こんにちわ。わらびです。
リビングストニアの次は湖畔の町「ンカタベイ」にやって来ました。
ここにはリコマ島のフェリーが出航するまでの4日間滞在します。
湖畔の町「ンカタベイ」
マラウイ湖湖畔のリゾート地「ンカタベイ」。
綺麗な湖に臨むビーチリゾートみたいな場所で、欧米人ウケのよさそうなダイビング、周辺の山へのトレッキングツアーなどのアクティビティも催行されています。
マラウイ湖に浮かぶ秘境リコマ島とチズムル島へのアクセスの起点にもなり、自分もここからリコマ島を目指します。
「ん」から始まる言葉では、チャドの首都「ンジャメナ」やタンザニアの「ンゴロンゴロ」が有名かと思いますが、しりとりではあえてこの名を出して知識人ぶりたいところですね。
ンカタベイへのアクセス
ンカタベイへのアクセス方法。ここではリビングストニアからの行き方を説明。
リビングストニアの麓「Khondowe」からバスに乗りムズズへと向かいます。
Khondoweではバス停も何もありませんが、リビングストニアへ向かう道の前で待っていれば、通りかかったバスが停まってくれます。
ムズズに着いたらあとは、ンカタベイへ向かうシエンタに乗り換えれば完了です。
- リビングストニア→ムズズ
- 12,000MWK=1,080円
- 所要時間・3時間
- ムズズ→ンカタベイ
- 6,000MWK=540円
- 所要時間・1時間
- 6,000MWK=540円
おすすめのホテル
ンカタベイでおすすめのホテル「Soul Rebel Lodge & Backpackers」。
ドミトリー1泊20,000MWK=1,800円。
テントを持っている場合は安く宿泊することも可能です。
ンカタベイでの過ごし方
ンカタベイの町自体は小さく、周辺に有名な観光名所があるという訳でもない。
リコマ島への船が出るまでの4日間滞在しました。
ホテルの環境が良いというのもあって、何もせずのんびりしているだけで充分。意外と長期滞在に向いている場所かもしれません。
ホテルの目の前に広がる湖は澄んでいてとてもキレイ。
マラウイ湖はダイビングスポットとしても有名。
マラウイ政府は否定しているものの、危険な寄生虫が生息しているとの情報もあります。皮膚に触れただけで侵入され感染症を発症するそうです。
うーむ、そんなこと言われるとなんだか入る気が無くなっちゃうなあ。
といっても、ホテルのシャワーだって湖から引いているだろうし、お米や料理だって湖の水が使われている。
それどころか、現地の人はこの水をろ過もせずそのまま飲みます。
じゃあいいか。泳ごう!
とはならない。
私の身体は、淡水にはまったく浮かないので溺れて死んじゃいます。
毎食お世話になっていたレストラン。
マラウイの主食「ウシパ」と呼ばれる小魚。
すぐそこの湖から沢山獲れるだけあって魚は安い。市場からバスの中まで、あらゆるところでこの小魚を見かけます。
特に市場で取引されるウシパの山は圧巻の光景。小魚の山が見れるのなんてマラウイくらい。
こちらもマラウイの主食のひとつ「シマ」。
トウモロコシの粉末を水と混ぜて鍋で煮た料理。ケニアやウガンダではウガリとして食べられているものです。
表面がもちっとしていて肉まんの皮のよう。
中身は何でしょうね?似たものが無いので例えようがありません。
何より、味が全く無いので美味しいとも不味いとも形容できない。全裸の人間のファッションセンスを評価できないのと一緒。
ンカタベイでは食事に出かける以外は基本的に外出していません。
だってやることないんだもん。
それでも4日間。あまりに最高過ぎるホテルのお陰で、のんびりと快適な時間を過ごすことができました。
湖畔の斜面に建てられたホテルは入り口から下って行くと、
湖にたどり着く。
ここから泳ぎに行くことや、、すぐ近くにテントを張ってキャンプをすることもできる。
水上に建てられたロッジもあります。
この景色がホテルの敷地内に広がっているのです。控えめに言っても最高ではないでしょうか?
これじゃあ外出できなくたってしょうがない。
レストランの2階部分にあるバーからの眺めが非常に良いのでここでブログを書いていました。
岸に押し寄せる穏やかな波の音。綺麗な湖を眺めながら片手にはビール。
これはなんと素晴らしきことでしょうか?
リコマ島への船が出るまでの待ちでしたが、意外と1週間くらいいても良かったかもしれませんね。
自分がンカタベイに来た時はちょうど満月。
夜になるとホテルの敷地内からはこんな素晴らしい光景が。
水面に反射した月明かり。まるで月まで続いているかのような光の筋は「月の道」と呼ばれています。
こんな綺麗な光景を見ることができるのは、周囲に光源が無いマラウイの田舎だからこそ。
まさかこんな幻想的な光景が拝めるとは。
何に当てられたかは知らないけど、思わずこの湖に飛び込んでしまいそう。
おわり
有名な観光スポットがあるわけでもないので、ホテルとレストランの間を行き来するだけでしたが、ホテルの環境が良く意外と充実した日々を過ごせました。