【人生最大の危機】銃を使って喧嘩する人たちの間を通り抜ける!

こんにちわ、わらびです。

今回は、銃を使って喧嘩する人たちの間を通り抜けた

という衝撃的な事件について。

旅行ブロガーはどうしようもなくしょうもない出来事をやたら誇張したりしますが、私の場合は特に誇張もなくそのまんまの出来事です。

そう!銃を持って喧嘩する人たちの間を通り抜けてきたのです。

事件の概要

これはケルマーンシャーの滞在中、観光地の「ターク・イ・ブスタン」の近くで起きた。

事件が起きたのはターク・イ・ブスタンの近くにあるこの大通りの歩道。

たいして見応えも無かったターク・イ・ブスタンも見終わり、お腹も減ったのでこの道をレストランのある方向へと向かって歩いて行こうとしたところ、前方から怒声が聞こえてきた。

声が聞こえてきた方を見ると、そこでは数人の男たちが大声で怒鳴り合い何かをしている。

何をしているかはよく分からないが自分から見て右側に3人、左側は1人、おそらく喧嘩をしているようでした。

「なんか野蛮で嫌だな」とか「海外らしいな」とか思いさらに歩みを進め近づいてくると様子が詳細になってくる。

喧嘩している人たちはどうやら若者。

彼らの詳細としては、3人側は角材と長い鉄の棒などで武装し、中にはヘルメットを被った者もいて、バトルロワイアルゲームの「PUBG」みたいな格好になっていた。

そしてもう片方の1人は完全に丸腰。

PUBGという圧倒的な非日常的な格好の3人と特別変わったところのない一般人。

あまりにも突拍子の無い武装勢力の出現に正直本当に喧嘩なのかと分からず、とりあえずそのまま様子を見ながら歩を進めることに。

両者の間には数でも武装でも戦力には圧倒的な差。

どう考えても3人側の方が圧倒的に有利、普通に考えれば数と武装の差であっという間に袋叩きにされてしまいそうなものだが、この男は違った。

ヘルメットを被った男に対して、体当たりするように勢いよく組み付きそのまま相手から離れない。

ヘルメットの男もこうも密着されては角材を振り下ろすこともできない。周囲も仲間に当たるかもしれないのでなかなか攻撃できずにいた。

丸腰でどうなることか心配だったがどうしてなかなかこの男、戦い方が非常に巧いのである。明らかな技巧派。

しかし、やはり数の利というのは大きく力ずくで引きはがされる。

更には、3人側には新たな仲間が駆け付け5対1という圧倒的に不利な状況に。

さあどうする、丸腰の男⁉

と、思ったのも束の間、新たにやって来た増援の男が「パンパン」と大きな音を立てて何かした。

もの凄い衝撃的だった。

どう考えても発砲してんじゃ?しかも2発

真昼間のこんな場所で銃なんて打つか?

まだ周りには人がいるというのに。

喧嘩が始まった時点でみんな避難していたので近くにいるのは私だけなんですけど。

そもそも喧嘩で丸腰の相手に銃使う?

打たれた相手も当ってないのか特に動じる様子もなくそのまま戦い続けているし、もしかしたら威嚇用の空砲ではないか?

といろいろと頭の中で考えるが…、ダメだ、分からん。

もう結構近くまで来ちゃったし、今さら急に進路を変えるというのも不自然で彼らに対して失礼な気がしたので、意を決してそのまま歩みを進めることに。

幸い、発砲から私がそこにたどり着くまでの間に両陣営少し距離を取って睨み合いしていたのでその間を通り抜ける形で通過。

銃を撃った男が後方に引いてマガジンの残弾数を確認しているし、もしかしてやっぱり本物?

怖い…、来るんじゃなかった。

通り過ぎる際、ヘルメットを被った男と目が合ったが

なんだコイツ?

みたいな感じで驚いていた。

何はともあれ無事通過。

通り過ぎてしばらくするとどこからともなくパトカーのサイレンが聞こえてきたけど、誰かが通報したんだろう。

数人が草むらをかけて逃走していたが、もしかしたら自分を追いかけてきたのかと一瞬身構えてしまった。

レストランではケルマーンシャー名物のダンデキャバーブを食べながら、やっぱ街中で銃撃つなんてありえないよな、おもちゃかなんかだよな…

と、自分なりに先ほどの出来事を整理し帰り道同じ道を通ったところ…

男たちが戦っていた場所にぽたぽたと零れ落ちた血痕。

なんとこれが100m以上に渡り途切れることなく続いていた。しかも進むごとに出血量も増えて行ってるようでした。

当たってんじゃん、弾丸

撃たれた人の安否も喧嘩の理由も不明だけど、あの時の銃はどうやら本物だったのでしょう。

喧嘩の現場に大量の血痕があっただけでは確証を持って言えませんが、あの銃はほぼ間違いなく本物だと思われます。

なんたって、ケルマーンシャーというのはイランでもクルド人が多い地域。

で、おそらく今回喧嘩していた彼らもこのクルド人なのではないでしょうか?

クルド人はトルコ、シリア、イラン、イラクの国境地帯に多く住む民族で、昔から独立を掲げ政府に対して武力闘争を行ってきました。トルコのクルド人闘争が最も有名ですね。

政府との闘いに備えて武器を仕入れそれが一般市民の間にも流通しているので、今回のように喧嘩で銃が使われるというのは珍しいことではないんですね。

イランのクルド人たちは比較的穏やかで他の国のクルド人たちと比較すると独立意識も薄いというが、近年では自治を獲得したイラクから武器が流入しているそうです。

普通銃向けられたらビビッて逃げるだろうと思うかもしれません。でも、衝撃的なことにクルド人は銃というものに対して特にビビらないらしい。

トルコでもクルド人が銃を使って喧嘩しているのを見たことがあるけど、銃を向けられた相手も一切ひるむことなく立ち向かうし、近くでお茶を飲んでいた丸腰のおっちゃんたちが銃に臆する様子もなく止めに入っていました。

クルド人は勇敢な民族としても有名ですし、銃が身近で女子供でさえ独立と民族を守るためなら戦ってきた人たちなので相当肝が据わっているみたいです。

銃が抑止力にもならないなんてアメリカの銃規制反対派もビックリの民族性。

とにもかくにも、海外で身の危険を感じたのはラオスのサウナでゲイにちんちん触られて以来。

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