エレバンからテヘランへ陸路での国境越え【バスターミナルの場所・最安値のバス会社】

こんにちは:-)、わらびです。

さあ、待ちに待ったかどうかは分かりませんが、ここから40日間に渡るイラン旅行編の開幕です。

まだインドの記事もまとめ終わっていなんですけどね、どうでもいいや。パキスタンドバイオマーンを軽くすっ飛ばしてイランの記事を書き始まることにしまーす。

一発目の記事ではエレバンからテヘランまでの行き方をご紹介…、なので実際にはイランではなくほぼアルメニア側の記事になります。

この記事の情報は2023年4月時点でのものになります。

エレバンからテヘランへ

ビザが取れない取れないと嘆いていた日々にも別れを告げとうとうイランへ出発です。

まず、エレバンからテヘランに行く方法はバス一択。

バス会社は複数ありますがどの会社も所要時間は約24時間で、丸一日かかります。

ネットで調べてみると「キリキアバスターミナル」から出るバスで行くのが一般的のよう。

というかソレしか認知されていませんが、実は共和国広場付近にあるイランのバス会社を使っても行けます。

バスターミナルの場所

まずはバスターミナルへチケットを買いに行きます。

バスターミナルは特徴的な三角屋根をしています。

キリキアバスターミナルは共和国広場から西へ2kmほど行った場所にあり一応歩いても行けます。

Googleマップで調べてみるとバス停のアイコンは出てくるのですがタップしても情報は出てきません。これでは何番のバスに乗って行けばいいのか分かりません。

こいつはお手上げだ!

となる方もいるでしょう。

私もなりました。

でも調べてみたらありました。ロシアが開発したGoogleマップみたいなヤツ「yandex maps

これを使えば何番のバスに乗って行けばいいかが丸わかり。

詳しく書くつもりはないので、もし知りたいという人は自分で調べてください。

利用した会社とチケットの料金

今回私が利用したのはこの「アザル・アフー」、通称「ANAR」。

…口に出すのがちょっと気まずいワードですが、ペルシャ語でザクロという意味。

バス会社は3社ありますが、一番手前にあったのでふらっと立ち寄りました。

テヘランまでのバス料金は6000円

この地域にしてはあるまじき高価格。

出発時間は14時。

チケット購入時にはパスポートの提示のみで特にビザなど求められませんでした。

おそらく、単純に日本人はビザが必要ないと思われているのでしょう。

共和国広場のバス会社

ここでちょっと有益な情報を。

キリキアバスターミナル以外にも、共和国広場近くにイラン系列のバス会社のオフィスがあり、こちらの方が安くチケットを買うことができます。

出発場所も街の中心の共和国広場になるのでこちらを利用したほうが確実にお得。マイナーなのでほとんど認知されていません。

イランでは有名なバス会社「رویال سفر(ローヤルサファル)」。

看板はアルメニア語かペルシャ語でしか書かれていないので頑張って形を覚えて探してください。

もしくは上のペルシャ語をコピーして検索。

それに、この会社を使うのは主にイラン人だけらしくペルシャ語以外では検索できないんですね。どおりで誰も知らない訳ですよ。

テヘランまでのバス料金は4200円で、この会社の料金が最安値らしいです。

もともとこちらのバス会社を使う予定でしたが、出発の前日にチケットを買いに行ったら、3日後まで席は埋まっていたため泣く泣くバスターミナルにあるバス会社を使うことになりました。

タブリーズにも行けますが…

エレバンを出発したバスはタブリーズを経由してテヘランに向かいます

なので、目的地にはタブリーズを選択することも可能。

ですが、ここで一つ注意が必要。

タブリーズに到着するのは深夜2時頃。しかも経由地なので、降ろされる場所はバスターミナルなどではなく幹線道路になるそうです。

一応タクシーが待っているらしいので足に困るということは無いみたいです。

タブリーズにはトルコ系の住民が多くこの人たちが悪事を働いていることでも有名。治安もあまり良くはなくイラン人からもタブリーズでは注意するように言われます。

基本的に深夜着のタブリーズ行は避けた方が良いみたいです。

テヘランに向けて出発!

テヘラン行きのバスが出発するのは14時。

前日チケットを買いに行った時13時半には来るように言われていましたが、心配性の私は12頃には到着していました。

余ったアルメニアドラムを消費するべく、お昼ご飯にシャワルマを食べる。

美味い!

そして辺りをウロウロし時間をつぶし14時になる。

しかし一向にバスが来ない。

海外でバスが遅れるなんてそう珍しいことではないので、郷里に残してきた恋人に思いを馳せ時間が過ぎるのを待つ。いないけど。

そして2時間遅れてバスは到着。

6000円するだけあってなかなか良いではありませんか?

イスラム圏ではこのように男女が隣り合うのを防ぐため3列シートのバスが主流。

今回は1列側をゲット。

前との感覚も広く、私のジャイアントセコイアくらいある長い脚でも楽々組めました。

USBポートがあるのでスマホも充電できます。

トイレ休憩。

余談ですが、私はバスの中でなら何時間でも寝ていられるという特技があります。なのでバスであれば移動に何時間かかろうと問題なし。

近付いても圧倒的虚無感。

悲しいことに犬にすら相手にされません。

途中立ち寄ったトイレ休憩のレストランなんですが、なんとここの駐車場でバスが脱輪。

ガコンッ、と脱輪する瞬間を見ていましたがなんかちょっと笑っちゃいました。何で誘導する人がいながら脱輪してしまうのかはマジで不明。

そして自力での脱出は出来なくなり、最終的にブルドーザーみたいのがやってきて、溝を埋めて始めました。

ちょっとした道路工事が始まり約2時間の待ちぼうけ。

アルメニアとイランの国境越え

窮地を脱したバスはまた走り続け、そして深夜2時、「ノルドーズ」いうアルメニアとイランの国境に到着。

ここで一旦バスから荷物を取り出します。

静まり返った夜の闇にゴロゴロと響くキャリケースの音、これぞ夜の国境越えという感じ。

まあ、夜に歩いて国境超えるのはこれが初めてなんですけどね。

少し緊張していましたが、ビックリするほど何も無く荷物のX線検査とアルメニアの出国審査を終える。

そして、とうとうイラン側へと。

アルメニアとイランの国境は川になっているので橋を渡って進みます。

イランのパスポートコントロールまでは約500m、途中の橋では欄干の電飾と縁石がアルメニアの国旗の色。

橋の真ん中、ここで電飾のカラーリングが切り替わります。

薄れた白線が国境線かな?

ここを越えてイラン領へ。

緑、白、赤のカラーリング的にイタリアンな雰囲気がします。

しばらく進むとパスポートコントールが見えてきますが、銃を持った兵士がウロウロしているのでここからは写真撮影は自粛。

緊張のイラン入国

イランビザの取得にはなかなか苦労したので、入国でもそれなりに時間がかかると覚悟はしていました。何より、パスポートにはイスラエルの地名が書かれたエジプトビザも貼り付けられているため見つからないことを祈るばかり。

まずはパスポートとビザを入国審査官に渡す。

審査官はパスポートを機械で読み取り、私の名前を確認するように呼ぶ。

そしてガチャンとビザにスタンプを押して終了。

この間わずか1分。

どう考えても早すぎる、何なら他のイラン人たちよりもはるかに早い。

入国審査が疾すぎる男

これを今度から自分のキャッチコピーにしようと思います。

というかパスポートに見向きもされなかったのが驚き、全く検査してないにも程がある。そもそもパスポートにイランの入国履歴が残らないようにしている以上、おそらくイスラエルやアメリカの入国歴があっても特に問題視されないのでしょう。

知らんけど。

何も無いに等しい審査を終え、その後荷物をエックス線検査に通し、アルコールは持ち込んでいないか質問され終了。

あとはひたすら待合ロビーでバスが到着するのを待つ。

最初はどうなることか心配していたイランの入国審査でしたが、予想に反し拍子抜けに終わりました。

何もないのが一番。

つまりはそういう事なんだと思います。

両替で大損

イランに入国後しばらく走ったバスは、昼頃にサービスエリアに立ち寄る。

ここでお昼ご飯といきたいところだがいかんせん現地通貨が無い。トイレにも行きたかったのですが有料なのでトイレにも行けない。

当然外国人は現地のATMでお金をおろすことも不可能なので必然的に両替一択。

しかしここで問題発生。

自分の場合、ある事情から一般的な旅行客と比較してもイラン旅行に関して大きなアドバンテージがあるので余裕ぶっこいてましたが、

イランリヤルのレート調べてくるの忘れてた…

余裕ぶっこきすぎて下調べ何にもしてきてない。

知り得ないことをあれこれ考えてもしょうがないので、両替商の言い値で両替することに。

1ドル=37万イランリヤル。

ふむ、全く分からない…

でも何となく損していることは分かる、けど早急に現金が必要なので10ドルだけ両替してもらいました。

晴れて370万イランリヤルというやたらに桁の多い通貨を入手。

ちなみにこの時のレートでは1ドル=50万イランリヤルでした。

超大損してますね。

トイレに行っただけで2万リヤルもかかってしまいましたが高いんだか安いんだか分からない。

不慣れな通貨に混乱しつつお昼ご飯にサンドウィッチを食べ、支払いの桁が大きすぎて分からないので親切なイラン人に頼み込み必要な額を教えてもらう…、のだが教えてもらったところで全く分からなかったので、札束を渡し代わりに払ってもらいました。

その後また再び走り出し、午後4時テヘランに到着。

とりあえず、まずはアイス。

ここでも支払額が分からなかったので、結局また周りの人に助けてもらいました。

何も下調べせず来てしまった未知の国イラン、これから40日も滞在するというのに先が思いやられます。

まあいいか!なんとかなるでしょう。

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