インド洋の楽園ザンジバルをエリア別に紹介【パジェ、ヌングイへのアクセス・ホテル情報】

こんにちわ。わらびです。

↓ザンジバルへのアクセス方法はコチラ↓

タンザニアでは、モシ、ダルエルサラームに続き3カ所目となるザンジバル。

モシでもダルエルサラームでもまともに観光はしていないので、タンザニアではここが初めての観光となります。

インド洋の楽園」ともいわれる綺麗な海とビーチ。落ち着いた雰囲気が魅力で長期滞在にもおすすめです。

今回は、ザンジバルの見どころをエリア別にササッと紹介していきます。

インド洋の楽園「ザンジバル」

インド洋の楽園「ザンジバル」。

ザンジバルというのは「ウングジャ島」と「ペンバ島」、ふたつの島からなる地域の総称で、一般的にザンジバル島と呼ばれるのは「ウングジャ島」の方なんですって。

※本記事では以後ウングジャ島のことをザンジバルと表記します。

タンザニア本土と違った文化を持ち、タンザニアの一部ではあるものの、強力な自治権も認められ独自の大統領も存在します。

青く澄んだ海と太陽を浴びて白く輝くビーチ。ぴょんぴょん飛び跳ねるマサイ族。ウミガメやカメレオンとの触れ合い。

アジアとアフリカを結ぶ交易の拠点として栄えてきたのでいくつもの文化が行き来し歴史も深い。

世界遺産に登録されている旧市街「ストーン・タウン」もあり、そこはクイーンのボーカル「フレディ・マーキュリー」の生まれ故郷。彼の生家を改装した博物館もあります。

自然に文化、グルメ色んな見どころがありますよね。

ザンジバルで人気のエリアは3ヵ所。

  • ①ストーン・タウン
    • 世界遺産のあるザンジバル島の玄関口。ホテルやレストラン、お土産屋の選択肢が豊富。
  • ②パジェ|Paje
    • 島の東側にあるザンジバルで一番人気のビーチ。カイトサーフィンが人気でビーチ周辺ではマサイ族をよく見かける。長期滞在にもおすすめ。ヘロインを吸っている人がそこら辺にいたりと治安には注意が必要。
  • ③ヌングイ|Nungwi
    • 島最北端のビーチ。パジェに比べると人が少なく非常に落ち着いた雰囲気。ウミガメと触れ合える水族館、カメレオンの保護施設があるので是非行きたいところ。

私はザンジバルには12日間滞在し、ヌングイに4日、パジェには8日滞在。ストーン・タウンにはパジェからの日帰りで観光に出かけました。

ザンジバルのグルメ

タンザニアの有名アストリートフード「ザンジバルピザ」は、その名前から分かる通りこの島発祥のグルメ。

ひき肉と細かく刻んだ野菜を薄く伸ばした生地で包んだピザとは程遠い料理。

意外なことに、ザンジバル滞在中は見かけることはありませんでした。

オロジョ」とかいう謎のスープもあります。

ザンジバルミックスとも呼ばれているそうで、屋台やレストランなど様々なところで見かける島のソウルフード?

タマリンドという豆を味付けのベースにした酸味のあるスープ。ミートボールにジャガイモ、千切りキャベツが入っていて具沢山。

これ一杯で充分お腹が膨れます。

それと、ザンジバルに来たなら新鮮なシーフードも食べておきたいところです。

悪魔の魚など呼ばれ気味悪がられている地域もあるタコ。日本でも「タコ野郎」とか悪口で使われていますね。

タンザニアでは一般的なシーフードとして食され、ローカルレストランやストリートフード、色々な所で見かけます。

島内の移動

島内の移動は基本的に「ダラダラ」と呼ばれる乗り合いバン。もしくは日本で活躍していた中古バスになります。

どちらも人数が集まり次第出発で料金は車内での徴収。

ストーンタウンからパジェとヌングイ方面のバスは利用者が多いルートなのでそこまで待つことはないと思います。

なごみ霊廟の広告がプリントされたバスが走っていました。

浜村淳です。

千里中央駅から車で15分。納骨や永代供養では是非ご利用をお待ちしています。

ストーンタウン

島の中心で玄関口。古くから島の交易の中心として発展してきた「ストーン・タウン」。

北部のヌングイと東部のパジェへのアクセスもここからになります。

アフリカとアジアを結ぶインド洋の交易拠点として栄え、インドやアラブ、ヨーロッパから複数の文化が伝わりました。

その特徴が顕著に表れているのが旧市街のストーン・タウン。アラブとヨーロッパ様式が融合した特殊な景観が世界遺産に登録されています。

インドから伝わった木彫りの彫刻も「ストーンタウンドア」として見どころのひとつ。

旧市街で特に有名なのがフレディー・マーキュリーの生家を改装した博物館。

多くの人だかりができて人気の撮影スポットにもなっています。

みんな写真を撮ったら中に入らず入らず立ち去っていく。私もその一人でした。

島はスパイスの産地としても有名なので オシャレにラッピングされたスパイスをお土産にいかがでしょうか?

ヌングイ

島最北端にあるビーチエリア「ヌングイ」。

パジェと比べるとそこまで訪れる人は多くありません。全体的に静かでローカルな雰囲気の漂う場所です。

ここの見どころといえば、ウミガメと一緒に泳げる水族館。周辺の村へのサイクリングツアーがあります。

あまり知られていませんが、カメレオンの保護施設があり触れ合うことも可能。

アクセス

ストーンタウンからヌングイ方面へのバスは、フェリーポートから1.5kmほど離れた場所から運行されています。

歩いて行けないこともないけど、乗合いのトゥクトゥクを使えば1,000TZSほどで行けます。

  • バス乗り場からヌングイまでは2,500TZS=150円。
  • 所要時間は40分。

ヌングイではメインストリートの突き当りが終点になるので、適当なところで降りましょう。

ホテル情報

ヌングイで宿泊したホテル「Homeland Swahili Lodge」。中心地から南に700mほど離れています。

私がヌングイに滞在していたのは4日間。その内3日は降りやむことのない豪雨でまともに出歩くことができず。

ずっとここで過ごしていました。

南国らしいトロピカルな朝食。

残念ながら私は生の果物が苦手…、頑張って挑戦しましたがどうしてもバナナだけは食べることができませんでした。

トマトのオリーブ焼きがとても美味しゅう御座いました。

  • シングル1泊35,000TZS=2100円。
  • WiFi、無料の朝食付き。

パジェ

島一番のビーチエリア「パジェ」。

長く綺麗な砂浜が続く楽園という言葉がぴったりな場所。

ビーチではカイトサーフィンが人気のアクティビティ。早朝のドルフィンウォッチングも有名。

行きつけのバーでは周りの人がアルミホイルを炙ってヘロイン吸っていたりとプチ恐怖体験。治安はちょっと気を付けた方が良いかもしれません。

出稼ぎに来ているマサイ族も多く、ビーチでよくお土産を売っています。中には強引に売りつけようとしたりする人もいるので注意。

ザンジバルではイスラム教がほとんどを占めるため、人とネコの距離が近い。

毎日ビーチに訪れ、泳ぐでもなくカイトサーフィンをするわけではない。ビーチに住み着いた子猫と遊んでいました。

アクセス

ストーンタウンからパジェ方面へは直行便が無いので、途中で一度乗り換えが必要。

まずは上のマップでピン打っている場所の乗り場から「クレクレ|kwerekwe」行きのバスに乗り込みます。島の人は親切な人が多いので、パジェにに行きたい旨を伝えればどれに乗ればいいか教えてくれるかと。

乗り換え場所は「Mwanakwerekwe Shamba Bus Station」という場所。

パジェは終点ではないので「MCHAMVI」方面へのバスへと乗り途中で下車。パジェの前を通るメインストリートのロータリーで降ります。

同じロータリーからストーンタウン方面に戻るバスも待機しており、帰りは直行便があるので乗り換えは必要ありません。

  • ストーンタウン→クレクレ・500TZS
  • クレクレ→パジェ・2,000TZS
  • 所要時間90分

ホテル情報

パジェで宿泊した「Mambo Leo Hostel」。

周囲の環境も相まってとても居心地がよくついつい延泊してしまいました。

舗装路もない民家の集まる中。看板も出てないし場所も分かりにくいので、赤い屋根を目印にして向かいましょう。

ネットの口コミではWiFiが弱くて使えないとのことでしたが、自分の滞在中に改良が行われ大幅に改善されました。

電力のキャパシティが低く宿泊客が増えるとブレーカーが落ちます。

停電もしょっちゅうでしたが蝋燭で過ごす静かな夜も悪くありませんでした。

  • ドミトリー1泊18,000TZS=1080円。
  • WiFi、キッチンあり。

おわり

とっても居心地がよくついつい長居してしまいたくなるザンジバル。

美しい海を眺めネコと戯れる。何かしている訳ではないけど、その独特な空気に浸っていたら気が付くと一日が終わっているということもしばしば。

楽園の名は伊達じゃありません。

ザンジバルに訪れる際は、あえて延泊することも念頭に入れ予定を立ててみた方が良いかもしれませんね。

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