山の中なのに魚が特産品?サパの名物山育ちのサーモンを食べに行こう

こんばんわ、わらびです。

山の中なのにサーモンが名産のサパ

さかなクンやお魚情勢に精通している人であれば驚くほどのことではないでしょうが、普通の人からするとびっくりするまで行かないにしても疑問に思う事でしょう。

とりあえず今回は、サパの新たな名物であるサーモン並びに、美味しい料理を提供しているレストランを紹介していきます。

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この記事は2024年5月の情報に基づき作成されています。

サパの名産サーモン

ベトナム北西部の避暑地サパ。

ホアンリエンソン山脈に囲まれ棚田の美しいこの地は、当然立地的には海とは無縁なのだがサーモンが特産品という事をご存知だろうか?

何で海のない地域でなんでサーモンが特産品なの?

と思うかもしれない。

まあ当然これにはきちんとした理由があって、これからそれを説明しようと思う。

なので、どうにか逸る気持ちを抑えてほしい。

では説明しよう!

従来、サーモン、鮭といえば寒い地域の特産品。ぱっと思いつく限りでは北海道やノルウェーなんかが有名ですね。

お分かりの通り、サーモンは寒い地域が育成に適し、水温が20℃以下の環境でしか生息できません。

つまり寒冷気候地以外だと、サパのように標高が高く気温の低い場所は、サーモンの養殖にはピッタリという訳。

実はこれ、ベトナムだけに限ったことではなく、日本などでも、山の中でサーモンが養殖されています。

以前訪れた南アフリカの内陸国レソトでも、寒冷な気候を活かし魚の養殖業が行われています。

サパではサーモン養殖の本場である北欧の養殖技術を取り入れ、清らかで冷たい山水を利用し、これにより、臭みがなく引き締まった肉質の魚が育ちます。

よくわかりませんが、サステイナブルな養殖方法を採用し、環境への配慮も忘れていないそうです。

山の奥で養殖された新鮮なサーモンは、今やサパを代表する名産品の一つとして親しまれています。

ところでこれは、海の幸と山の幸、一体どちらになるのでしょうね?

サーモンを食べるならココ!おすすめのレストラン

サパで名物のサーモンを食べてみたい!

しかし、ここで大きな問題がひとつ。

サパのお店でサーモンを頼むとなると、基本的に複数人向けの分量で提供されていることがほとんど。

私のように独りぼっちで行く場合は2,3人分を注文することになってしまう。

大食漢やサーモンが大好物な人であれば、さしたる問題ではないでしょう。

しかし、大半の方々は、別にサーモンが大好物でもなければ大食漢でもない。何より、フードロス問題に真摯に向き合う者としてお残しなんてできようはずもない。

という訳で今回は、ぼっちでも気兼ねなくサーモンを食べられるような、一人前から提供しているお店を紹介しよう。

わざわざもったいぶるようなものでもないので、さくっと紹介しますが、件のお店とはこの「Chợ Tình Quán」。

町の中心、サパ湖の南湖畔にある好立地のお店。

一見すると観光客向けのお店のようにも見えますが、客層はベトナム人観光客や現地の人が多くを占めています。

少なくとも味に関しては信頼できそうです。

サーモンといえば火鍋!

メニューは一通りサパの名物料理が取り揃えられ、サーモンと並び有名な馬の鍋「タンコ」や、サーモンに続き新たに養殖が開始されたチョウザメなんかも提供されています。

サーモンは生食用の刺身もありますが、サパでサーモンを食べる場合一般的なのが鍋料理。

サパも含めベトナム北部は中国が近いという事もあり、まあ何より普通に寒いので、食文化的に鍋料理、いわゆる火鍋が浸透しています。

サーモンホットポット。一人前で300,000VND=1,800円。

ベトナムの物価からするとちょいと高い気もしますが、鍋料理は得てして高価なものである。

あとサーモンの量は一人前だけど、大量の野菜や豆腐、締めのラーメンまでついてくるのでかなりの量になります。

サパで採れた新鮮野菜。

正直、これだけで二人前くらいの量はありそうです。

まさかのパイナップル入り…

サパは文化圏的にも中国の影響が強い地域。

そのせいなのか、酢豚よろしく鍋にパイナップルが入っています。

スープに酸味とほのかな甘みが良い感じにあれこれされるのでしょう。

今更酢豚にパイナップルがどうとか言うつもりはないけど、鍋にパイナップル…、

これは本当に解せない。

パイナップルはパイナップル単体で、デザートとして食べたいものである。

山育ちサーモンのお味は?

鮮やかな赤色だったサーモンの身は、スープに浸し熱を通すと桜のように薄く淡いピンク色になります。

スープに入れたおかげで適度に脂が溶け出し、薄切りなので柔らかな口当たり。

スープにパイナップルが入っていたので、いったいどうなることやらと思っていましたが、味に大きな影響は無い模様。

確かに、軽く酸味はあるものの、トマトも一緒に入っているのでむしろそちらの風味の方が強く出ています。

影響が無いのであればいっそ入れる必要はなかったのでは?

とも思いましたがそんな野暮は無しにしましょう。

サパで養殖された山育ちサーモンは、口に入れた途端とろけてしまう…、とまではいきませんが、とても軽い歯触りで身の筋から簡単に崩れていきます。

柔らかくも引き締まった身を噛みしめると、サーモン本来の風味と染み込んだスープが調和し口の中に広がっていきます。

生まれも育ちも全然上品ではないので分かりませんが、恐らく、こういうのを上品な味とでもいうのでしょうか?

サーモン自体は比較的淡泊な味わいですが、スープが染みわたりしっかりとした味がする。

脂も程よく溶け出し、全然しつこくないのでいくらでも食べれてしまいそう。

サーモン経験値はそれほど高くはなく、せいぜい寿司のネタくらいでしか食べない私でも、これは美味しいと断言できる味。

山育ちサーモンの新たな可能性を思い知ることとなりました。

おわり

山育ちのサーモンで作った美味しい鍋料理。一人前とか言いつつ、実際には二人前くらいあり、さすがに量が多すぎたので野菜は余ってしまいました。

フードロス問題に真摯に取り組む者として、これは不甲斐ない。

それでも、魚類の新たな産業の可能性を示したサパのサーモンに幸あれ。

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