こんにちわ。わらびです。
ホイアン観光の有名どころといえば、世界遺産の旧市街やランタン祭り、ミーソン遺跡といったものがりますが、実はそれだけではありません。
今回の記事では、郊外にある人気のアクティビティ、ココナッツビレッジのバスケットボートについて紹介します。
この記事の情報は2024年3月時点のものになります。
ココナッツビレッジのバスケットボートツアー
ココナッツビレッジは、ホイアン中心部から約5kmほどの場所に位置しています。
ベトナム戦争時代にはゲリラの隠れ場所としても利用されていたこの村は、現在、観光と伝統文化が融合した場所として発展しています。
この村の観光で人気なのが、ベトナム語で「Thuyen Thung」と呼ばれる、ユニークな形をしたお椀状の船に乗り、ヤシの木が生い茂る水路を巡るアクティビティ。
特徴的な形をしているため、通常の船では不可能な高速回転などのパフォーマンスも見どころ。
アクセス
ココナッツビレッジは、ホイアンの旧市街方東に約4㎞の場所。路線バスはないので、アクセスはタクシーかGrabになります。
旧市街からのGrabバイクの料金相場は30,000VNDくらいとなっています。
行きは何の問題もなく行けますが、ココナッツビレッジ周辺にドライバーが待機していないのでGrabを手配するのは難しい。
ボート乗り場の前で待機しているドライバーもいるので帰る際はそちらを利用しましょう。
料金
ココナッツボートはネットの口コミにも書かれている通り、人によって払う料金はまちまち。外国人、とりわけ日本人に対してはぼったくりも横行しているようです。
おそらく正式な料金は、200,000VND=1,200円くらいと思われ、自分もこの金額を払いました。
最初は500,000VNDとかなりの額を吹っかけてきましたが、一度帰る素振りを見せたらすぐに値下がりしました。
ツアーの様子
ココナッツボートは、村の周りにある水路を巡るだけなので30分ほどで終了します。
舟には日除けになるものが何もないのでこのくらいが丁度良いかと。
ツアーで乗る竹製のバスケットボート。
もともとは地元の漁師たちが使っていた伝統的な舟。あんまり重心が傾くと転覆しちゃうので、サポートを受けながら乗船します。
漕ぎ手に真ん中に乗るように注意を受けていざ出発。
舟を漕ぐ際は重心移動が重要らしく、このように大きく傾けて漕ぎます。
お椀のような形をしているので、乗ってる人はまるで一寸法師のよう。
ヤシの木の水路
出発したらすぐ、ヤシの木が生い茂る水路に入ります。
水路は川幅が狭いので、小回りが利くこのような舟が発展したのでしょうな。
いいですね。木の生い茂った水路で船で進むこの感じ。メコンデルタツアーでもありましたが、いかにもベトナムらしい光景。
ベトナム戦争中はゲリラの潜伏地とのことでしたが、木々に紛れ移動するにはうってつけ。
ところどころで船が詰まり、隣接する船とぶつかり合う。これこそオーバーツーリズムの弊害。
バスケットボートは人気が高いので船の数も凄い。ざっと100隻以上はいただろうと思う。
そして漕ぎ手は男性だけではなく女性も結構いる。
ベトナムの女性は昔から働き者で強い女性が多い。一方で、金にがめつく釣銭をごまかしたりぼったくりを行う人も多い。ココナッツボートの受付の女性もぼったくりしていましたし。
それさえなければ観光する分には良い国なんですけどね。
回転パフォーマンス
要所要所で、回転用のパフォーマンス舟も待機しています。
そう、この舟回るんです。
本来舟には不要で何の役にも立たない回転するという機能が、その特徴的なフォルムの副産物として備わっているのです。
舟を傾けて、重心を大きく偏らせることで行う回転。普通の船乗りたちもこの技術を習得していますが、パフォーマーの回転力は圧倒的に早い。
なんでこんなに回っているのだろう?と、疑問を呈したくなるその様は水上の大道芸といったところ。
ちなみに、チップを払えば乗り込んでその凄まじい回転を身をもって体験可能。
気になったけど怖いので止めておきました。
水路を出た後は海まで通じる川を通り出発点に戻ります。
ここで、場所が開け周囲に船がいなくなったので、漕ぎ手の人が軽く回転パフォーマンスを行ってくれました。
回転してくれたにもかかわらず、帰り際、特にチップを求められたりということもなく意外とすんなり終了。
女性はがめついけど、男性は商売っ気がなく適当。もうちょっと欲を出してもいいと思う。
おわり
木々の生い茂る水路を抜け、ベトナムらしさを満喫できるバスケットボート。
勇敢な人は高速回転に挑戦してみるのも一興。
それと、暑さ対策は何かしていったほうが良いかもしれません。
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