映える写真を撮るならココ!色とりどりの建物が並ぶヌビア村

こんにちわ、わらびです。

アスワンからナイル川を挟んで対岸にあるヌビア村。一言にヌビア村といっても西岸一帯に集落が広がりいくつも村があります。

今回は、アスワン観光では徐々に話題になってきているカラフルなヌビア村について紹介していきます。

この記事の情報は2023年8月時点でのものになります。

カラフルな方のヌビア村

アスワンの西岸にある「Nagaa Suhayl Gharb」地区。

アスワンロウダム側から橋を渡り川沿いを北に向かうと、そこにはガイドブックにも載っていない「Nubian Village Aswan」というカラフルな村が存在します。

村は小さく端から端まで500mほど。1時間もあれば充分に観光することができますが、村には何軒かホテルがあるので宿泊することも可能。

一度は岩窟墳墓方面のヌビア村に行き、そこでカラフルな方の村は南の方にあると教えてもらったので、日を改めて今度こそカラフルな方のヌビア村にやって来ました。

アスワンにはふたつのヌビア村がある

アスワンからナイル川を挟んで西岸地区はヌビアと呼ばれる地域。川沿いにヌビア人集落が広がり、民家にはヌビア人の描いた絵が描かれていることで有名です。

アスワンでヌビア村といえば、渡河用ボートで西岸に渡って岩窟墳墓群のある丘から北側の地域を指します。ガイドブックに載っているのも基本的にそちら側。

ですが、多くの観光客が目当てとするヌビア村というのはアスワンロウダム方面からアクセスする「Nagaa Suhayl Gharb」という地区にあるほうのヌビア村。

北側に向かってしまう観光客も多いので間違わないように注意。

岩窟墳墓方面の北側にあるヌビア村の記事
アスワン西岸の岩窟墳墓群(貴族の墓)とカラフルじゃない方のヌビア村

Nagaa Suhayl Gharbの民家

南側の方が観光用にペイントされたフォトジェニックな民家が多くあります。

岩窟墳墓群から北にあるヌビア村

アクセス方法

アスワンからヌビア村(Nagaa Suhayl Gharb)に行く方法はタクシーか乗合いバスのふたつ。

タクシーだと街の中心から往復+1時間ほどの待機時間で200EGPくらいを目安に交渉しましょう。

アスワンの中心部からヌビア村まで直接向かう乗り合いバンも出ていますが、本数は少なく捕まえられるかどうかは運次第。

「El Sadat」通りで乗り合いバンを捕まえ南の終点で降り、そこからアスワンロウダムの端まで歩いて行き、西岸方面へ向かうタクシーを捕まえるというのが安くて簡単。

  • 乗り合いバン(南の終点まで)
    • 3~5EGP
  • タクシー(アスワンロウダムからヌビア村)
    • 50EGP

帰りは乗り合いバンを利用

ヌビア村からアスワンへと戻る際は乗り合いバンを利用するのが安くて便利。

乗り場は「ZookaPizza」というカフェの前からで、アスワンの駅まで向かいます。

料金は10EGP。

ヌビア村観光

南の方のヌビア村は最近になって話題になり始めた新興観光スポット。

もともと北側のヌビア人集落のほうがガイドブックにも載っていた観光地で、民家に描かれた絵などを見に観光客がやって来ていました。その影響で南側の方でも観光客を集めるためにド派手なペイントを施し始めたようです。

集落の入り口付近から塀に書かれた絵がいくつも。

ヌビア人のフェイスマスク。

アスワンあたりから住民の肌の色がアラブ人よりも黒くなり、髪もちりちりの巻き毛なってきます。

彼らはアラブ人ともスーダン人とも違う独自の民族でそれが誇りなのだそう。

観光地だけあって土産物屋も多くあります。

8月のオフシーズンは観光客がほとんど来ないので店の人も全くやる気が無い。

村を歩いていても誰一人として声をかけてきません。

これがエジプト観光のオフシーズンの良いところ。クソあっついので全然良くないけど。

ヌビア村の民家は白と青をベースとしたペイントが施されています。

そうですね、SNS映えといったら青と白の組み合わせ。

モロッコのシャウエンとかインドのジョードプルとかもそうですね。

写真映えすることで有名な「OUNATYKAホテル」。

裏側がすんごいイイ感じだそうです。

さあ、映え映えするところにやって来たはいいがなにぶんこちとらオッサン。紛う事なきオッサンなのである。

別にオッサンが映え映えするところに来てはいけないということではない。

しかしオッサン故にこういう所でどうしたか良いのか分からない。

例えば、こんなカラフルな階段があったとしよう。というかある。

ここで映える写真に明るいSNS巧者であれば、階段にスタバのフラペチーノ片手に座り込んでなんかそういうアレコレして良い感じにどうにかするのでしょう。

しかし、ここにオッサンが座り込んだところでどうにもならない。もうオッサンの時点で既に手遅れなのだ。

誰しも、綺麗な写真は見たくてもオッサンは目にしたくないのである。

写真をネットにアップしたところで誹謗中傷、迫害の対象にしかならない。いわば現代式の自殺といっても過言ではない。

でもせっかく来たので、自撮りはせずとも頭の中でMステのオープニングを流しながら降りてきました。

自撮りはせずとも見るだけでも充分楽しいヌビア村。

誰しも平等にこの景観を楽しむ権利はあるのだ。そこに写り込む権利は無いだけで…

このキャラクター何かご存じだろうか?

これはフィリピン発のファーストフードチェーン店「Jollibee」マスコットキャラクターのジョリビー君である。

ここでは「NABORY」と元の名前が分からなくなっているが、せめて語感とかもうちょっと名前を寄せる努力をするべきではないのか?

パクるものとしての矜持をもっと持って欲しいものである。

まあいい。

かつて、フィリピンに語学留学していた際はこのジョリビー君が可愛くて勝手にダンスを作って踊っていたものです。

常にジョリビーファンを公言していたため、先生からジョリビーの筆箱やランチボックスを卒業記念に譲り受けたりもした。

空港の荷物検査でジョリビーの筆箱を見られた際は、係員に鼻で笑われたのが忘れられない。

ちなみに、マスコットのジョリビー君は好きだが、お店の味は全く好きではない。あんまり美味しくないのである。

おわり

このカラフルに塗られた民家は村のメインストリート500mほど続いています。

歩いて写真を撮りながら往復するだけなら30分。

映える写真を撮るとなると1時間くらいでしょうか?

悲しいかな自分じゃ撮ったこと無いので分かりません。

きっと夕陽に照らされた光景も素晴らしいに違いありません。村にホテルが何軒かあるので泊っているのも一興かもしれませんね。

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