アフリカで一番高い滝。マレツニャーネの滝へのトレッキングと見どころ紹介

こんにちわ。わらびです。

ヨハネスブルグへ向かうついでになんとなくやって来たレソト。

山脈の中に位置し、風光明媚な山岳国家。山がちな国なのでトレッキングとかが人気なんだそう。

今回はマレツニャーネの滝への行き方と見どころについて紹介します。

↓セモンコンへのアクセスは下の記事から↓

アフリカ最大落差「マレツニャーネの滝」

南アフリカの中にある小国レソトの観光名所「マレツニャーネの滝」。

高さ約192メートルで、アフリカで最も落差の大きい滝。周囲の景観も良いのでトレッキングやラベリングも人気のアクティビティとなっています。

割と辺鄙なところにあるけど、ここにある絶景を求め、レソトにやって来た人の多くが足を運ぶ場所です。

マレツニャーネの滝への行き方

観光起点となるのはセモンコンという村で、マレツニャーネの滝を観光する場合はこの村に一泊することになります。

村から滝までは約6km。

車で行けるような場所ではないので、基本的には徒歩で向かいます。

セモンコンロッジではホーストレッキングも催行されているので歩くのが面倒な場合は申し込んでみよう。

セモンコンロッジの敷地内から滝へ続く道に出れるので、あとは草原の轍を道なりに進めば簡単に到着します。

道は未舗装路だけど、キツイ登りも下りも無いなだらかな道のりなので1時間半ほど。

途中の集落には売店があるので飲み物など購入可能。

入場料

マレツニャーネの滝の入場料は130ZAR(ロチ)=1,050円

滝まで向かう途中にプレハブ小屋のチェックポイントがあるのでそこで支払います。

私が行った時は150ロチしかなく、お釣りが無いのでじゃあいいやってことで100ロチに割引されました。

商売っ気が無く素朴で適当なレソトの人。

願わくば、自分もこうなりたい。

マレツニャーネの滝へトレッキング

マレツニャネの滝へのトレッキング。

セモンコンロッジの敷地内から地元の人たちが使う草原の中の道に出る。

周囲を山に囲まれたセモンコン。

レソト自体が山脈の中に山に囲まれ風光明媚なことから、アフリカのスイスなんても呼ばれたりもします。

スイス行ったことないけどこんな感じなんですね。

この時12月。

レソトは南半球にあるので季節は夏真っ盛り。

標高2,000m以上なので比較的涼しく吹き抜ける風が爽やかで心地よい。それにトレッキングルートはなだらかな道のりなので特に疲れるような道ではありません。

私は汗っかきなのでこのような環境はとても好ましい。

レソトの伝統的な民家。

レソトは国土のほとんどが森林限界を超えているので、建材に適した高木が一切育たず、石積みと茅葺で作られています。

素朴でありながら美しい。

このような景色を眺めながら滝まで歩いて行きます。

絶景ポイント①

マレツニャーネの滝にはいくつかの絶景ポイントがあります。

まずはこの渓谷。

ここから右の方へ行くと、滝のビューポイントに向かう道で、多くはそちら側に向かっていきます。

意外と知られていませんが、渓谷内へと降りていくことも可能。

渓谷へと下って行くと、途中でこのような特徴的なフォルムの岩があり、寄り添う夫婦のように見えることから勝手に「マリッジロック」と命名しました。

マリッジロックは渓谷の中間あたりの高さにあり、滝自体は見えないものの、渓谷の眺めが大変よろしい。

眺めが良いので思わず記念撮影。

もちろん一人なので、タイマーをかけて撮っています。

スマホをカバンに立てかけ、シャッターを押したら急いで岩の上に座りに行く。

かなりシビアでしたが、何度か失敗したのち成功しました。

絶景ポイント②

2カ所目の絶景ポイント。

滝。

そう滝です。

192mの高さ。南アフリカで一番高い滝です。

この景色を見るためにここへとやって来たのです。

レソトの雨季は11~4月。

私が訪問した12月は一応雨季なのでまあまあの雨量、なのかな?

雨季と言ってもそこまで雨量は多くないのでこんな感じみたいです。ちなみに雨が降った直後だともっと多くなるみたいです。

ここからロープで滝壺まで降りるラベリングもできるそう。

丘の上にあるインフォメーションセンターの麓あたりが滝の正面になります。

そこからだと滝壺もしっかりと全部見えます。

絶景ポイント③

意外と知られていないけど、マレツニャーネの滝は滝壺まで降りていくことが可能なんです。

一応道はあるけどかなり急。

そもそも半場滑落するようにしなければ降りれない場所も何ヵ所があるので、私のように引くほど身体機能が高い人間ではない限りはかなりの確率で怪我をするのでおすすめしません。

文字通り、歩いて進めるような道ではないのです。

私が行った時は、そこまで水量が多くは無いので、滝壺に限界まで近づいても軽く飛沫が飛んでくる程度。

それでも200m上の高さから流れ落ちてきた水が滝壺を打ち付ける轟音が聞こえます。

一瞬でお風呂が溜まりそうな水量。

この水量であれば滝行出来るかな?

滝壺から巻き上がった飛沫は風向きの影響なのかすべて別の方向へと流れていきます。

風向き次第ではびしょ濡れになってしまうかもしれないですね。

おわり

レソトではこの滝一カ所のみの観光で終了。

かなり危険だけど滝壺まで行ったのも良い思い出。

大して疲れてはいないけど、トレッキングの後はビールで乾杯です。

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