オオコウモリとふれあってみよう!バリ島観光の隠れた名所「アラス・ケダトン」

こんにちわ。わらびです。

皆さん、バリ島観光といえば何が思い浮かびますでしょうか?

有名どころでいえば、ウルワツ寺院やテガララン、ケチャダンスなどが観光の定番ですね。

今回は、バリ島の名だたる名所に隠れ知名度はあまりないものの、

何と!

あの!

オオコウモリと触れ合えるというエキサイティングなスポット「アラス・ケダトン」について紹介していきます。

アラス・ケダトンとは?

世界遺産タマン・アユン寺院の西約2kmに位置する「アラス・ケダトン」。

その名前は、森を意味する「アラス」と、宮殿を意味する「ケダトン」という言葉に由来し、王様の住む森みたいな意味があるんだそう。

一応、由緒ある寺院みたいなんですが、現在はサルの保護地区として機能し、こちら目当てに観光客が足を運んでいる様子。

この寺院最大の特徴はオオコウモリだと思うので、サルのあれこれについて本記事では省きます。

アクセス方法

アラスケダトンは、世界遺産に登録されているタマン・アユン寺院の西2kmの地点にあるので、タマン・アユンとセットで観光するのが良いでしょう。

ただし、直線距離では2kmほどですが、実際に向かう場合は、大きく迂回しなければならなりません。

バスも通っていないエリアで7kmほどの距離があるので、配車アプリのGojekで行くのが一番です。

Gojekの料金相場は25,000~30,000IDRほどです。

入場料・その他の料金

  • アラス・ケダトン・20,000IDR
    • サルの餌代・5,000IDR
  • オオコウモリのふれあい+記念撮影・70,000IDR

寺院の入場料と餌代は必須みたいですが、オオコウモリとのふれあいは自由に選択可能。

しかし、ここに来たからには触れあわずに帰る人はいませんよね?

オオコウモリとのふれあい

アラスケダトンでは、メインのサルには興味はないので、餌のピーナッツを適当にばらまき軽くあしらいオオコウモリのもとへと向かいました。

ガイドに伴われ向かった寺院の一角、そこにはオオコウモリたちがぶら下がっていました。

コウモリの最大種だけあって確かに大きい。大体30cmくらい、羽を広げると1mくらいになります。

ネットの画像なら見たことがあるけど、実物を目の前にするのはこれが初めて。

大きい、本当に大きい。化け物みたい。

初めて間近で見るオオコウモリ。

確かに、犬のような顔つきをしていて目がクリッとしているので、そこだけ見ると愛らしい。

翼が生えているが哺乳類というのもうなずける。

しかし、いくら可愛らしい顔をしていても、全体像はこうである。

普通に怖い。

昼だったからいいものの、夜にこんなのが目の前にぶら下がっていたら卒倒すること間違いなし。

ちなみに、バリ島では身近な生き物なので民家の軒先や庭の木にぶら下がっていることも珍しくありません。

夜行性なので日中は寝ています。

普通コウモリと聞いて血を吸うイメージがあるかもしれませんが、このオオコウモリは、別名「フルーツバット」とも呼ばれ、その名の通り主食は果物。

というか、大半のコウモリの主食は果実や昆虫で、吸血コウモリは1,000を超える種類のうち、たった3種類しかいないんだそうです。

つぶらな瞳で犬のように愛らしい顔、そして化け物のような全体像。

思っていたより大きいし、いざ実物を目の前にすると尻込みしてしまう。

本当にふれあえる動物なのか?

そもそも衛生的に触ってもいい動物なのか?

…など、いささか疑問が残りますが、ここまで来たことなので意を決してふれあってみることに。

それにしても、動物のふれあいコーナーにこいつがいたらびっくりしますよね。

撮影の構図は、①翼を広げて、②飲み物を与えながら、③両手にぶら下げての3パターン。

その中から一枚気に入ったものを印刷してもらい、旅行の思い出としてお持ち帰りします。

帰国してから皆に自慢しましょう。

まあね、コウモリも哺乳類という事でね、オスはチンポコの主張が強すぎてあれなので、メスで記念撮影してくれるようです。

力は強くないので翼を広げても抵抗はあまり感じませんが、嫌がっているのか、そのうち少しずつじたばたしてきます。

思ったよりも軽いし、なんだか構造的に脆そうで怪我をさせてしまいそうという別の恐怖も感じます。

オオコウモリの爪は、物を掴むというより引っかけるという感じの構造なので、腕に引っかけてもチクチクする程度で痛くはありません。

餌をあげているときはおとなしいけど、両腕にぶら下げてみると、手を舐めてきたり、甘噛みしてきたりもします。

じゃれついているのか餌を催促しているのでしょうが、犬猫ならともかく、これにされるとなると相当な恐怖。

両の手が塞がっているのでどうしようもできないし、温厚な私もこの時ばかりは半ギレで助けを求めました。

ふれあい後、スタッフから手を洗うようにと石鹸を渡されましたが、やっぱりばっちいみたいです。

おわり

オオコウモリと触れ合えるという、大変珍しくエキサイティングな場所、アラス・ケダトン。

普通、オオコウモリに触れるなんてなったらもっと人が来そうなものですが、まだ知名度が低いのかほとんど知られていません。

多少引かれるかもしれないけど人に自慢できるでしょうし、何より貴重な体験なので、バリ島観光では是非とも訪れて下さいな。

往け!

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