こんにちわ。わらびです。
今回は、カトマンズの美味しいレストランを一挙大紹介!
有名店から偶然見つけたローカル店まで、ちょっと分かりにくい場所にあるお店ばかりだけど、どこも食通気取りの私が自信をもってお勧めできるお店です。
この記事の情報は2024年1月時点での情報になります。
もくじ
カトマンズのレストラン
カトマンズの美味しい店は何故か奥まった路地にある。
通りを歩くと、派手な装飾に大音量の音楽を鳴らしている店も目に入るが、どれも観光客向けの高い店ばかり。
地元の人たちも良く通うお店ともなると、人の家の敷地のような狭い通路を抜けた先のわずかな隙間に「えっ、ここお店なの⁉」という感じであったりもする。
道も分かりにくく、入るには少し勇気がいるような場所ばかりだけど、地元の人に愛されるだけあって味は確かで何より安い。
さあ、恐れることなかれ。美食の待つ魅惑の路地裏へとご招待。
Thakali Bhanchha Ghar
タメル地区にあるダルバートの名店「Thakali Bhanchha Ghar」。
ネパールでは料理上手として知られるタカリ族。その「タカリ」の名を冠する、つまりは美味しいお店ということ。
有名なお店というだけあって他と比べると少し高め。
マトンタリーセット540NPR。
味付けもしっかりしていてかなり美味。お値段分、いやそれ以上の価値があります。
ダルバートといえば、メインの肉以外はお替り可能となっています。しかし、ここの料理は元の量自体が多いので1人前でも充分お腹いっぱい。
気を抜いているとスタッフが隙をついておかわりを盛り付けるので注意。
Paru Thakali Kitchen
「Paru Thakali Kitchen」。
洒落た店内とは裏腹に場所が分かりにくく、行くのを諦めかけました。こちらも料理上手のタカリ族が手掛ける美味しいお店。
お店の場所は、お土産物屋の並ぶ通りの奥にある階段を登った先にあります。
チキンタリー、540NPR。
このお店のタリーも品数が豊富でなかなかボリューミー。
やはりというか、ネパールではそれが普通なのか、食べ進めていくうちに店員さんがお替りを持ってくる。それでも美味しいので何やかんやで食べきれてしまう。
心なしかネパールでは増量した気がする。
pasa newari kitchen
名前の通りネワール料理を提供するお店「pasa newari kitchen」。
チキンカナ480ルピー。
バッフカナ450ルピー。
何故かネパールでは牛肉よりも鶏肉の方が高い。貴重なのかな?
ダールがしっかりとした味付けでご飯との相性も抜群。特にこのお店の青菜の炒め物は自分好み。
食べ過ぎだとはわかっていても、美味しいのでついついお替りして食べてしまう。
お店の人の対応もよく次々とおかわりを運んできてくれる様子は、久しぶりに帰った実家のよう。カトマンズ滞在中は何度も足を運びました。
もうお腹いっぱいだと断ったところで、次々とお替りを盛り付けてくるのでしっかり断ることが重要。
ネワーリ族の伝統的な蒸し菓子「ヨマリ」。ひとつ80NPR。
ヨマリの中には餡が入っており、白餡か黒案の2種類があります。
注文したのは黒案でゴマ風味のシャリシャリとした食感。そこまで甘くない不思議な味。
弾力のある皮に包まれたヨマリは押すと穴から湯気が噴き出し、アヒルのおもちゃのように元に戻ります。
割と大きいので、ダルバートをおかわりした後に食べるのは少々つらいものがある…
Yangling Tibetan Restaurant
タメリ地区にあるチベット料理の有名店「Yangling Tibetan Restaurant」。
ネパールの麺料理といえばトゥクパですが、チベットで麺料理といえば平たい麺を使った「テントゥク」。平べったい四角い麺で、ワンタンの皮のような食感。
具材の旨みの溶けだしたスープは濃厚で美味。チベットの厳しい気候で生まれた体を温める合理的な料理です。
青唐辛子の酢漬けと唐辛子のペーストが付いてくるので、これを使い味の変化を楽しみながら頂きます。
酢漬けはそこまで辛くないので漬物感覚でも食べれます。
カリッと揚げたモモ。テントゥクに飽き足らずこちらまで注文してしまいました。
これじゃあデブまっしぐら。
モモはネパールの代表的な料理のひとつですが、こちらも実はチベットが発祥だとされています。
少しお行儀が悪いかもしれないが、このお店では揚げモモをテントゥクのスープに浸して食べるという方法を思いつきました。
せっかくのカリカリ食感が台無しだとお怒りになる方もいるかもしれない。しかし、思いのほか美味なので是非とも試してみて欲しい。
Bhedasingh khaja ghah
ニュージーランドの人気YouTuberが紹介したことで有名になったローカルレストラン「Bhedasingh khaja ghah」。
立地がなかなかに凄く、長く細いトンネルを抜けた先にある民家の間を利用して作られたTHE隠れた名店。
ひとりで足を踏み入れるにはかなり勇気のいる場所。
一見すると本当に店かも怪しい見た目だけど、ちゃんとメニュー表もあるのでご心配なさらず。
カトマンズでは、トンネルを抜けた先にあるのは雪国ではなく美味しいお店なのである。
普通にこのお店のことを知らなかったら、まず入ろうとは思わないような佇まい。
エッグパラタ、150NPR。
安くて美味しいメニューが中心となっています。
yummy laphing center
パタンのダルバール広場のすぐ近くにある「yummy laphing center」。
食通気取りの私がカトマンズでは最もおすすめするお店になります。
似たような名前のレストランが密集していますが、お店があるのは画像の青いゲートをくぐった先。人の家のような感じで入るのに少し戸惑うような場所。
泊まっていたホテルから5km以上離れていたにも関わらず、そのあまりの美味しさにわざわざバスに乗ってまで通ったほど。
ネパールで食べた中では特に印象に残っているのがここの料理。
詳しくは別の記事に書いてあるのでそちらをどうぞ。
Old Everest Mo:Mo Center
大通り沿いにあるので簡単に見つかるモモの専門店「Old Everest Mo:Mo Center」。
料金は先払い方式で、モモの専門店なのでメニューは強気のモモ一択。
10個で140NPR。
普通のモモはピリ辛ソースに付けて食べるのが一般的ですがここのお店では香草を混ぜた酸味のあるスープをかけて頂きます。
スープはおかわり可能となっています。
皮を割って中にスープを流し込んで食べるのがおすすめ。
一食分には少し足りないので、観光をして小腹が空いた時に丁度良い感じ。
newa momo restaurant
路地の先にあるローカルレストランでありながら、外国人もよく来る「newa momo restaurant」。看板が無ければ普通に人の家。
トリップアドバイザーでは高評価を得て有名みたいです。
ローカルレストランでありながら品数はかなり豊富。お店一押しのモモ系はポテトチーズやチョコレートなど変わり種も取り揃えています。
マッシュルームチーズモモ、200NPRとベジトゥクパ150NPR。
大分ローカルなお店なのでお皿とかは結構年季が入っていますが味は確か。場所も相まって人の家で食べるような安心感のある食事。
普通のモモに飽きたという方は是非。
おわり
土地が少なく建物が密集したカトマンズゆえに、路地の奥や民家の間など訳の分からない場所にあるお店も多くあります。
なんかこう、隠された路地裏の財宝的なそういうあれ。
上手い例えが浮かばないけど、勇気を出して踏み出した先には美味しい料理が待ち受けているはず。