こんにちわ、わらびです。
キガリ観光を終え次はタンザニアへと向かいます。
タンザニアと言えば、アフリカ最高峰のキリマンジャロや楽園と名高いザンジバル島などが有名。
スペイン巡礼ではエベレスト登頂よりも凄いであろうことを成し遂げたので今さら山とか全く興味はありませんけど、ザンジバル島に関しては非常に楽しみ。
とりあえず、山には登らないけどまずはモシを目指すことに。
今回の記事では、ルワンダのキガリからタンザニアのモシまでのバス移動について紹介します。
この記事の情報は2023年10月時点でのものになります。
もくじ
キガリからモシへの移動
キガリからモシまでの距離は約1,200kmで直行便はありません。
したがって、以下の順に複数の街を経由して向かわなければなりません。面倒。
- キガリ
- 国境(ルスモ)
- カハマ
- アルーシャ
- モシ
バスの乗り換えは全部で3回。
キガリを午前3:00に出発し翌日の20:00ごろに到着します。2日がかりの移動になるので、タンザニアのカハマという街で一泊しなければなりません。
チケットの購入
キガリから国境へ向かうバスは「Nyabugogo Bus Park」から出発し、チケットもここで購入できます。
出発は朝早いので、バスパークの近くに宿を取るのがおすすめです。
以下の記事に宿情報は記載しています。
何軒もバス会社のオフィスがある中探し当てたこちらの会社。
モシなどタンザニア各都市以外にもザンビア、マラウイ、ジンバブエ、コンゴ方面へのバスも運行されています。いずれも直通便ではないので何度か乗り換えが必要になります。
キガリからモシまでのバス料金は45,000RWF=5,400円。
ここで発行されたチケットはモシまで通しで使うことのできるマスターチケットなので絶対に無くさないように。
①キガリから国境(ルスモ)
キガリからルスモ国境までのバスは午前3時発。
温泉旅館や老人ホームの送迎用のマイクロバスのようなやつに乗っていきます。中古の日本車なのでもしかしたら老人たちの送り迎えをしていたのかもしれませんね。
日本人向けに設計されている車体なのでシートは少し狭く窮屈。朝早いし、寝坊しないためにそもそも寝ていなかったのでシートなんて関係なしにすぐさま眠りにつく。
4時間半ほど経った頃、国境に到着していました。
②歩いて国境越え
キガリから乗ってきたバスとはここでお別れ。ここからは歩いて国境を越えます。
まずはイエローカードのチェックをしイミグレーションへと向かいます。
アライバルビザの取得
タンザニアに日本人が入国するにはビザが必要。
現在はE-visaも運用されていますが、ルワンダからタンザニアに向かう時通る「ルスモ|Rusumo」の国境ではアライバルビザの取得も可能。
カウンターでアライバルビザが欲しいといえば、申請用紙を渡されるので、必要事項を記入しお金と一緒に渡せば発行できます。
- 50USD(現金払いのみ)
- 入国から90日間有効
- 申請用紙に宿泊する予定のホテルの名前を記入必要あり
両替とATM
イミグレーション内にATMもあるので現地通貨の引き出しも可能。
両替商がルワンダ側とタンザニア側どちらにもいるので、ルワンダフランが余っている場合はここで両替できます。
レートは国境なのであまり良くはありません。それでも手数料が1割程度とアフリカでは良心的でした。
SIMカードの購入
タンザニアのゲートを出てすぐのところにSIMカードの販売所があるので、必要な人はここで購入しておきましょう。
ルワンダ側で出国する前にも販売している人がいるので、ルワンダフランが余っている人はそこで買うもの良いかもしれません。
キャリアはボーダフォンでした。
- SIMカード代・3000TZS
- 一カ月/4GB・10000TZS
※1TZS=0.06円
③国境からカハマ
タンザニアに入国したら次は「カハマ」という街まで移動。初日はここまでの移動でお終いになります。
バスの乗り場は、国境のゲートを出てすぐ左のSIMカード売り場やレストランのある場所で出発は11:00くらい。
キガリ発の早朝便に乗ってきた場合は1~2時間の待ち時間ができます。
カハマまでの所要時間は7時間ほど。
カハマではバスターミナルの近くにホテルを取って次の日の早朝の便でモシへと向かいます。
それとバスターミナルに到着したら、キガリで購入したチケットをスタッフに見せて翌日のバスの確認をしておきましょう。
宿情報
カハマでは、バス会社のスタッフがホテルを紹介してくれるとのことでした。
しかし、ここはアフリカ。相手が誰だろうとそこまで信用してはいけない。泊まるところは自分で決める。
ターミナルから50mほど離れた場所にある「Kahama Super Lodge」という所に宿泊。
シングル1泊25,000TZS=1,500円。
室内は手狭だが割と綺麗で快適。すぐ目の前が夜になると屋台の並ぶ通りなので少し騒がしい。ホットシャワーは出ないけど暑いので必要ありませんね。
④カハマからアルーシャ
2日目の午前4時。出発が早いのでバス会社のスタッフがわざわざ部屋まで起しに来てくれました。
でもね、バス会社のスタッフには教えてないんですよ、泊っているホテルの場所って…
こわ…
バスの出発は6:00。
4:30にはターミナルにやって来ましたがどう考えても早すぎますね。
今日お世話になるのはこのバス。
アルーシャまで12時間ほどかかります。
タンザニアの長距離バスの休憩所ではテイクアウト弁当が一般的。少しでも早く目的地に着けるようにと配慮されているんですね。
海外の長距離バスの休憩はいつ出発するのか分からないので、食事をするには勇気がいりますが、これだとバスの中でも食べることができるので有難い。
道中の景色は巨大な岩が転がる不思議な光景が。
インドのハンピで見たような、そんな景色が広がっていました。
⑤アルーシャからモシ
アルーシャに到着したら、路上で待機していた別のバスへと荷物を積みかえすぐに出発。
バスの車窓から見えていたこちらの光景。近くにあったお店の「OKAMA SHOP」という看板の文字が非常に気になりました。
何なんだろう、オカマショップ?
少なくともオカマのショップであることは確か。気になる…
オカマのことで頭が一杯のまま2時間。モシでは「Moshi Bus Stand」に到着します。
到着するのは21:0頃と結構遅くなるので、初日はこの近くに宿を取っておきましょう
まとめ
- バス料金・45,000RWF=5,400円
- キガリ→国境(ルスモ)
- 3:00発
- 所要・4時間半
- 国境→カハマ
- 11:00発
- 所要・7時間
- カハマ→アルーシャ
- 6:00発
- 所要・12時間
- アルーシャ→モシ
- 乗り換え次第出発
- 所要・2時間
キガリからモシまでのバス移動。乗り換えは何度かありますが特に難しいことはありませんでした。
注意する点といえば、カハマのバスターミナルに到着したらスタッフに翌日のバスの確認をすることくらいでしょう。