【過去の振り返り】エレバンにある謎の地下神「レボンの聖なる地下」

アルメニア

こんにちは、わらびです。

現在、アルメニアのエレバンに滞在しイランビザの申請中です。

2022年12月に日本を発ちインドパキスタン、ドバイ、オマーン、アゼルバイジャン、ジョージア、そして今いるアルメニアと来ております。

まだインドの記事を書いている最中ですがなかなかに飽きてきました。

という訳で、たまには息抜きとして以前の旅行の振り返りでもしようかなと思います。

記念するべき一発目は、現在滞在中のアルメニアでも特に印象に残った「レボンの聖なる地下」という場所。

エレバンでは非常にマイナーで日本人にはほとんど認知されていない激レア観光地です。そもそもアルメニア自体に訪れる日本人が少ないですが。

謎の地下神殿「レボンの聖なる地下」

皆さん、突然ですがこの画像を見てください。

これ何だと思います?

これは「レボンの聖なる地下」と呼ばれ、エレバン郊外のアリンジという村の民家の地下にあります。

突如として地下に現れる謎の神殿。隣国トルコには迫害されたキリスト教たちによって地下都市が築かれ未だ未発見のものも多くあります。

ここもその一つなのでしょうか?

気になりますよね。

とりあえず、過去の旅行の振り返り初投稿は、~エレバンの謎の地下神殿、そのルーツを解き明かす~です。

こうご期待

地下神殿の全容を紹介

地下神殿観光のはじまりです。

場所はエレバン郊外なのでアクセスはすこぶる悪いですが、車を買って旅行している日本人に同行させてもらいました。

何の変哲もない路地を歩いていくと突如このような看板が、

Levon’s Divine Underground

ここが今回の目的地のレボンの聖なる地下です。

チャイムを押すと家主らしき女性が出てきます。

地下を見たいと伝えると娘さんらしき女性がやってきて案内してくれます。

小屋のカギを開けると目の前には地下への入り口が出現、これが民家にあるというのですから異質です。

近所の子供たちもどこからともなくやってきて探検開始です。

地下への階段を降りていくと途中の岩盤には十字架の彫刻が施されていました。

やはりここは迫害されたキリスト教が築いた地下神殿なのでしょうか?

見るからに固そうな岩盤ですが、昔の人たちは鑿と槌だけで掘削していたのでしょう。少なくとも現代ではありえませんね。

もしそんなことしている人がいたら超人です。

しばらくすると大きな空間に出ました。ここでは集団礼拝が行われていたのでしょうか?

地下はまだまだ続きます。

十字架や祭壇のような装飾もありますが一体何の施設なんでしょう?

見上げると地上まで一直線につながる縦穴が。

この地下は最大で21mの深さがあります。

中は結構広いのですがガイド役の娘さんがスピーディーなのであまりゆっくりは見ていられません。

もしかしてあまり長居できない事情があるのでしょうか?

なにかこう…、呪いとかそういうの。

ところでこの地下空間、空気がひんやりしていて涼しいです。

得てして地下は涼しいものですが、もしかして幽霊がいるのかもしれませんね。

そうですね、でも野菜とかを保管しておくのに丁度よさそうです。ジャガイモとか。

特に何も意味はありませんがもう一度言います。

ジャガイモとかの野菜を保管するのに良さげです。

明らかに意味ありげな祭壇か儀式用のスペースもありますが軽く素通りします。

何故でしょう、明らかに重要な場所のようにも見えますが娘さんは特に説明しません。やはり説明できない理由があるのでしょうか?

娘さんにせかされながら足早に見て周り15分ほどで地下神殿観光はお終いです。

まさか過ぎる地下神殿の正体

エレバン郊外の地下に存在する謎の地下神殿、これはいつ誰によって何の目的でどのように作られたと思いますか?

まあ、別に勿体ぶるようなものでもないのでサクっと答えますと

なんと

これはですね

………

……

ふうっ

おっと失礼、じらすつもりはないのですが変な間ができてしまいました。

それでは行きます。

なんとこれは…

ひとりの男性が趣味で作った地下神殿なのでした。

……

「何言ってんだコイツ…?」と思うかもしれませんが事実です。

しかもそれがジャガイモの貯蔵庫から始まったというから驚き。

地下神殿の誕生秘話

さあ、ひとりの男性が趣味で作ってしまったこの地下神殿。

事のはじまりは1985年のこと。

地下神殿の製作者のレボン・アラケリャンさんが、奥さんのトーシャさんに「地下にジャガイモの貯蔵庫を作ってほしい」と頼まれたのがきっかけになります。

奥さんの頼みを聞いたレボンさんは早速地下を掘削し貯蔵庫を作りはじめます。

そして穴掘りに魅了されてしまったレボンさんは何かに取り憑かれたかのように止まらなくなり、23年かけコツコツと彫り続けこの地下神殿を作り上げました。

んっ?

となるかもしれません、でも事実です。

奥さん曰く、「夫は彫りはじめると止まらなくなってしまった」とのことです。

レボンさんは2008年に心臓発作で亡くなりました。それは数奇なことに、二つのトンネルを隔てる最後の壁を壊した直後のことだったそうです。

深さ21m、全7室からなるレボンの聖なる地下。

なんと衝撃的なのが制作に関して使われた道具は手に持てる鑿と槌だけ、電動工具は使わずに人力のみで掘り進んだのです。

正に超人。

中庭の壁には、レボンさんとトーシャさんのモザイク画が描かれています。

奥さんのトーシャさんの手には地下神殿づくりのきっかけとなったジャガイモも握られています。

ところで、ジャガイモの貯蔵庫の件はどうなったのでしょうか?

基本情報

名前レボンの聖なる地下(Levon’s Divine Underground)
場所6HJC+45W, Առինջ
営業時間10:00~20:00
入場料4ドル(2018年)

郊外の村にあるのでアクセスは難しいですがエレバンに訪れた際は是非足を運んでみてください。

こんな感じでこれからも前の旅行を振り返って行こうと思います。

ではでは

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