ベトナムの霊山サム山からカンボジアの大地を一望

こんにちは、わらびです。

チャウドックでは、水上集落と並ぶもうひとつの見どころサム山があります。

ベトナム各地から仏教徒がやってくる霊山で、山頂からはお隣のカンボジアの大地も見渡せる。

そんな感じの場所になります。

サム山とは?

チャウドックでは水上集落と並ぶ観光スポット「サム山」。ベトナムの端っこにあるけど、各地から仏教徒が参拝に訪れる信仰の霊山。

この山の標高は約230メートルで、周囲の平坦な景色から突き出しているため、頂上からは雄大なメコンデルタの風景を一望できるのが特徴。

チャウドック自体がカンボジアとの国境沿いの街なので、カンボジアの大地も一望できます。

まあ見たところで特にベトナム側と変わりませんが。

サム山の麓は寺院が集まるエリアで、ここにレストランも多く集まっています。

流石はメコンデルタ。

川魚を使った乾物や漬物が豊富。

お魚の乾物よく見るけど、一度も食べたことがないな、そういえば。

食堂でも出てこないし家庭用かな?

チャウドック名物「ブンカー」

チャウドックを代表するグルメといえば、そうめんのような細麺と、白身魚が入った麺料理「ブン・カー|Bún Cá」。

「ブン」が細い麺、「カー」が魚という意味。

サム山の麓のレストランで頂きました。

お隣カンボジアから伝わった料理とされ、南部料理らしく甘口の味付けとなっています。

他の地域になると、どの地域の名産かわかりやすいように「ブン・カー・チャウドック」と、街の名前をつけて呼ばれることもあります。

チャウドックの名物グルメだけあって、至る所で看板を見かけます。

水上集落で養殖されたであろう川魚は身がホロホロと崩れる。

正直、ちょっと甘さが強いかな?

という印象。

全体的に南部の食事は口に合わない。

サム山観光

サム山へ登る前に麓の寺院見学。

麓には多くの寺院があり、数ある寺院の中でも特に大きく、参拝者も多いのがこの媽祖を祀った「ミエンバーチュアフー寺院」。

媽祖…、確か船乗りとかの間で進行されてる、マカオの名前の由来にもなった女神様だったかな?

ベトナムは社会主義的な部分があるし、割かし無宗教な方だけど、こうやってお祈りにやってくる人も結構いるようです。

東南アジアでも大乗仏教ということもあり、信仰心とは別に、習慣的に仏壇に線香やお供えし、手を合わせるなど、日本の宗教観に近いものがあります。

山頂の様子

ここ数年でチャウドックは観光地として開発が進んでいるみたいです。

こちらの西洋風の建物はロープウェイ駅。新しくできたものらしい。

山頂の方は麓と比べると人が少なめ。

私は徒歩できましたが、ロープウェイや車でも来れる場所。別にアクセスが悪いというわけではないので、恐らく、参拝者は下にある寺院のほうが目的なのでしょう。

事実、山頂の方の寺院は、フォトスポットのような感じでどこも真新しく煌びやか。

こんな所に一人で来たって、ねえ?

いやまあ、楽しいといえば楽しいけど。

奇麗に咲いてると思った花だってよく見たらこれ作り物ですし。

山頂からカンボジアを一望

チャウドックから3kmぐらい先、そこはもうカンボジア領。

画像だと、緑の林の部分の向こう側あたりからカンボジアということになっています。

国境線なんて人間が勝手に作ったものなので、国境を越えたからといって、何かが変わるわけではない。

でも確かに、向こう側はカンボジアって雰囲気がひしひしと漂っています。

ぽいぽい、なんかカンボジアって感じ。

6年前に行ったので分かります。

クメール臭が凄いわ。

おわり

サム山をからホテルへ帰る途中の出来事。

南アフリカを離れて以降インド、ネパールバングラデシュと酒は飲めなくもないが、あったとしても高くてまずい酒しかない地域にいたので、安くて美味しいビールがあるベトナムでは今まで抑圧されていたものが一気に吹き出てきました。

まずは帰る途中に3本。

さらにホテルでも8本。

実はサム山に行く前も飲んでいたし、これから一体どうなることやら?

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