こんにちは、わらびです。
現在イラン滞在中ですが、まともにインターネットが使えません。もはや電波の通じない山奥にキャンプしに来たものと割り切って生活中。
あ、イランのインターネットがどんなものかは下の画像を参考に。
日本ではまず目にすることの無い「kbps」という単位、これでは阿部寛のHPすらまともに見れるか分かりません。
今回の記事ではムンバイからアーメダバードへの移動情報について。
このルートはインド旅行では割と定番のルートなので大いに参考にしてくれたら喜ばしいかな。
- デリー
- アーグラ
- ジャイプル
- ダージリン・シッキム
- ハイデラバード
- ハンピ
- バダミ
- オーランガーバード
- ムンバイ
- アーメダバード
- パリタナ
- ウダイプル
- ジョードプル
- ジャイサルメール
- アムリトサル
- コルカタ
- ブッダガヤ
ムンバイからアーメダバードへ
ムンバイの次はアーメダバードへと向かいます。
このアーメダバードという街はガンジーの生まれ故郷で、それ以外にも世界遺産に登録された旧市街、郊外には階段井戸、殺人にまで発展する世界最悪の交通渋滞などインドらしさ満載の場所です。
インターネェッツで行き方を調べた限りでは、朝早くに出る列車で行くのが定番らしい。
おそらく、ローカルバスを乗り継いで一日がかりでも行ける思いますがよくよく考えたらそんなことする意味がない。
朝早いのは面倒だけど一日中ローカルバスに揺られるよりはマシ。わざわざ苦難の道を往かずとも楽な道があるならそちらを選びたいものです。
旅行も人生も。
チケットの購入場所
インドの列車のチケットといえばたいていは駅に併設されているチケットカウンターで購入できますが、何故かムンバイは駅ではなく専用のチケットセンターで購入する必要があります。
そして、その場所が「Passenger Reservation Center」。
チャーチゲート駅の裏側の分かりにくい場所にあります。
近くを歩いているとこのように行き先案内の看板が設置されています。なぜか反対側の道路に。
たいして役に立たない道案内に従いしばらく歩くとこんな門が見えてきます。隣には世界遺産の看板があるのでそれを目印に。
この半分しか開かない門を抜けると壁に案内表示があります。
表示に従い建物の中に階段を登ると…
おめでとう、あなたは王様です。
インドではお客様は王様扱いなんですね。その割には大分ぞんざいな扱いをいつも受けているような?
日本では神様で、イランでは神様の友達だったりと国によって微妙に違うのが面白い。
チケットの購入方法
中に入ったらカウンターにある紙を取り
- 自分の乗る列車番号と出発時間(アーメダーバード行は6:20分発の12009号車)
- 自分の氏名
- 日本の住所
- パスポート番号
- 電話番号
- 署名
をそれぞれの欄に書きます。
分からなければ受付の人に聞くか、そこら辺に散らばっている書き損じの紙を参考にして下さい。
書き終わったら一番右、入り口側にある外国人用カウンターに並んで自分の番を待ちます。目の前に並んでいた王様はNARUTOが好きなご様子。
海外でのNARUTO人気は凄まじく、どこに行っても一番多いのがNARUTOの海賊版製品。ジャンプで連載されていた忍者なのに海賊とはややこしい。
意外なことにワンピースの海賊版製品はあまり見かけないんですよね。海賊の海賊版製品はさすがに恐れ多いのか?
料金はセカンドクラス、2食付きで1440ルピー(2300円)でした。
この列車はあまり乗客がいない便みたいなので満席になるということはあまりなさそうです。
アメダバード行きの列車
移動当日、朝5時に早起きし駅へ向かう。列車が出発するのは「Munbai Central」から。
乗り込んだタクシーの運転手が英語ができず別の駅に向かうというハプニングが起きましたが余裕で出発に間に合いました。
朝の駅、まだ早朝なので人もまばら、インドなのに。
これが今回お世話になる電車で御座います。指定席のクラスなのでそこそこ綺麗です。
まだ電車内はガラガラ。この後もあまり乗り込んでこず、半分も席が埋まらない状態で発車。
インドでは早朝、深夜初の便はあまり人気が無いようです。
みんな早起きが苦手。
車内食
列車が走り出してしばらくすると、チャイとビスケットが配られました。
なるほど、これが朝食だな。
…と思いきや、しばらくして朝食が配られる。
パン2斤となんかの卵とじ。オムレツかな?
味は、まあ普通。機内食よりは全然ましです。
朝早く起きたこともあり眠りにつき…
そして次、お昼ご飯です。
2種類のカレーと米、チャパティ、更にはデザートも付いてきました。
黄色いカレーは酸味があるやつで赤い方はパニール入りで少し辛口。普通にローカルレストランで出てくるようなレベルで美味しい。
食べて寝てまた食べて…
働いてない男を乗せた列車はそうしてアーメダーバードへ到着するのでした。
ムンバイを6:20に出発しアフマダーバードには12:40の到着。
6時間20分で着きました。
とりあえず駅を出て見つけた屋台でチキンビリヤニを食べて腹ごしらえ。
この無職、食べてばかりである…
働かずともご飯は美味しいので仕方がない。
アーメダバードの地下鉄
アーメダバードには観光するには使い勝手が悪いものの地下鉄があります。
到着したアーメダバードジャンクションの裏にある駅から旧市街最寄りの「Gheekanta(ギーカンタ)」まで向かいました。
完成してまだ数年しか経っていないので構内は非常にキレイ。
そもそも本数も少ないし市民にとっても使い勝手が悪いみたいなのであまり汚れないようです。
アーメダバード旧市街に降り立ち期待に胸を膨らませる。
世界最悪の渋滞、観光客お断りの路線バス、屋台の怪しい肉…この街ではいったいどんな体験が待ち受けているのでしょう?