インドのマイナー世界遺産パッタダカルの寺院群【北方寺院、南方寺院?見どころ紹介】

インド

こんにちは、わらびです。

本日ジョージアからアルメニアに移動しました。

トビリシでは同じ宿の日本人がベロベロに酔ったまま消息を絶ち2日経つという面白いハプニングが発生中です。信じられないくらい頭が悪い人なので死んでいる可能性も非常に高いのですが、ことの顛末を最後まで見届けられないのが残念でなりません。

さて、本題へ。

バダミの街には2日間滞在し、初日は石窟寺院天空寺院を観光しました。今回の記事では2日目に訪れたバダミ近郊にある遺跡「パッタダカル」についてご紹介します。

このパッタダカル、世界遺産に登録されていますが知名度は低く、私もガイドブックを読んでその存在知りました。外国人観光客はほとんど訪れないレアな観光地です。

パッタダカルとは?

パッタダカル」は、チャールキヤ朝第2の都として多くの寺院が建立された遺跡群。

インドの寺院様式には北方型南方型の二つの様式がありますが、このパッタダカルではその両方の様式が見られ、中には南北の様式を混合させて作った非常に珍しい寺院もあります。

また、遺跡の北から南へ年代順に並び徐々に大きくなっていくのも特徴で、年代を経て徐々に変化していく建築様式が分かり易く観光できるようになっています。

パッタダカルの建造物群として世界遺産に登録されています。
登録されているのは、7~8世紀に建立された8つのヒンドゥー教寺院と9世紀に建立されたひとつのジャイナ教寺院。

アクセス・料金

パッタダカルは小さな村なので宿泊施設はありません。なので、基本的にはバダミから行くことになります。

アクセス方法は2つあります。ひとつはバススタンド前から出発するミニバスでもうひとつはローカルバスです。

1.ミニバス

他のブログやガイドブックにも載っている定番のアクセス方法、ミニバス。

画像のようなミニバスがバススタンド前の通りに何台か停車しているので行き先を確認して乗りましょう。人数が集まり次第出発します。

料金は25ルピーで約50分。

2.ローカルバス

スタンド前の通りでミニバスを探しましたがまだ来ていなかったようで、一応パッタダカル行きのバスがあるか聞いてみたところ…、なんとローカルバスもありました。

意外な事実。

マイナーな観光地過ぎて存在を認知されていなかったようです。

こちらは30ルピーで50分。

私の場合、行きはローカルバスで帰りはミニバスを使いました。

どちらも入り口の前で降ろしてくれます。帰りも同じ場所で待っているとバスがやってきます。

値段も時間もほとんど変わらないので、よほどのドケチでない限りは早く出発するほうを選ぶべきかと。

ちなみに、ミニバスの方は次々乗客が乗り込んできてぎちぎちになります。最終的に半分身を乗り出しながら乗りました。

南インドの乾いた風を体に受けながら田舎道を疾走するのも乙なものかもしれませんが、普通に危ないので乗り心地で選ぶならローカルバス一択になります。

入場料

パッタダカル入場料は600ルピー

インドの世界遺産はどこも一緒ですね。お釣りを作るのに便利です。

それと入り口の前には売店などが並んでいます。品ぞろえは言うまでもありません。

一応レストランもありますが食事などはバダミで済ませたほうがよさそうです。

パッタダカル遺跡へ

この日も30℃を軽く越える中での観光となります。

南インドくっそ暑い。

洗濯物があっという間に乾くのは非常に有難いのですが。

寺院群と言いますが、広い原っぱのような場所に数件の寺院がポツンとあるだけ。あまり期待はしていませんでしたが、思っていたよりもショボいこじんまりとしています。

規模はかなり小さめで、アンコールワットやアユタヤみたいなのを想像してるとかなりガッカリするかもしれません。

遺跡に入って寺院群の手前までやって来るとこのように見えます。ちなみにこの見える範囲がパッタダカルの全てです。

手前側が一番古い寺院で、奥に向かうにつれ新しく大きくなっていきます。

それでも暑いのであまり動き回りたくないし…、良いですね、小さいから分かり易くて。

インドの寺院の建築様式

パッタダカルを観光する上で欠かせないインドの寺院の建築様式の北方型と南方型の違いについて軽く説明。

ここでは北方型と南方型、二つの様式が混在する寺院群とし、その希少性が評価されて世界遺産にも登録されました。

ここでは独自の様式は確立されず、他文化の伝統や技術を取り入れて作られたそうです。

北方型寺院

まずは北方型から紹介。

二つの寺院様式の違いは「シカラ」と呼ばれる本殿の屋根の部分に違いがあり、北方型はこのような緩やかな曲線を描いた細長い砲弾型の屋根をしています。

南方型寺院

南方型のシカラは直線的でピラミッドのような形になっています。本殿が手前側に延び全体的に広くなっているのも特徴です。

両様式の比較

遺跡内には、このように同じくらいの大きさの寺院が比べてくれと言わんばかりに並んでいる場所もありました。

こうしてみると両者の違いが一目瞭然。

引きで見ても簡単に分かりますね。このように見どころが分かり易いのがパッタダカル遺跡のいいところです。

ヴィルーパークシャ寺院

パッタダカルの見どころ「ヴィルーパークシャ寺院」…、というか南北の寺院様式さえ押さえておけば後は他に見るところが有りません。

パッタダカルでは一番大きな寺院です。

この寺院は壁一面を埋め尽くす彫刻が圧巻で、中には片足を上げて踊るシヴァ神などユニークな彫刻もあるので探してみてください。

入り口の右側の壁でこんな感じで踊っています。

本殿の中にはひときわ立派なリンガ(シヴァの男根像)。

敷地内には壊れた寺院のも含めてリンガが大量にありますが、ここのが一番立派でした。

正面の寺院には巨大な牛の彫刻もあります。

ところでこの寺院の見学中に気が付いたのですが、まあ百聞は一見に如かず、とりあえず下の画像を見てください。

これらは地面から1mほどの高さにある彫刻なんですが、どれもほとんど劣化してなくなっていますね。

一方で、少し高い位置になるとちゃんとした状態で彫刻が残されています。

要はこれ、訪れた人たちが触ったり腰掛けたりするからこんなに劣化しちゃっている訳で、遺跡にとって一番の天敵は強い日差しや雨風ではなく人類ということになってしまいます。

人の手で守り次世代へとつないでいく、でも結局壊すのも人。

うーん、とんだ皮肉ですねコレは。

とりあえず、人の手の届く位置とそうでない位置の劣化具合を比較してみるのも面白いかもしれません。

南方と北方様式が融合した寺院

パッタダカルではもう一つの見どころとなる「パーパナータ寺院

敷地内の端っこの一番南側、ほとんど気付かれずに誰も来ないところにあるので注意。

この寺院何がそんなに珍しいかというと、南北の建築様式が融合して作られた非常に稀な寺院なんです。

砲弾のような形をした北方型の屋根と南方型のような土台部分、壁一面に彫刻が彫られています。

敷地の端っこ過ぎるため誰にも気づかれずひっそり寂しく佇んでいますが、非常に貴重な寺院なのでお見逃しなく。

基本情報

名前パッタダカルの建造物群
住所State Highway 14, Pattadakal, Bagalkot, Pattadakal, Karnataka 587201 インド
営業時間6:00~18:00
料金600ルピー

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