こんばんは。わらびです。
ハラールからアディスアベバへと戻り、そこから今度はラリベラへと向かいました。
ラリベラといえば、非常に有名な世界遺産の岩窟教会群のある場所。
2023年9月時点では紛争の影響で陸路でのアクセスは不可能な状態でした。
今回は、飛行機でのアクセス方法やラリベラで宿泊したホテルなどについて紹介していきます。
この記事の情報は2023年9月時点でのものになります。
2023年8月から始まった紛争の影響で北部のアムハラ州には非常事態宣言が発令され、外務省もレベル3の渡航中止勧告を出しています。
もくじ
アディスアベバからラリベラへの移動
ラリベラへのアクセスは空路のみ

ラリベラを含むアムハラ州では、ティグレ紛争で国軍と協力関係にあった民兵組織「FANO」により、2023年6月から新たな戦闘が開始。
この影響でラリベラ周辺には何重もの厳重な検問が敷かれ、陸路でのアクセスは不可能になりました。
この記事を書いている2024年4月時点でのラリベラへのアクセス方法は飛行機のみとなっています。
そもそも仮にバスが使えたところで、アディスアベバからだと2日かけてバスを乗り継いで行くため、宿泊費も含めると飛行機の方が安くなります。
フライト時刻

アディスアベバ⇔ラリベラ間の直行便は毎日1本。
- アディスアベバ⇒ラリベラ
- 発11:50‐着13:05
- ラリベラ⇒アディスアベバ
- 発13:35‐14:50

軽食が付いてきます。
チケットの購入は直接オフィスで
エチオピア航空の国内線チケットは、エチオピア航空の国際線利用者は半額になるとされています。
つまり、、
エチオピアへの入国か出国でエチオピア航空を使う人は国内線が半額で利用できる!
ということなんだそう。
チケット購入時に国際線チケットの確認をされるそうですが、実はこの確認に関しては結構適当らしい。
一応入国に際してはエチオピア航空を利用しましたが、オフィスでチケットを購入する際、国際線チケットの確認はされず半額料金でチケットを買えました。
2023年9月時点で、ネット予約では16000円なのに対しオフィスでの購入は8000円でした。
空港から市内への行き方

ラリベラ空港から町までは10kmちょっと。
移動に関しては乗り合いバンがフライトの到着時刻に合わせて駐車場に何台かやって来るのでそれに乗っていきます。宿泊するホテルを言えばその近くで降ろしてもらえます。
町から空港に戻る場合もホテルの人に事前に伝えておけば、フライト時刻に合わせてピックアップに来てくれます。
料金は人数に関わらず一律200ETB。
ラリベラで宿泊したホテル

ラリベラはエチオピアでは有名な観光地なのでホテルが何軒もあります。
私が利用したのは「Mini lalibela guesthouse」。一番安かったのでここにしました。
少し中心からは離れ周辺にお店が無くて不便。部屋は綺麗。
シングル1泊朝食付きで10USD=1500円。

WiFiもあるそうですが、私が滞在していた時は紛争の影響でラリベラではインターネットが遮断されていました。どのくらいの強さかは不明。
シャワーは電気シャワーでノズル付近の水は少しピリピリするので注意。
頭皮マッサージをするにはちょうどいいのではないでしょうか?
ラリベラ空港で起きた事件
これはラリベラ空港で起きた事件。
ラリベラ空港で事件といえば、2023年8月にアムハラの民兵組織FANOによる空港襲撃事件がありましたがそれとは関係ありません。
この事件は、いかにエチオピアではアジア人が犯罪のターゲットになりやすいかというエピソード。

ラリベラの空港は小さい空港なので預け荷物用のコンベアはひとつしかありません。
大した長さはなく一周十数メートル。中央に壁があり、向こう側が見えなくなっています。
多くの乗客は画像のエリアで待機していますが、壁を挟んで向こう側にはトイレがあるのでトイレに行ったついでに壁の向こう側で待っていました。
飛行機からコンテナが運ばれてきて、ガラス窓の向こう側で次々と荷物がコンベアに流されていく。
そしてコンテナが空になる。
??
何故かしばらく待っても自分の荷物だけが流れてこない。
コンテナに乗って運ばれてきたバックパックは確認済みなのでロストバゲージはありえない。
というか、ガラス越しに目の前でコンベアに流されるのを目撃しました。
少しおかしいと思いつつ一旦水を飲んで落ち着き、空になったペットボトルを近くのゴミ箱に捨てに行こうとすると…
おや…?
見覚えのある巨大なバックパックをカートに乗せた赤い服のエチオピアマダムが通り過ぎていく。
あれどう考えても自分のだよな?
いやでも見た目が凄い似てるだけかもしれないし…
とか考えつつ、周囲を見回し自分の荷物が無いかを確認するも当然ない。

やっぱりどう考えても自分の荷物なので、急いで後を追いかけ、行き先が駐車場だったのでそこまで運ばせてから回収しました。
荷物を取り戻す時マダムは無反応。
盗んだ荷物を取り戻された時の人の反応ってこんな感じなんだなと。
そもそも反応してませんけど。

自分のバックパックはこんなのだし、マダムの荷物とは程遠いでしょうから間違い用がありません。
ラリベラへのフライトは50人ほどのフライトで乗るのはほとんどが現地人。
外国人なんて珍しいのでチェックイン時に荷物を預けるのを見ていたのでしょう。
そして、荷物の回収時近くに自分の姿が無かったのをいいことに盗んだのだと思われます。
さすがはエチオピア。
中国から借金漬けにされ、アジア人の見分けができないのでアジア人=金としか考えていません
まさか空港内のコンベアで荷物を盗まれるなんて聞いた事ありません。
空港内の安全神話が崩壊するエピソード。
まとめ
- ラリベラへのアクセスは紛争の影響で空路のみ(2023年8月~未定)
- トータルではバスよりも飛行機のほうが安い
- エチオピア航空の国際線を利用する場合国内線は半額になる
- 空港から町までは乗り合いバンがある(一律200ETB)
- エチオピアはアジア人がターゲットになりやすいので全体的に注意