こんにちわ、わらびです。
インド観光もとうとう佳境、残すはアムリトサルとジャイサルメールのみ。
ジョードプルではインドに飽きが来ていましたが、ジャイサルメールでは砂漠ツアーに参加したりお気に入りのレストランができて連日通うなどなかなかアクティブに行動していました。
荒野をバイクで疾走し村の子供3人轢いてしまったり(本当)いろいろあって印象的な街。
今回はジャイサルメールの見どころをチャチャっとまとめた記事になります。
観光の参考にでもどうぞ。
- デリー
- アーグラ
- ジャイプル
- ダージリン・シッキム
- ハイデラバード
- ハンピ
- バダミ
- オーランガーバード
- ムンバイ
- アーメダバード
- パリタナ
- ウダイプル
- ジョードプル
- ジャイサルメール
- アムリトサル
- コルカタ
- ブッダガヤ
もくじ
沙漠の街ジャイサルメール

ラジャスタン州の西、パキスタンとの国境まで約100km、インドの西の端っこ砂漠の中にあるジャイサルメール。
かつては東西交易の要衝として栄えた街でしたが、スエズ運河の開通、インドとパキスタンの分断で辺境の田舎町という立ち位置になってしまったそんな街。
辺境の田舎町ではありますが、ジョードプルからはローカルバス1本で簡単…でもないけど6,7時間ほどでアクセス可能。
砂漠の中にある街なのでここを起点にキャメルサファリへ出かけるのがド定番。
意外と居心地がよく3日の予定が6日滞在していました。
ジャイサルメールの観光スポット
ジャイサルメール城
まずジャイサルメール観光と言えばココ!


そう!ジャイサルメール城ですね。
街の中心の岩山の上にあるのでどこからでも見えるシンボル的存在。巨大な城壁に囲まれた城内には3000人の住民が暮らしています。
ラジャスタン州最古の城で世界遺産にも登録されています。

トーキョーパレスの屋上からの眺め。
どこのホテルでも屋上はルーフトップレストランになっているのですが、何せ砂漠の街だけあって風に乗って砂塵が舞う…

城壁から城下町を見てみるとこの街がゴールデンシティと呼ばれる理由が分かります。
街の周りには砂漠が広がっているものとばかり思っていましたが、ゴールデンシティの名前の由来は土を固めて作った民家だったんですね。

城内にはお土産屋さんがたくさんありますが、日本人が多く訪れる観光地だけあって悪質なぼったくり店も多数。


7カ所のジャイナ教寺院もありますが、どこも彫刻が素晴らしくて見ごたえ抜群。
貴族の邸宅

城下を歩いていると時々目に付くやたら豪華な装飾が施された邸宅、これらは「ハヴェーリー」と呼ばれる貴族の邸宅。

旧市街の民家の多くには細かい装飾が彫られているものが多いのですがハヴェーリーは桁違い、耳なし芳一ばりに全面ビッシリと装飾が刻み込まれています。
実はこの装飾、イスラム教の伝統技法で作られたもので、印パ戦争によって職人がパキスタンへ脱出してしまったので今後もう作られることの無いかなり貴重なもの。
ジャイサルメールの外、北側に多く固まっているので城下町観光のついでに見てみるのも善きかと。

近くには美味しいスイーツ屋さんもあるのでこちらも是非。
バダ・ダーグ

ジャイサルメールの新たな名所として徐々に有名になってきている王家の墓「バダ・ダーグ」
小高い丘の上には王族のお墓が並んでいるのですが、ここにきている人たちのお目当てはこのお墓ではなく夕陽。

街の中心から少し遠いので行くのが面倒ですが、多少の面倒なら我慢してでも行く価値はあると思います!
…が、それに関しては人それぞれ。
もうちょっと近い場所にも夕日を眺められる場所があるみたいなのでお好きな方を。

夕陽もさることながら赤く染まるジャイサルメール城も素晴らしい。
キャメルサファリ

ジャイサルメールと言えば「キャメルサファリ」。
ラクダに揺られて砂漠を歩くだけのシンプルなツアーから、バギーで砂漠を疾走するアクティビティ付きのものまで内容は様々。

夜の砂漠で焚火を囲み夕食を食べ、何となくアラブの行商隊になったような気分を味わえたりも。
私の場合は有名な日本人宿トーキョーパレスに泊まっていたのでそこで申し込みました。
宿泊客で無くても問題なくツアーの申し込みが可能なので、ひとりでツアーに参加が不安という方はトーキョーパレス経由で申し込んでみるのも良いかもしれません。
一番人気の高い1泊2日、夕朝食付きで1800ルピー。テントは300ルピーでレンタル可能。
砂漠の村クーリー

ジャイサルメールから50kmほど離れた場所にある村「クーリー」
砂漠に住む人たちの生活を身近に感じることのできる素朴な村。特に見どころらしい場所はありませんが、観光客もほとんど来ないため荒らされていない砂丘も近くにあります。
アルジュンゲストハウスという有名なゲストハウスもあり、ここからキャメルサファリに参加する人も結構いるみたいです。

この方がクーリーで有名なアルジュンさん。
ジャイサルメールの半額以下でキャメルサファリも承っています。

宿泊もキャメルサファリにも参加しませんが砂漠の素朴なご飯もといお昼ご飯の残り(150ルピー)を食べてきました。
自分の場合はバイクをレンタルして日帰りで観光しましたが、この村では子供を3人轢いてしまうという事故を起こしました。
ちなみに被害者は私の方です。
詳しくは下の記事から読めるのでどうぞ。
日本人宿トーキョーパレス

ジャイサルメールの有名な日本人宿「トーキョーパレス」
東京要素は皆無。
強いて言えばオーナーの兄弟だったか親戚が東京で働いているそうです。
ジャイサルメールに来た日本人の多くはここに宿泊するので、ここでキャメルサファリに申し込むと結構な確率で他の日本人と一緒にツアーに参加することになります。
自分の場合は1人でしたが。

敷地内にはプールあり。
私が訪れた2月時点ではそこまで暑くなかったので誰も使っていませんでした。

ジャイサルメールではホテルのロビーでダージリンで買った茶葉でお茶を淹れて飲んで朝から晩までパソコンいじってました。
部屋までWiFiが届かないのである。
たまにやって来た日本人に対して自前のダージリンティーを振る舞いちょっと調子こいたりもして、気分はさながらカフェでパソコンカタカタしている意識高い系のアレ。
みんなおいでよ、トーキョーパレス!
お気に入りのローカルレストラン
ジャイサルメールでは旧市街にあるレストランはほとんどがホテルなどのルーフトップレストランでどこもかしこもジャイサルメール城を一望できるのを売りにしています。
ただあんまり屋外でご飯食べたくない、だって、砂埃舞ってるんだもん。
出来れば食事は室内でしたい派です。
という訳でね、屋内で食事ができる場所を探して見つけ出したのがココだぁ…

「Swagatam Restaurant Jaisalmer」
なんて読むんだ?知らね。
大通り沿いにありトーキョーパレスからも歩いて10分ほど。
観光客はほとんど来ないローカル感漂うお店。

キャメルサファリに行った日を除いて、ジャイサルメールでの食事はすべてここで食べていました。

名前は忘れたけどお気に入りのタリー。
ローティとおコメどっちも楽しめる欲張りセット。
これで確か120ルピーほど。

おかわりはこんな容器に入ったのをテーブルの上に置いてってくれるので好きな分だけセルフでよそいます。
店員によっておかわりを持ってきてくれたり来なかったりするんですが、このランダム性もローカル店の醍醐味。
砂埃舞うルーフトップで食事したくない方は是非来たれ。
おわり

意外と居心地がよく6日滞在したジャイサルメール。
外に出かけてアクティブに観光していた気がしますが、思い返してみると半分くらいはホテルにいましたね。
砂漠でラクダにも乗ったし、何よりバイクで子供を轢いた一件が強烈で、それだけ外での出来事が印象に残っているみたい。