【シューシュタル】世界遺産の古代都市「チョガー・ザンビール」

こんにちわ、わらびです。

イランに来てからはや1月。

最大の山場イスファハーン観光も終え次にやって来たのは「シューシュタル」。

あまり聞き馴染みのない地名だろうが、ペルシャ人がイラン高原を支配する以前に古代オリエントでブイブイ言わせていたエラム王国の首都があったりする歴史の深いエリア。

世界遺産が密集している地域でもあるので、意外と観光向けの街。

そしてシューシュタル観光は、エラム人が作った古代都市「チョガー・ザンビール」から始まるのであった。

チョガー・ザンビールとは?

チョガー・ザンビール」は、紀元前13世紀にエラム王国のウンタシュ・ナピリシャが建設した都市でインシュシナク神(エラム神話の主神)が祀られた聖地。

1935年の油田調査中に発見され、ペルシア語で「チョガー・ザンビール(大きな籠のような山)」という意味の名前が付けられました。

遺跡の中央にそびえる5段のひな壇状の神殿「ジッグラト(聖塔)」は現在25mしかないが、当時は倍以上の高さがあったそう。

古代都市チョガー・ザンビール」として世界遺産に登録。

アクセス方法

チョガー・ザンビールは周辺に何も無い辺鄙な場所にあるのでバスなどの公共の交通網は通っていません。

なので、アクセス方法はタクシーのチャーターのみ。

タクシーはシューシュタルのバスターミナルに待機しているのでそこから乗ることが可能。

  • タクシーの料金相場
    • 遺跡で2時間の待機込みで5,000,000IRR

※50万イランリヤル=1ドル

入場料

チョガー・ザンビールの入場料は2023年4月時点で1,000,000IRR(2ドル)

注意点

これ結構重要な注意点!

フーゼスターン州は非常に暑い地域で、夏は50℃、春先でも40℃近くまで気温が上がることも珍しくありません。

チョガー・ザンビールの周囲には村もなく、遺跡にもチケットオフィスがあるのみで売店はありません。更に、遺跡に日陰などは一切なく身を隠すことも不可能。

強烈な日差し対策もそうですが、水分は行く前に予め用意しておく必要があります。

チョガー・ザンビール観光

チョガー・ザンビールへと向かうべくバスターミナルへ向かい、そこで待機しているタクシーの運転手と交渉。ここら辺の地域はバス網もあまり整っていないらしくタクシーでの移動がメイン、値段もある程度決まっているみたいでした。

チョガー・ザンビールまでは1律10ドル。

タクシーの運ちゃんたちはバスターミナルの会社に登録されているのか、交渉も変なボッタくりの心配もなし。

今回お世話になるタクシー。

写真を撮っていたら、関係ない他のタクシードライバーがやってきて写真を撮ってくれとせがんでくる。

誰なの?

気温約40℃、灼熱の大地の中をかっ飛ばしチョガー・ザンビールへ。

さすがにこの暑さだと窓開けてても入ってくるのは熱風のみ。

到着。

チョガー・ザンビール周辺には何もなく、遺跡を除き人口建造物はこのチケットオフィスのみ。クーラー効いているけどここに勤務する人は大変。

チョガー・ザンビールの見どころ①

遺跡の中央に聳えるこの建造物は「ジッグラト」と呼ばれ、メソポタミア文明発祥の神殿とされています。

残っている部分は5段で25m、完璧な状態だと50m以上らしい。

チョガー・ザンビールの主な見どころといえばこの建造物くらいですが、残念ながら立ち入り禁止。

ここ以外にもユダヤ、キリスト、イスラムの3宗教の始祖イブラヒムの生まれたとされるイラクのウルにも残っていて、おそらく最も有名なのはそちらだと思いますが、実は再建されたもの。

現存するものはほとんどなくチョガー・ザンビールのジッグラドは非常に貴重なものだそうだ。

脆いレンガなので観光客が土足でずかずか踏み込んだらあっという間に崩壊してしまうでしょうし、まあそりゃ当然だよね。

ということでチョガー・ザンビール観光はジッグラトを眺めながら周囲をぐるっと一周する形になります。

ジッグラトを眺め、

「なるほど…、昔はこの倍近くの高さがあったのか…」

とか

案内板を見ては

「ふむふむ、こんな感じで土砂に埋まっていたのか…」

と、当たり障りのない感想を抱きながら周囲を周っていくのであった。

それにしても風で運ばれてきた砂が積もり積もって遺跡を埋めてしまうとは、「塵も積もれば山となる」という諺のまんま。

一応、周りにはちょこちょこと寺院や都市構成の基礎部分が残っています。

こちらにも立ち入りが禁止されてるため遠くから眺めるだけとなっています。

まあこの日は気温が40℃近く、身を隠す日陰も無いので足早に見れて良いのではないでしょうか?

チョガー・ザンビールの見どころ②

簡素な鉄柵で覆われたこれ、一体何かというと…

ちょっと分かりにくいのですが、レンガタイルに残された人の足跡。

この足跡は子供のもとと推測されていますが、いたずらで付けちゃったんでしょうか?

ここの見どころはジッグラトとこの足跡ぐらい。

あとはジッグラトの周りをよく分からない基礎部分を見ながら周るだけ。

正直何がなんだかよく分からないまま一周し終わる。

遺跡観光ってだいたいこんなもんだよな?

と自分をなだめすかしてチョガーザンビールを後にするのでした。

おわり

エラム王国の古代都市「チョガー・ザンビール」、あまり良く分かりませんでしたが、ガイドがいればなんてことの無い基礎部分ですら詳しい説明で楽しむことができたのでしょう。

ただし、遺跡があまりに辺鄙なところにありそこまで観光客も多くやってこないので、遺跡のガイドというのもいないようでした。

その代わり、遺跡内の案内板はとても充実していたので「これでも見て観光して」ということなんでしょう。

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