こんにちわ、わらびです。
アディスアベバではクズや子供に付きまとわれすっかり嫌いになってしまったエチオピアという国。
次は東部にある世界遺産の城壁都市ハラールへと向かいます。
エチオピアでは夜行バスの運行が法律で禁止されているため2日かけての移動になります。
この記事の情報は2023年9月時点でのものになります。
もくじ
アディスアベバからハラールへの行き方
エチオピアで夜行バスは法律で禁止されているので長距離移動をする場合は、午前4時とかやたら早い時間に出発する早朝便を利用することになります。
2日以上かかる長距離移動の場合は、途中の宿泊費も含めると実は飛行機の方が安かったりもする。
アディスアベバからハラールまでの直通便は出ていないので、一旦ディレ・ダワという街まで行き、そこで1泊し翌日ハラールを目指します。
アディスアベバからディレ・ダワへは長距離バス。ディレ・ダワからハラールには乗り合いバンを利用。
①アディスアベバ→ディレ・ダワ
チケットオフィスの場所と料金
アディスアベバに長距離バス会社はいくつかありますが、おすすめなのが「Ethio Bus and Abay Bus」。
市内中心にチケットオフィスと出発場所があるので移動が楽。
他の長距離バスは街の東のターミナルから出発し、中心からはかなり遠いので早朝に行くとなるとかなり面倒。それ以前に街中のチケットオフィスのスタッフでさえ、ターミナルが郊外のどこにあるか分からないというおっかない会社もあります。
一応各社ホテルまでのピックアップサービスがあるようですが、単純に来るか信用できないのでホテルに頼んでタクシーを呼んでもらいましょう。
- アディスアベバ→ディレ・ダワ
- 1280ETB=3500円
- 所要時間・約12時間
午前3時半のガソリンスタンドの様子。スーツケースを持った他の乗客がすでに待機。
出発時間の注意点
エチオピアでは独自の現地時間が使われています。
0~24時間で1日ではなく、0~12時間×2回で1日という風になっています。
1日の始まりは深夜ではなく夜明け(標準時の6:00)とされ、これが0時。
12時間後の日没(標準時の18:00)で再び0時に戻りそこからもう一度1~12時を繰り返します。
エチオピアの長距離バスは出発時間が「10:00」となっていることが多いですが、これはエチオピア時間なので、標準時に直すと早朝の4:00となります。
事前に知っておかないといけない初見殺しもいいところ。
バスのクオリティ
エチオピアの長距離バスは可もなく不可もなく。
ちょっとぼろいけどインドのローカルバスに比べると全然マシ。
ただし、車内では現地人が食い荒らした食べ物を床にまき散らすので酷い有様。
途中草原で何度か停止しトイレ休憩。
みんなそこらへんでおしっこしてごみを捨てていきますけど、すぐ目の前には少数民族らしき人の家があります。
自分の家の前にバスが停まってみんな勝手にトイレ代わりにするなんて考えただけでも地獄。
トイレ休憩以外にも街に寄っての食事休憩もあります。
お昼ご飯のパン(液状)。
ディレ・ダワには午後4時くらいに着きます。
到着場所はホテルが集まるエリアの路上で駅までは1kmほど。
ここからハラールまでは乗り合いバンで約2時間。バンは人数が集まり次第出発なので夜遅くに着く可能性もあり、念のためこの街で宿泊します。
ディレ・ダワでは外国人が泊れる手ごろな価格の宿はほとんど無くどこも1泊5000円ほど…
あれ?
アディスアベバからディレ・ダワまでのフライトは7000円くらいなので、飛行機で来たほうが早いし安かったのでは…?
②ディレ・ダワ→ハラール
ハラールへと向かう乗り合いバンは、前日長距離バスを降りた場所からすぐ近く。
バンは人数が集まり次第出発で、スタンドに付いたらちょうどハラール行きが出発するところだったのでそれに乗せてもらいました。
- ディレ・ダワ→ハラール
- 料金・100ETB+荷物代100ETB
- 所要時間・約2時間
ハラールでは旧市街から1kmほど西のところにあるマイクロバススタンドに到着します。
ディレ・ダワに戻る場合も同じスタンドからの乗ることになります。
まとめ
- アディスアベバ→ディレ・ダワ
- 長距離バス・約12時間
- 1280ETB
- ディレ・ダワ→ハラーリ
- 乗り合いバン・約2時間
- 200ETB
エチオピア航空の国内線チケットは、オフィスで直接購入するとネット予約の半額になるため、宿泊費も含めると飛行機を使った方が安くなるみたいです。