こんにちわ。わらびです。
インドネシアには2ヶ月滞在し、前半の1ヶ月は、ボロドゥブール遺跡やイジェン火山、バリ島観光に費やし、後半のもう1ヶ月はインドネシアの島巡りをしてみることに。
まず、その手始めとして訪れたのが「ロンボク島」
あまり聞き馴染みのない場所ですが、第二のバリ島なんて呼ばれ、新たなリゾート地として開発も進んでいます。
という訳で今回は、バリ島からロンボク島へのアクセス方法について紹介していきます。
この記事は2024年6月の情報に基づき作成されています。
※10,000IDR=100円
もくじ
バリ島→ロンボク島への移動
バリ島からロンボク島へのアクセスは、長距離バス、飛行機、高速フェリーなどがありますが、自分の場合はデンパサールから島最大の都市マタラムまで、全工程を自力でアクセスしてみます。
手順としては、以下のようになります。
- デンパサール→パダンバイ(Gojek)
- パダンバイ→レンバール(パブリックフェリー)
- ルンバール→マタラム(徒歩+ヒッチハイク?)
①デンパサール→パダンバイ
まずは、島の東側にある「パダンバイ」へと。ここからロンボク島へのフェリーが出航しています。
デンパサールからの移動手段としては、旅行会社の運航するシャトルバスがありますが、1日あたりの本数が少なく予約も必要と使い勝手が非常に悪い。
もとは、自分もこのシャトルバスを使おうとしていましたが、予約が取れなかったので、仕方なくGojekバイクを利用することに。
Gojekで長距離移動するときのコツ
デンパサールからパダンバイまでの距離は40km少々。
一応、配車アプリのGojekを使って行くことも可能ですが、その場合、少々コツが必要になります。
Gojekで長距離の依頼は、距離の割に報酬が低く嫌がるドライバーがほとんど。依頼を受け付けないか、もし配車できたとしても追加料金を求められることが大半。
そういう場合どうするかというと、出発地から目的地まで直接向かうのではなく、中間あたりの距離で一度乗り継ぐという方法を使えば難なく行けるかと思います。
デンパサールからパダンバイまで行くとすると、サファリパークのある「ラビフ|Labih」や「プリン|Pering」あたりで乗り継ぐのが良いでしょう。
- デンパサール→ラビフ
- 40,000IDR前後
- ラビフ→パダンバイ
- 40,000~60,000IDR
パダンバイで宿泊したホテル
デンパサールからマタラムまで自力でアクセスする場合は、思いのほか時間がかかるのでパダンバイで1泊することにしました。
宿泊したのは「レモンハウスバリ」。
港からは歩いて10分くらいなので、出発が朝早くても問題なし。
急な坂の上にあるのでちょっと行くのがつらいですけど眺望はなかなかに良い。
宿泊料金はドミトリー1日/160,000IDRでした。

②パダンバイ→レンバール

パダンバイからロンボク島まではパブリックフェリーを利用します。
この区間の移動の所要時間は4~5時間ほどで、公式サイトによると、通常は各社のフェリーが1時間程度おきに運航しているらしいです。

詳しい運航スケジュールは分からないけど、夕方5時の段階で港にはフェリーが2隻停泊していました。
正直、1時間に1本というのは、頻発しすぎかと思います。おそらく日中だけに限った話でしょう。
パダンバイに到着したのは3時頃だったので、この日はここに1泊し、翌日の早朝の便で向かうことに。
チケットの買い方

ロンボク島行のチケットは、港の入り口前の通りに販売オフィスがあるのでそこで購入が可能。

チケット料金は上の画像の通りで、外国人の大人料金は85,000IDR=850円となっています(2024年6月)。
移動の様子

朝6時前。
港に到着しましたが、既にちらほら人が散見されます。
この人たちは、これからロンボク島に向かうというよりは、深夜に到着したので明るくなるまで待ってるという人たちでしょう。

今回乗るフェリー。
朝早い便という事もあって、乗客はそこまで多くありません。
この区間のフェリーの主な役割は物資を積んだトラックの運搬。直接大きな島と陸続きになっていない島にとって、これらのフェリーは生命線とまではいかずとも、結構重要なのである。

客がそこまで多くないのでベンチに横になれるくらいの余裕はありました。

この珍しいフレーバーのオレオが朝食。
世界各国を渡り歩くと、一般的なお菓子でも、日本で見たことない味によく巡り合います。

どうでもいいかもしれないけど、パダンバイでの港の塀にはOREOと落書きされていました。
まあ、だから何だという話ですけど。
朝早かったという事もあり、オレオを食べた後は就寝。
別に、朝早かろうがどうだろうが、移動中ほとんど寝ているんですけどね。

12時ごろ。ロンボク島に到着です。
ルンバール→マタラム

ロンボク島に到着した人は、基本的に島最大の都市であるマタラムに向かうことになるかと思います。港からだと北に20kmちょっと。
マタラムはビーチのあるリゾート地。どうも水深の関係で港が作れないので、島最大の都市でありながら港からのアクセスが悪いみたい。
そして、ロンボク島ではGojekが使えるものの、現地ドライバーの利権がらみで港に呼ぶことはできません。
なので、港に待機しているドライバーを利用するしかありません。
自分は港からしばらく歩き、Gojekの手配可能なエリアまで行ってそこで呼ぼうと考えていましたが、途中親切な現地人にマタラムまで乗せていってもらいました。

それとこれは可能か分からないけど、フェリーには各島の主要都市を移動する長距離バスも乗っているので、空席があれば港からマタラムまで行ける可能性もあるかもしれません。
いずれにせよ、港からマタラムまでの移動は一筋縄ではいきません。
まとめ
- デンパサール→パダンバイ
- Gojek・80,000~100,000IDR
- 約2時間(乗り換え時間含む)
- Gojekで長距離移動をする場合は途中どこかで乗り換えると良い
- パダンバイ→レンバール
- パブリックフェリー・85,000IDR
- 4~5時間
- レンバール→マタラム
- レンバールにはGojekを呼べないので利用できる交通手段は港に待機しているドライバーのみ