アムリトサルからラホールへワガ国境越え【両替レート・ラホールへ最安値で行く方法】

こんにちわ、わらびです。

1か月半のインド旅行を終え、次はパキスタンへ突入です。

閉鎖セレモニーを見たワガ国境からのエントリーになります。

この記事では、国境の越え方やラホールまで安く行く方法など、珍しく役立つ情報が載っているのでお見逃しなく。

意識高い文章もあるヨ♪

この記事の情報は2023年2月時点のものになります。

アムリトサルからラホールへ

アムリトサルからラホールへ陸路での国境越えになります。多くの旅行者が使う割と定番のルートです。

アムリトサルからワガ国境までのアクセス方法はいくつかありますが、今回利用したのはローカルバス。

これも割とみんな使う方法ですね。

バスでアタリまで

まずは、アムリトサルのバスターミナルから国境の手前の「アタリ」行きのバスへ乗ります。

バスは23番のプラットフォームから出発し、料金は40ルピーでした。

案内板にも英語で「ワガボーダー」と書いているので間違うことはないと思います。

三輪車でイミグレーションへ

バスは国境の3km手前で終点。

ここから2km先にあるイミグレーションまでは三輪車で行くことになります。

三輪車の料金相場は50~80ルピー。

今回はこちらのドライバーにお願いしました。

文字通りこの道数十年の大ベテラン。誰よりもワガ国境を知り尽くした、いわばワガ国境の歴史そのもの。

まだまだ若い者には負けない、衰えた体力は技量でカバーするという雰囲気が漂っています。

ベテランの頼もしい背中を見ながら10数分。

イミグレーションへ到着、インドルピーが余っていたので100ルピー支払いました。

イミグレーション

イミグレーションからの写真はありません。

他の方のブログでは、荷物検査が厳しくバックパックから荷物を全部取り出したなど、情報がありますが、自分の時はX線検査と犬が匂いを嗅いでおしまいでした。

強いて言えば、X線検査のコンベアにカバンの紐が巻き込まれ、大声を出して助けを呼んだくらいしかありませんでした。

荷物検査と出国審査が終わると、バスで1km先の国境まで向かいます。

いよいよパキスタンへ

バスを降りるとそこはワガ国境だった…

というかそうじゃないと困る。

セレモニーで一度来た場所。

とうとうやって来たこの瞬間、1か月半滞在したインドともお別れ。

特にこれといって感慨深いものは無し。

私は意識低い系トラベラーなので、こういう時エモーショナルかつ「出会い」「経験」「刺激」「成長」など、とりあえず文中に入れておけばそれっぽくなる言葉を使用した文章は書かないのである。

………

……

…思えばインドでは様々な出会いがあった。

踏み入れば、スマートフォンの小さな画面で見た地図のスケールでは分からなかった世界が広がっていた。

街を歩けば、ガイドブックのページをいくら捲っても書かれていない人々の暮らしがそこにはあった。

人に出会えば、ネットに載っている情報からでは伺い知ることのできないインド人の姿があった。

自分の今までの常識が打ち砕かれるような、はたまた生まれたての赤子のように見るものすべてが真新しい。

長い歴史を持ち世界一人口の多いインド。ここでは古いものは埋もれていくことはない。

新たなものが生まれ積み重なり混ざり合いまた何か別の物へと生まれ変わる。

数限りない未知の文化。少し危険な魅力とカオスを内包する渦の中にわずか1カ月半だが飛び込み、揉みくちゃにされ、時に涙を流すこともあった。

だが、それらの経験が自らの成長に繋がったのは言うまでもない。

どこがどう成長したとか具体的には述べることが出来ないが、まあそういう事である。

私は正直なので思ってもいないことを口にすることまずはない。要はお世辞を言うことが無いのである。

そして、私はインドという国は決して好きではない。これから好きになることも無いと断言できる。

例えば、うっとおしい客引きにぼったくり、牛糞の転がる臭い路地に世界最悪の大気汚染…、挙げれば数限りない短所。

本当に不思議なことだが、日本で生きていたらまず体験しえないそれらは、自らの好奇心を刺激し、更なる深みへと誘う。

くどいようだがもう一度言わせてもらおう、決してインドが好きという訳ではない。

分かっているのだ…、インドという国は日本の恵まれてきた環境で生きてきた人間には過酷すぎるというのは。

だけどきっと戻ってくるだろう…

なぜならそれがインドだから。

世界一周してる人たちがこういう文章を最後に書きますよね。中身のないペラッペラの長文。

このゲートの先がパキスタン。

許可さえとれば問題なく写真撮影ができました。

ばいばいインド。

そして、初めましてパキスタン。

これからよろしくね。

パキスタン入国後

さて、ここからパキスタンです。

ここからはラホールを目指す人が多いかと思います。かくいう自分もそのひとり。

国境での両替について

国境にはATMが無いので、パキスタンルピーを手に入れるにはここでの両替になります。

それしか手段が無いのを良いことに両替レートは非常に悪く手数料が2,3割程度。

しかし、ここでパキスタンルピーを手に入れないと、この先にあるローカルな移動手段を使うことが出来ません。(タクシーはドル払い可能)

一番レートの良い人でも手数料が1割でした。もう使うことが無いので余っていたインドルピー3000円ほど両替しました。

パキスタンの入国審査で恋人ができる

ネットに書いていたパキスタン人にはゲイが多いという情報。パキスタンに限らず、イスラム圏では男性も少なからず性的な対象に見られることが少なくありません。

そしてパキスタンの入国審査の人からもちょーっと怪しい雰囲気を感じたので、自衛のために架空の恋人を作っちゃいました。

名前はサクラさん。北海道に住んでいます。

写真を見せてとか言われましたが、残念ながらサクラさんはとてもシャイ。なかなか写真を撮らせてくれないんですよね。

それどころか、私の前にすら姿を現すことの無い恥ずかしがり屋。

ラホールまで安く行く方法

国境からラホールを目指します。

移動手段はタクシーか現地の「チンチー」という三輪バイク。

こういうやつ、見た目のイメージ的にケンタウロスと呼んでいました。

タクシーで直接ラホールへと行く場合1000円以上しますが、現地の人とシェアして安くすることも可能だそう。

で、多少時間がかかってもいいから、とにかく安く行きたいという方はチンチーを使って「Jallo Mall」を目指します。40パキスタンルピー(20円)

ジャローモールでは他にもチンチーがたくさん待機しているので、ラホール行きのチンチーに乗り換えます。ここでも40パキスタンルピーでした。

ラホールへ行く人の中には、「リーガルインターネットイン」か「ラホールバックパッカー」に宿泊する人も多いかと思います。

私もそうです。

で、その場合は街の中心までチンチーで行かず、地下鉄駅「Dera Gujjran」まで行き、そこから地下鉄に乗り換えるのが一番簡単です。

降車駅は「GPO」、料金は30パキスタンルピー。

駅からホステルまでは10分ほど歩きます。

国境からラホールまで10km、合計55円で来れました。

おわり

今回紹介したのが、アムリトサルからラホールへ行く移動方法の中では最安値かと思います。

インドもパキスタンも全体的にかなり物価が安いので、そこまで節約するのも馬鹿らしいですが、爪に火を灯すような旅行スタイルの方は参考にしてみてください。

そしてとうとう始まるパキスタン旅行。未知の国に高鳴る胸、ちなみにこの時まだ腸閉塞を患ったまま。

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