こんにちは。わらびです。
やっとエチオピアを脱出する時がやって参りました。
次はケニアのナイロビを目指します。
ナイロビと言えばアフリカの中でも屈指の治安の悪さを誇り、色々なエピソードを聞きます。
それでもさすがにいつ戦闘が始まるか分からないラリベラよりはマシでしょう。
- コンソからモヤレへの行き方【バス料金・出発時間】
- モヤレからナイロビへの行き方【夜行バスの料金・出発時間】
- モヤレのホテル情報
- ケニアでおすすめSIMカード
この記事の情報は2023年10月時点でのものになります。
もくじ
コンソからナイロビへの移動
コンソからナイロビまでは約1100kmの道のり。
数年前までは、モヤレ国境からナイロビ行きの夜行バスは14:00時発が最後の便で、それまでに到着できなかった場合はモヤレで一泊しなければなりませんでした。
しかしそれも過去の話、2023年時点では夜行バスの出発は17:00時。特に問題が無ければ基本的に1日でナイロビまで行けるようになりました。
残念なことにバスの出発時間に関する問題が解決したかと思いきや、新たに別の問題も起きてるらしく、自分の場合は結局2日かかりました。
①コンソ→モヤレ
まずはコンソからケニアとの国境の町「モヤレ」へと。
エチオピアからケニアへと向かう国際バスは無いのでバスは国境手前まで。歩いてケニアには入国します。
モヤレ行きのバスはコンソのバスターミナル前の道路に待機しています。
まだ日も登らぬ早朝4時。バスは前日の夜からこの場所で待機しているため車内泊をしている現地人も多く見受けられました。
出発は4~6時の間。
バスの料金は400ETB。
何の事情があるか分からないけど、決まった時間に出発するという訳ではないようです。
自分の時はバスが満員になってらも1時間ほどバスターミナル内で待機していました。
謎。
さらに過積載の状態では出発が許可されないらしく、警察が乗り込んできてブチ切れていました。
この時乗れなかった人たちのために、バスは一旦郊外まで行きそこで待機。降ろされた人たちが来るのを待ち再び乗せてから出発します。
結局コンソを出発したのは7時ごろ。
途中何度かの検問を経て6時間ほどかけてモヤレに到着。
バスの終点からボーダーまでは2kmほど。トゥクトゥクで50ETBほどで行けます。
②モヤレ国境超え
さあ、このクソみたいな国ともやっとおさらばである。
じゃあなエチオピア。もう2度と来ないよ、絶対に!
モヤレの人たちは越境が自由らしく、学校から帰ってくる子供たちに遭遇。
午後1時ころに入管に到着。ネットの情報どおり12~14時まではお休みのようです。
この黄色い建物内でエチオピアの出国とケニアの入国を行います。
14時になって業務が再開。しかしいくら待てどもエチオピアの出国審査が完了されません。
理由はモヤレがインターネット遮断地域、もしくは非常に不安定なため入管のシステムにアクセスできなかったんです。
インターネットが遮断されていても重要施設のメール機能だけは利用できるので、パスポートの写真を撮りアディスアベバへとメールで送りその返信を待ちます。
でもここはアフリカ。係員がいくら電話をかけて催促しようとも一向に返事がきません。
結局その日の内に国境を越えることは叶わず。モヤレに一泊しなければならない状態になってしまったのでござる。
声を大にして言おう
私はエチオピアが大嫌いである!
そう、
私はエチオピアが大嫌いなのである!
もう一度言おうか?
私はエチオピアが大嫌いである!
最後にもう一度、
私はエチオピアが大嫌いである!
結局越境は翌日に持ち越し。
入管の人はこの問題がいつ解決するか分からないと言っていました。もう来ることは絶対にないだろうからどうでもいい。
翌日、アディスアベバから返信が来ていたようですんなり出国完了。
東アフリカ観光ビザでケニアに入国。
イエローカード
ケニアを含め東アフリカの複数の国では入国時にイエローカードの提示を求められます。
いずれもワクチン接種は必須ではありせんけど、無かった場合どうなるのかは分かりません。
両替はケニア側
国境手前の両替商たちはモヤレがインターネット遮断地帯ということもあり、外国人ではレートを調べることができないのをいいことにやりたい放題でした。
聞いてみたところレートは本来の10分の1、手数料で9割持ってかれるという超極悪レート。もうこれで最後だし本音を心内にしまう必要も無いので、優しい口調で暴言を吐き中指を立てて別れを告げる。
結局国境を越えれないので戻って来たけど。
その際もう一度優しい暴言を吐き捨てる。
すぐケニア側にATMがある上、両替もケニアに入ってからの方がレートが良いのでここでする意味は全くありません。
モヤレのホテル
その日の内に国境を越えることは叶わずとぼとぼと帰って来たエチオピア。大嫌いこの国。
モヤレにホテルは何軒かありますが、どれも土間にベッドを置いただけの簡素なところばかり。
場所は分かりにくく、どうやって見つけれたのか覚えていませんけど上のマップでピンのある当たり。
値段は2000円ほどですが、エチオピアでこの価格のホテルではかなりまともな部類。止む無くモヤレに泊る場合はここをおすすめします。
③モヤレ→ナイロビ
ナイロビ行きの夜行バスを運行しているのは何社かありますが、一番有名なのが「Moyare Star」。
国境からまっすぐ歩いて行くと交差点手前の左側にオフィスがあります。
何軒か隣にはATMもあるのでそこで現地通貨を引き出しましょう。
オフィスの前には名前がプリントされた緑のバスが停まっているので簡単に分かります。
ナイロビまでのバス料金は3000KSH=3000円。
17:00時発→翌7:00着。
何故か荷物を入れる用のガラ袋代が100KSH必要。
荷物が汚れないようにするための物で、その後のアフリカ旅行では大いにお世話になりました。
車内は割かし綺麗で座席下にはUSBの充電ポートも付いています。
交差点の近くには他にも何社かバス会社があり、確認して見たところ、ナイロビまでの料金は100~200KESほどしか変わりません。それに古くて乗り心地も悪そうでした。
安さを重視する人以外はモヤレスターの利用が無難。
SIMカードはAirtelがおすすめ
ナイロビは治安が悪く、バスの到着場所からホテルまでの移動はタクシーかUberになるはずです。タクシーもそこまで安全ではないのでUberを呼ぶためにSIMカードは必須。
モヤレスターのオフィスの隣にはSafaricomのSIMカードショップがありますけども、このお店はぼったくりなので注意が必要。
SIMカードのみで2000KSH。定価の20倍近い値段。値下げ交渉には応じてくれますけど、ここでは買わない方が良いかと。
ロータリー付近にAirtelの路上販売員がいるのでそこで買うのが一番無難。
料金は1週間3GBで550KSH=550円。
ナイロビ到着
翌朝7時。モヤレスターのオフィス前に到着。
ナイロビの治安の良し悪しは場所によって大きく違います。されどここがどのくらいの治安か分からないので速攻でUberを呼び、宿泊先のニューケニアロッジへと。
無事にニューケニアロッジに到着しドライバーにお金を払ったところ、
「早く、早く降りろ!」
と急に焦りだし、降りた直後に一目散に走り去っていきました。
これが凶悪都市ナイロビなんだなと実感。
まとめ
- コンソ→モヤレ
- バス料金・400ETB
- 4:30~6:00発
- 所要時間・6~7時間
- モヤレ→ナイロビ
- モヤレスター・3000KSH+袋代100KSH
- 17:00発→翌7:00着
- 所要時間・14時間
初めまして!
ただいま、アフリカ縦断中の杉山恵太と申します。
一つお聞きしたいのですが、ケニアがETAを導入した現在でも陸路でエチオピアからケニアに入国可能でしたか?
情報がいろいろあって、お聞きした次第です。
よろしくお願いいたします。
私が陸路でケニアに入国したのは2023年10月のことなので現在の状況は分かりません。
しかし、導入したシステムに関わらず陸路、空路での越境に影響は無いのではないでしょうか?
東アフリカビザ取得しましたか?
どうやって取得したのでしょうか?
もしオンライン申請でしたのなら、IREVOで使ったのでしょうか?
IREVOは英語表示がないのですが、どうやって出来たのでしょうか?
私がケニアなどを訪れたのは2023年10月のことなので、ケニア大使館のHPから東アフリカ観光ビザを申請しました。
2024年1月からケニアでは東アフリカビザの発給は停止。電子渡航認証(eTA)というシステムの運用を開始。
もし、ケニアから入国しウガンダとルワンダにも行くという場合は、eTAと東アフリカ観光ビザの取得が必要になります。
ルワンダかウガンダから入国し、その後でケニアにも行くという場合は、東アフリカ観光ビザの取得のみでeTAの申請は必要ないとされています。
Iremboは確認してみましたが言語切り替えで英語も選択できました。