で最も高いプール
  • 世界最大の噴水
  • 世界最大の観覧車
  • 世界最大の花の彫刻
  • 世界で最も高いホテル
  • 世界で最も高いウォータースライダー

本当に挙げればきりがなく500個近いギネスを保有しています。

世界一の目だちたがり屋さんのドバイ。

ドバイ・フレーム観光

初めてこの建造物を知った瞬間からドバイでは絶対に行ってみたい所となっていました。

まんまとドバイのプロモーション戦略にはまってしまっていますねコレは。

もうびっくりするくらい額縁以外の何物でもないドバイフレーム、実用性皆無でデザイン性のみに重点を置いた近代建築の極み。Googleマップで建築物の分類は「記念碑」となっています。

形態としては自由の女神像とかそっちに近いのだと思います。

近くで見ると表面は蚯蚓腫れ見たくなっています。ちょっとキモいかな?

ドバイフレームのスカイデッキへの入場料は52DH、約2000円でした。(2023年3月)

ブルジュ・ハリファが8000円くらいするので、安いように思えますが展望台に上るだけでこの値段。

普通に高いのかな?

ドバイフレームのコンセプトのひとつである、「ドバイの過去と未来」。入場口からエレベーターまでのわずかな間にはドバイの過去の様子を模した博物館があります。

正直これといって面白いものはなく、皆さんスルーしていました。

そしてここが150mの高さの展望でデッキ、これがドバイフレームの全てになります。

エレベーターと展望台、信じられないかもしれませんがそれしか内部には無いんです…

靄がかかっていますが、ニュードバイ地区の方角には世界一高い建造物「ブルジュ・ハリファ」が見えます。

ブルジュ・ハリファのせいで分かりにくくなっていますが周辺のビルも300mを超えるような高層建築ばかり。必要なので建てるのではなく、とりあえず目立つから大きなビルを建造する。

ドバイってそんなやっべー所。

オールドドバイの方角を見ても手前にあるビルやらなんやらのせいでよく見えません。

高い所から地上を見下ろすと「人がゴミのようだ」なんていう人がいます。

これは日本人独自の感性というか決まり文句なのでしょうが、少なくとも働いていない自分が一番ゴミだと肝に銘じておきたいところですな。

高い所の定番といえばこの足元のガラス。

で、こういう所に乗った時の定番といえば、横から足を伸ばしてガラスを踏みつけてビビらせるイタズラ。東京タワーなどではよく見かける光景ですがここでも皆さんやっていました。

こういうのって万国共通なんでしょうね。

皆さん恐る恐る足元をのぞき込んでいますが、この子なんかは飽きてガラスの上での転がり始めてしまいました。

覚悟が決まっています。

高い場所から景色を眺めるだけ、内部には特に何も無いので30分くらいで帰りました。

基本情報

名称ドバイ・フレーム
アクセスドバイメトロMAX駅かADCD駅から徒歩15分
営業時間9:00~21:00
入場料52DH(2000円)

おわり

ドバイ最先端の観光スポット「フレーム・ドバイ」…、といってもマジで展望台以外の何物でもなく2000円分の価値があるかというと、当然それは人によりけり。

たかだか展望台に2000円も払うなんて馬鹿らしいと思う方がいるかもしれません。

ですが、「ナントカと煙は高い所は高い所が好き」という言葉があるように、私は馬鹿なので「ナントカ」の部分が何だったか忘れてしまいましたが、人から煙たがれる方や煙に巻く人なんかにはおススメなんじゃないかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です