こんばんは。わらびです。
現在ジョードプルのホテルでビールを飲みながらこの文章を打ち込んでいます。
そして多分風邪。
まあ、おっさんの健康状態はさておいて、今回はジャイプル観光のハイライト、風の宮殿こと「ハワー・マハル」についてご紹介します。
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この記事の情報は2022年12月時点でのものになります。
もくじ
風の宮殿ハワー・マハル
ジャイプールには世界遺産のジャンタル・マンタルやアンベール城塞など多くの観光名所がありますが、断トツで有名なのがこのハワー・マハル。
ピンクの外壁に大量の窓、よくわからんデザインですが非常に写真映えするのでSNSで取り上げられ有名になったスポットです。
もはや、ジャイプールといえばハワー・マハルというイメージが定着しちゃっているのではないでしょうか?
「そもそもこれは何ぞや?」という話なんですが、ハワー・マハルは、後宮の女性たちが顔を見せることなく街を見物するために作られた建築物ということなので、私の人間性ほどではないものの薄っぺらいのです。
ハワー・マハルは正面から見ると圧巻の光景ですが、実際には奥行きがほとんどなく観光自体は30分ほどで終わってしまいます。
入場チケットはコンポジットチケットがお得
ジャイプール観光では、主要観光地の共通入場券コンポジットチケットを買うのがおススメです。
コンポジットチケットは2日間有効で料金は1000ルピー
一括で払うと「高ぇな」となりますが、2日目はお金を払わないので何だか得した気分になります。
これ一枚で下記の8カ所に入場可能です。
コンポジットチケットにはシティパレスの入場料は含まれていないので注意。
ヴィディヤダールとシソディアラニには行っていないので料金は分かりませんが、それを差し引いても550ルピーがお得になります。
時間的にも2日間あれば余裕で見て周ることが出来ます。
一日目は市内にあるジャンタル・マンタルやハワー・マハルを見て周り、2日目は郊外のアンベール城とナルガール要塞に行くのが効率的です。
チケット自体はレシートみたいにぺらぺらなので失くさないように2日間丁寧に保管しましょう。
圧巻の光景ハワー・マハル
まずは、ハワー・マハルといったら正面からのこの光景。
真正面から斜めに見上げるこのアングル。ピンクの外観と大量の窓。
インスタグラムとかによくアップされているのがこの画像かと思います。
横から見ると薄っぺら。
ハワー・マハルの前には柵で囲まれた撮影スペースが設けられ皆そこから写真を撮っていました。
通りの向かいにはテラスのあるカフェもあるので、そこからだともっと引きの構図で見ることが出来ます。
ピンク色の砂岩と深緑の扉、白い縁取り。まるで、こう…、うまく表現できませんが綺麗ですね。
窓の数は全部で953個、この小窓から風を循環させ涼しさを保つ構造になっているため「風の宮殿」という別名もあります。
外側からでは分かりにくいですが窓ガラスはステンドグラスでできています。
意外とこの外側だけを見て満足して帰ってしまう人も多いんだとか。私もこれで満足しましたが、コンポジットチケットを買ったことなので一応中も見学してきました。
意外と内部は見るとこないかも?
正面から見ると圧巻のハワー・マハル、内部からはその裏側がどうなっているのかを見ることが出来ます。
入場するとそこにあるのは噴水のある中庭とそれを囲む回廊。
正面にはハワー・マハルの裏側がちょびっと露出しています。
以上です。
………
……
…
まあ、あまり見るとこはないのですが、さすがにこれで終わる訳にはいかないのでもうちょっと見ていきます。
まずは回廊の2階部分に行きましょう。
回廊部分
登ってみたはいいものの、見えるのは高い壁とたいして良くもない見晴らし。
一応ジャンタル・マンタルの巨大な天文台が見えます。
それと鳩でしょうか?
なんかいいタイミングで映り込んできました。
それとナルガール要塞も見えます。この画像は超望遠レンズを使って撮影したものなのでこんな感じで見えますが、実際にはこのくらいしか見えません。↓
肉眼だと「ああ、何かあるねえ」くらいの感覚です。
回廊部分はこれでお終い、次はハワー・マハルの内側に入って行きます。
ハワー・マハルの内側
内部で一番の見どころと言えばこのステンドグラスの光が床に反射した光景。
わあ、きれい!
ハワー・マハルのように薄っぺらい感想しか出てきませんが、それは私に語彙力がないだけなので悪しからず。
ハワー・マハルの窓は東向きなので、午後は床に反射した光を見ることが出来ません。
これが、ハワー・マハルの裏側、一番薄いところでは1mほどしかありません。
この小窓から宮廷の女性たちは街を見物していました。
正面にあるルーフトップ付きのカフェ、値段は少し高めみたいです。
最後に頂上に行ってみたのですが、狭いスペースには大勢の観光客が押し寄せ落ち着いて見学できるような状態ではありませんでした。
順番を守らずどんな場所でも人を押しのける、響き渡る警備員の怒号に女性の悲鳴、そして濁流の如き人の流れに抗いもがく無職の邦人男性。
インドに来て1週間、世界一の人口を誇るインドの洗礼を受けハワー・マハル観光は幕を閉じます。
基本情報
名称 | ハワ―・マハル(風の宮殿) |
住所 | Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002 インド |
営業時間 | 9:00~16:30 |
料金 | 200ルピー、コンポジットチケット1000ルピー |