アジア一怖い心霊スポット「バーンガル城」へ潜入し実態解明!

インド

こんにちは。わらびです。

最近曜日感覚がなくなってきました。

今回の記事でジャイプル観光は締めくくりになります。

ジャンタル・マンタルハワー・マハルシティ・パレスなどなど、非常に充実したジャイプール観光、そして最後に足を運んだのはアジア一怖いとされる、インド政府公認の心霊スポット「バーンガル城」

政府公認の心霊スポットとはなんぞや?

となるかもしれませんし私もそう思います。

でもそんなの気にしてはいけません、何故ならそれがインドなのです。

アジア一有名な心霊スポット「バーンガル城」とは?

インドで一番、ひいてはアジア一有名(インド人曰く)とされる心霊スポット「バーンガル城」。

かつては1万を超える人が住む栄えた都市でしたが、何故滅んだのか理由は未だに不明。破壊や火災の跡もないことから他国に侵略され滅んだという可能性は低く、そういった不明瞭な部分がさらなる恐怖を呼んでいるようです。

真偽のほどは不明ですが、夜中にここへ向かった少年がそのまま戻ってこなくなったという事件もあり、インドというお国柄ただの誘拐かもしれませんが、もともと曰く付きの場所のため政府が公式に夜間の立ち入りを禁止しています。

私は生まれてこのかたホラー映画は最後まで見れた試しの無いビビりですが、そんなヤベー場所に「まあ、昼なら大丈夫だろう」という軽い気持ちで行ってきました。

バーンガル城に伝わる言い伝え

バーンガル城にはいくつか古い言い伝えがあり、それがここを曰く付きの土地として有名にしているようです。

言い伝えその1

バーンガルは1573年、当時この地で大きな力を持っていた魔術師の土地に作られました。

魔術師は都市を作るのを許可しましたが一つ条件を出しました。それは「魔術師の住む家に城の影がかからないようにすること」。魔術師は、この誓いを破るとバーンガルは厄災に襲われると予言しました。

その後、バーンガルは1万人を超える街にまで発展し、派手な都市として名声も得ました。

マハラジャの命令によって、住民たちは豪華な衣装に身を包み自堕落な生活をするようになり、魔術師との誓いはマハラジャの息子の世代になると忘れられていました。

次世代のマハラジャは新たに城を増築し、魔術師の家に影がかかるようになってしまいました。そして魔術師の予言通りバーンガルを厄災が襲い滅びてしまった。

これがひとつ目で、日照権を巡り都市が滅んでしまったというもの……、違うか。

言い伝えその2

バーンガル城に住む美しい姫にとある魔術師が恋をした。その魔術師は彼女を手にれるため惚れ薬を作り使おうとした。

だが、闇の魔術に詳しかった姫は、それが惚れ薬だと見抜いて地面に投げつけた。投げつけられた惚れ薬は岩に変化し魔術師を押しつぶしてしまった。

彼は死の間際、姫と宮殿に呪いをかけ、その一年後大きな戦が起き姫は命を落とした。

正直「何だこの無茶苦茶な話は?」と思うかもしれないが、意外と昔の言い伝えってこんなもん。

いずれも魔術師の呪いにより滅びていることから、バーンガル城は呪われた地として人々に恐れられています。

アクセス・料金

わざわざこんなところまで足を運ぼうというもの好きは少ないかと思いますが、そんな方たちのためにバーンガル城へのアクセス方法を紹介します。

偶然にもインド人YouTuberがジャイプルからのアクセス方法を詳しく紹介していたためこれを参考にしました。

動画はコチラ

ローカルバスで行くのですが、これ以外だとタクシーをチャーターするしか方法は無いようです。

バーンガル城へのアクセスは基本的にはジャイプルからになり、地下鉄駅の近くにある「シンディ・キャンプ・バススタンド」からスタートです。

まずは「Dausa(ダウサ―)」という街へ向かいます。約2時間で70ルピー。

ダウサ―のバススタンドに着いたらそこから「Gola Ka Bas(ゴラカバス)」行きのローカルバスに乗り換えます。1時間半で35ルピー。

↑「廃車かな?」と思うくらいボロボロのローカルバスです。

ゴラカバスに到着したらあとはバーンガル城まで2km歩きます。リキシャーもあるのでお好きな方を。

そして、心霊スポットとして有名なバーンガル城なんですが、意外なことに入場料が必要。世にも珍しい有料心霊スポットです。

外国人の入場料は300ルピー、支払先はインド政府です。

まさかこれが政府公認の由来?

バーンガル城の実態

バーンガル城は、日本のテレビでも紹介されたことがあり、いくつかのブログでも取り上げられているのが散見されます。

そして大抵それらは「昼でも霊的な~」や「泣き出してしまうほど~」など行ったことも無い人が想像で適当に書いているだけ。

という訳で、インド最恐政府公認の心霊スポットを実際に訪れた私が、バーンガル城のリアルな様子を紹介していきます。

バーンガル城に潜入開始

ゴラカバスから30分ほど歩きいよいよバーンガル城が近付いてきました。そして入り口にはこのような光景が

…お分かりいただけただろうか?

そこには列をなすバイクや自動車、更には屋台や土産物屋まで…、まるで観光地のような光景が広がっています。

入場料を支払いさらに歩を進めるとそこには…

多くの観光客が…

映っているのが全員幽霊だったら紛れもない最恐心霊スポットなのだが、当然そんな訳もなく、ただの観光地である。

インドの遺跡などでは社会科見学にやって来た子供たちをよく見かけますが、ここも例外ではありません。

制服を着た子供たちがワイワイと楽しそうに自撮りする、どの観光地でもよく見かける光景が広がっていました。

子供たちは恐怖におののき泣き出す…

どころか、顔には恐怖のかけらもなくみんな良い笑顔でした。

善きかな。

心霊スポットの謳い文句といえば「足を踏み入れた途端空気が変わる」や「昼でも霊的な気配」などですが、インド最恐の心霊スポットはどうなんでしょう?

空気がひんやりしてたりとかもありません。普通に暑かったです。

特に怪奇現象やら恐怖体験とかも無かったので、ここからは普通に遺跡観光になります。

遺跡内に入ると両側に建物が立ち並ぶ通りに出ます。ここら辺はお猿さんたちの縄張りになっているんですが、道を挟んできっぱり縄張りが分かれているようでした。

右側を縄張りにしているのがこの種類の猿。

そして、左側がこいつら。

ここでは夜な夜な呻き声が聞こえたりするそうですが、それってもしかしてお猿さんの縄張り争いなのでは?

道中、樹木に飲み込まれた遺跡を見かけました。「絞め殺しの木」と呼ばれ不気味がられてるようですが、幽霊は関係なくただの自然。

3連アーチの巨大な門をくぐると

寺院が建てられた広場があります。

特に変わった雰囲気が漂う訳でもなく、強いて言えば壁の装飾が綺麗だなというくらい。

心霊スポットでくつろぐインド人たち。

軽く見た後はとうとうお城へと向かいます。

多分ここが一番幽霊が出たりする場所です。

城門を潜り抜けます。

すると、お城というにはなんだか微妙な建物があります。

現在残っている部分は下半分のみ、もとは倍くらいの高さがあったそうですが崩れて無くなってしまいました。

本当に何もない…

じっくり見て周りましたが、中にはこれといって目ぼしいものはありませんでした。そこにあるには朽ち果てた石塊のみ。

カメラを持った取材クルーらしき人達も見かけ、一応ここが心霊スポットなんだなと実感。全然そんな雰囲気ないんですけどね。

城から山の方を見上げるとこのようなものが見えます。

これが、バーンガルを呪いで滅ぼした呪術師の住んでいた家だそうです。

恐怖体験、インド人に取り憑かれる

適当にパシャパシャ写真を撮っていたところ、自撮りでインタビュー動画か何かを撮っているインド人3人組に絡まれる。

彼らはブロガーらしく、バーンガル城の動画を撮っていたそうです。そして何故だか動画に強制的に出演させられる羽目になりました。

3人とも別々に動画を撮っているようで代わるがわる質問されとにかくせわしない。質問内容もバーンガル城ではなく私の出身地や年齢、結婚の有無など。

インド人って早口すぎて何言ってるか分からないしこちらの事情なんて一切考慮しないので、私からしてみれば迷惑YouTuberと何ら変わらない、あと非常にしつこい。

どうやらインド人ブロガー3人に取り憑かれてしまったようです。

しばらく付きまとわれるもバスの時間が迫っていると言い、なんとかインド人をお祓いしバーンガル城観光はお終い。

幽霊よりも生きた人間が怖いとはよく言ったものです。

とりあえず、インド人のブログでデビューしているかもしれませんね。

インド最恐心霊スポットの意外な事実が判明!

バーンガル城から帰った日の夜、同じホステルに宿泊していたインド人たちに「今日バーンガル城に行ったんだぜ」みたいに少し自慢げに話したところ

ああ、ホラー映画の舞台で有名な場所ね」という予想外の返答が返ってきました。

詳しく聞いてみると、バーンガル城を舞台にしたホラームービーが何作かあり、ここをアジア一の心霊スポットとまで言わしめるようにしたのが「Trip to Bhangarh: Asia’s Most Haunted Place」という映画。

もうお分かりと思いますが、タイトルの一部に「Asia’s Most Haunted Place(アジア一の心霊スポット)」とあり、この映画がヒットしたためロケ地であるバーンガル城にアジア一の心霊スポットというイメージが定着したのです。

事実、インド人にバーンガル城のことを聞いてみると「Asia’s most haunted place」というフレーズが返ってくることが多いです。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とも言いますが、知ってしまえば何てことない。でも全部嘘っぱちかというとそうでもなく、ホラー映画の舞台になる曰く付きの場所というのも事実。

我々調査班が暴いたバーンガル城の正体とは、現実と創作が混じり合い出来た情報社会の裏に潜み肥大化する実態のない恐怖。

そう、これこそが新時代の怪異なのかもしれない…

ふむ、私は何を言ってるんでしょう?

というかなんだこの終わり方?

基本情報

名前バーンガル城(bhangarh fort)
場所Tehsil, Gola ka baas, Rajgarh, Bhangarh, Rajasthan 301410 インド
営業時間10:00~17:00
料金300ルピー

ジャイプルの記事一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました