【エジプト】恋するダハブ、夏真っ盛りの自炊物語

こんにちわ、わらびです。

ハルガダでは潜水艦で紅海のお魚観察で大満足!

次いでやって来たのは世界に名高きダイビング基地「ダハブ」。

恋するダハブとか呼ばれ世界中のダイバーの憧れの地。ライセンスも持っているし軽くダイビングでもしようかなと思いやって来た次第にあります。

夏のダハブはどんな感じ?

夏。それはエジプト観光のオフシーズンである。

オフシーズンといえど世間的には夏休みなので何やかんやでちょっとは観光客がいる。

世界中のダイバーの憧れの地ダハブも例外ではなく、他のシーズンに比べると圧倒的に少なくなる。

ダハブ近郊で行うダイビングスポットともなると最少催行人数があるため、人数が集まらなかったり参加者の集まる日が限定されるなど思い通りにならないことが多々ある。

ファンダイブを行うにしても人数が足らな過ぎて、ライセンス取得のコースについていく形になることもあります。

ライセンス取得に限って言えば常に一定数の参加者がいるためあまり人数は問題ないが、ファンダイブや最少催行人数が設けられている近郊へのダイビングは全くおすすめは出来ません。

自分もシャルム・エル・シェイフへのダイビングツアーに参加しようとしましたが、全く人が集まらないので断念。

ダイビング以外だと砂漠のバギーツアーなどがあるが、単純に暑いのであまり参加する人はいない。

名高いダイビング基地として発展を遂げてきたダハブゆえに近くには何も観光スポットも無い。強いて言えば、ダハブ発のセントキャサリンへのツアーがあるくらい。

そう、夏のダハブはライセンス取得者以外は基本的にやることが本当にないのである。

5年前来た時、ビーチでは観光客が常に泳いでいたけど今いるのは地元の子供だけ。

確かこのビーチで自力で何mまで潜水できるかチャレンジしていた時、フィンを付けたおばさんが悠々と潜っていくのを目の当たりにして、太っていたのでジュゴンのようだと思ってしまった。

観光客はあまりいないけど、お店なんかはちゃんとどこも開いています。

宿からスーパーに行くとき通りかかるこのお店の人形。

毎日ポージングが変わっていたのでこれを見るのが楽しみでした。

恋するダハブ自炊物語

やることが無い夏のダハブ。

せっかくなのでブログの記事でも集中して書こうかなとも思いたったは良いものの、WiFiが弱いので画像がなかなかアップできず作業も難航していました。

それ以外だとあとは自炊して酒ばかり飲んでいました。

ダハブは海外から人が集まる観光地だけあって簡単に酒が手に入るのでそこは非常に良いところ。

ここではダハブで作っていた自信作をいくつか紹介するとしよう。

①ビンディマサラ

まずは北インド料理の「ビンディマサラ」。

名前からでは何のことか分からないと思いますが、オクラのマサラスパイス炒めのこと。

オクラはアフリカ原産でエジプトでも古くから栽培されてきた馴染み深い食材なんです

材料(1人分)
  • ニンニク・3,4片
  • トマト・1個
  • タマネギ・半分
  • ピーマン・1個
  • オクラ・100g(約10本)
  • マサラスパイス
  • 塩、油
  • 唐辛子・お好み

どの材料もエジプトのスーパーで必ず売っています。自分は7種のミックススパイスを使っていましたが味に大した違いはありませんでした。

オクラは冷凍の一口サイズ(400~500g)なども売っているのでそれを使うと切り分ける必要が無くて楽。

エジプトだと材料費は1食100円程度。

油を敷きニンニクを香りが出るまで炒めたらタマネギ、トマト、ピーマンを入れます。

トマトの皮が気になるという人は、4つ程度に切り分けたトマトをそのまま潰しながら炒めると、ある程度火が通ったところで簡単に剥がすことができます。

トマトが崩れるまで炒めたところで塩とスパイスを加えてさらに炒めます。

全体にスパイスが馴染んだところでオクラを入れてまた炒めます。

ここでまた塩とスパイスを少し加え味付けは濃い目にしておき、最後に水を少し加えるとオクラの粘り気がよく出ます。

お米にもパンにもよく合うこの一品。

調理に関しては具材を炒めるだけという簡単な工程しかないけど本格的なインド料理を食べれるという優れもの。

ぱっと見凄い料理を作っているように見えるので、周囲から一目置かれる存在になれるのでお腹も自尊心も満たせるお得な料理です。

ポイント
  • ニンニクを香りが出るまで炒める
  • タマネギ、トマト、ピーマンを炒める(生のオクラを使う場合はここで一緒に入れる)
    • トマトはつぶしながらよく混ぜる
  • トマトの形が崩れるまで炒めたら塩、スパイスで味付け
  • 最後にオクラを入れ、ある程度柔らかくなったら完成

②エジプシャンサンドイッチ

エジプト料理の「エジプシャンサンドイッチ」。

何か特定の具材を挟むということは無く、エジプトではピタパンに具材を挟んだらもうそれはエジプシャンサンドイッチなのである。

材料(2人分)
  • ニンニク・3,4片
  • ニンジン・半分
  • ナス・半分
  • タマネギ・半分
  • ジャガイモ・1個
  • ピーマン・1個
  • 卵・2個
  • ピタパン・3枚
  • 塩、油、スパイス

具材に関しては正直何でもよく、上記で紹介したビンディマサラを挟むの良いかもしれません。

材料費は2人前で200円程度。

調理に関しては野菜を適当に切り分けニンニクと一緒に炒めます。あとは塩とスパイスで味付けし味が馴染んだら半分に切ったピタパンの中に挟むだけ。

説明する必要もないほど非常に簡単。

半分は卵と、もう半分は卵無し。

大量生産に向いているので大勢で食べる時なんかにピッタリかもしれませんね。

私は1人で2人前食べましたけど。

③カントン

何故かフィリピンのストリートフードの「カントン」の登場です。

カントンとはフィリピンで人気の屋台料理で、汁なし袋麺。インスタント焼きそばのような料理です。

フィリピンではカントン専用の袋麺もありますが、普通の袋麺でも代用可能です。

材料(2人分)
  • インスタントヌードル・1袋
  • 卵・1個
  • 油、塩、ブラックペッパー

1食当たり100円ほど。

材料も少なく麺を茹でて卵を焼くだけですが、同時に行うので手際の良さが求められる侮れない料理です。

まずは麺を茹でます。

お湯は麺が半分より少しつかるくらいあれば充分。その方が沸騰も早い。

麺を茹でながら同時に目玉焼きも作っていきます。

麺が茹で上がったら、麺だけお皿に移します。

味付けは粉末スープで行いますが、麺一つに対して半分くらいが適量。

麺にそのまま粉末スープをかけてもうまく馴染まないので、軽く茹で汁をかけ湿らせながら混ぜると味が均等に馴染みます。

最後に目玉焼きを乗せて完成。

うん!

普通である。

まあ当然と言えば当然。

目玉焼きとインスタントヌードルだしね。

おわり

恋するダハブ。

夏と恋ときたらロマンチックな胸キュンな出会いとかそういうのがありそうなものです。

しかし、現実は無情なものでずっとパソコンに向き合うか鍋を振り酒を飲む。

海に来ても全く泳がない、そんな夏もいいじゃないか。

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