こんにちは、わらびです。
3日滞在したドバイを離れ、次はこれまたそこまで物価の安くないオマーンへと向かいます。
という訳で今回は、ドバイからオマーンの首都マスカットへのバスを使った移動方法の紹介になります。
ドバイからマスカットへ移動するには飛行機とバスの2通り、時間はかかるし朝早くに出発するけど安く行くならバス一択。
ドバイ滞在中はラクダバーガー食べたり、入場料が激高のブルジュ・ハリファに行ったりもしたので節約のために安い移動手段に頼らざるを得ないんです。
悲しいけどこれが現実なのである。
もくじ
ドバイからマスカットへとバス移動
ドバイからマスカットまでは450km。飛行機だと寝る間もないくらいあっという間ですが、バスでは7時間ほど。オマーンに入国するのにビザも不要なので、ドバイからオマーンへと足を伸ばす人も多いかと思います。
オマーンの住民の半数が海外からの出稼ぎ労働者なので、ドバイと物価はほとんど変わらないものの、最近まで観光への門戸を閉ざしていた国なのでドミトリーのような安宿は全くありません。
節約派のバックパッカーには相変わらず厳しい場所です。
マスカットへのバスは「Al Khanjry Transport」
マスカットへのバスを運行しているバス会社は何社かあるようですが、今回私が利用したのは「Al Khanjry Transport」というバス会社。
ドバイメトロの最寄り駅は「Al Rigga」で、そこから歩いて10分の距離にあります。
チケットの購入場所もバスの出発場所もこのオフィスからになります。
料金
バス料金は100DH(3700円)でした。カード払い可能。
チケット購入時に言われますが、UAEの出国時に35DHが出国税として必要になるのでお忘れなく。
出発時刻
ドバイ→マスカットの便は1日3本
- 7:00
- 15:00
- 21:00
私は朝7時の便を利用しましたが、ドバイメトロの運航開始が5時からなので、メトロ沿線に宿を取っていればどこからでも間に合います。
出発当日はビザチェックのため1時間前までに来るように言われますが、日本人はノービザでオマーンに入国できるのでこれは関係ありません。
国境の込み具合にもよりますがだいたい7時間で到着します。
予約は早めに
ドバイ⇔マスカット間を運行するこの便は、ドバイ滞在延長のためのビザランに利用される定番コースにもなっているので、利用者も多くすぐ満席になってしまいます。
遅くても2日くらい前までに予約する必要があります。
マスカットでの到着場所
マスカットでの到着場所は「ルイ地区」にあるAl khanjry transportのオフィス前。ルイバスターミナルのすぐ裏側になります。
ここら辺は海外からの出稼ぎ労働者の多く集まる地区なので、安いレストランや手ごろな値段(オマーンの中では)のホテルも多くあります。
国境越えの様子
この日は朝というか深夜3時には起きていたので、バスに乗り込んでからすぐに寝ていたのでほとんど記憶がございません。
↑乗っていたバス。
内部の画像はありませんが、清潔でクーラーもしっかり効いています。カーテンもちゃんとついているのでアラビア半島のギャリギャリにキツイ日差しも防げます。
各座席には充電ポートが付いていますが大半は壊れているので使えるかどうかは運次第。WiFiも使用可能で乗務員にパスワードを聞けば教えてくれます。
ドバイの出国管理では乗務員に叩き起こされてよく分からないままイミグレーションに向かい
出国税35DHを支払います。
またバスに乗り込み次はオマーンの入国管理へ。
少し前までオマーンは観光客への門戸を閉ざしていたので入国審査では少し緊張していました。ですがパスポートを軽くパラパラッとみられて特に質問されることも無く、また帰りの航空券チケットを求められることもありませんでした。
ビックリするほど呆気なくオマーンに入国、そしてまたバスは走りはじめ何事もなくマスカットに到着したのでした。
何もないのが一番、そういう事なのでしょうね。おそらくは。
マスカットで泊まったホテル
私がマスカットで宿泊したのがルイ地区にある「PLAZA HOTEL」。
一泊3700円
残念ながらマスカットにはドミトリーが無いのでこの価格帯のホテルが最安値になります。
レビューには狭いだのスタッフの態度が悪いと書かれていましたが、普段から人に冷たくあしらわれるのに慣れているので特に気になりませんでした。
清掃もしっかり行き届き快適に過ごせます。
トイレの扉を開ける時に「ギャギャッ」と嫌な音を立てる以外は特に問題はありませんでした。
メッカの方向を示すキブラもしっかりとあるので、お祈りする訳ではありませんがなんとなく聖地に向けて思いを馳せてみることもできます。
おわり
ドバイ→マスカットのバス移動の要点は以下のようになります。