こんにちわ。わらびです。
喜望峰ツアーからケープタウンに帰還。
料金はちょっと高かったけど、アフリカ最後ということもあり、この後も贅沢は留まるところを知りません。
財布のひもが緩むどころではなくもはやガバガバ。普段いかないようなちょっと良いお店にも行けちゃうのです。
という訳で、今回はケープタウンでおすすめのレストランについてご紹介。
南アフリカのステーキ
皆さん、南アフリカの有名な食べ物ってなんだか知っていますか?
……そうですよね。分かりませんよね。
私もそうでした。
じゃあ一体何が有名なんだって?
そりゃあラグビーワールドカップとかで見たことあると思いますが、南アフリカ代表のラガーマンが誇る鉄壁のような肉体。
あんなものを作れるなんて牛肉以外ありえません。
そうなんです。南アフリカで有名な食べ物、それはズバリ牛肉。ビーフ!
そもそもタイトルとかにステーキとかモロ書いてあるので普通に分かるかと思います。もったいぶっていたこっちが恥ずかしいったらありゃしない。
まあいい。
南アフリカでは牛肉の生産が盛んで国内自給率に関しては100%、アフリカ全体で見てもの20%を占めるほど。
という訳でね、牛肉が有名だしよく食べられているということで、ステーキハウスもたくさんあるんですよ。
今回はケープタウンでおすすめのステーキハウスについて紹介しましょう。
おすすめのレストラン「Iron Steak and Bar」
ケープタウンのダウンタウンでおすすめの「Iron Steak and Bar」。
ここらは治安があまり良いとは言えないし、暗くなれば尚のこと。美味しい晩ご飯を食べた帰り道。気が抜けているところを…
なんてないとも言い切れないので、宿泊していたホテルから200mほどの所にあったこのお店を選択しました。
店内の様子はなんかおしゃれ。
お酒の種類も充実しているので、お肉と相性抜群なワインやウィスキーが見つかること間違いなし!
ステーキメニューはボードに書かれている物から選択します。
骨付き、骨なし、南アフリカ産和牛なんてものもあります。
ここまで来ておいてなんですが、実はお肉あんまり得意じゃない…、
と言ったら語弊があるかもしれないけど、がっつり肉メインのステーキを食べるなんて数年ぶり。
野菜の方が好きなので、肉メインにして食べることってあんまりない。
とりあえず、ステーキと聞いて一番聞き馴染みのある部位のフィレ300g、455ZAR=3,700円をオーダー。
ステーキなんて滅多に食べることが無いので焼き加減はよく分からない。
なので、一番カッコいい響きのミディアムレアで。
お肉が来るまでの間、ビールとお通しのポップコーンで乾杯します。
レッツトライ!にく!
さあさあ、やって来ました。
ラグビー南アフリカ代表のラガーマンたちの屈強な肉体の元となる…、
か分からないけど、フィレステーキ。
なんか知らんが、溶岩プレートみたいなのに乗ってやってきました。
表面を強火で焼かれ、内部はまだ赤い。うっすら赤い肉汁がしたたり落ち、旨みが閉じ込められているのでしょう。
これがミディアムレアの焼き加減なんですね。
記憶にある限りではこれが初めて。
ナイフはちっちゃい肉切り包丁を使って食べます。
肉だけでは不安なのでサラダも注文しちゃいました。
焼肉なんかではもっぱら野菜の盛り合わせばかり食べているくらいですからね、生野菜があるか無いかでは大違い。
肉はあまり得意ではない。それでも食べてみたら予想外の美味しさ。
赤身肉の少し強めの弾力。噛めば肉汁が出てくるが脂っこさはほとんど無い。
ジューシーとはまた違ったこの肉肉しさ。
肉の何が苦手っていかんせん脂がダメなので、脂肪の少ない赤身肉は全然いけるではありませんか?
新鮮なお肉を使っているので、ミディアムレアでも臭みもクセも全くない。
くどくないので食べる手がどんどん進みます。
このお肉なら全然余裕で完食できてしまう。もう100g多く注文しても良かったかもしれませんね。
そして肉といえば、忘れていけないのがワイン。
南アフリカ産のワインといえばここ数年で大きく注目を浴び、スーパーやコンビニでも見かけるようになってきましたね。
肉料理に合うのは赤ワイン。
種類に関してはよく分からないので、店員さんにおすすめを聞いたところ、ライトかフルボディのどちらからか選んでくれるそう。
フルボディは喉に引っ掛かる感じがあまり好きではないので普段は飲みませんが、なんとなく気になったので注文してみました。
どうでもいいけど、複数の言語を中途半端に扱えるせいで、海外に来たというのに英語を話す機会がめっきりなく、話し方なんてすっかり忘れたもとだとばかり思っていました。
しかし、いざ話してみると意外と流暢に話せるもんだなと。
まあ才能ありきなのでしょうけど。
店員さんのおすすめフルボディ。
普段敬遠してきたものですが、これが見事にステーキとマッチする。
味も香りも強い分、料理の味にも負けずしっかりとワインを堪能できる。
喉に引っ掛かる感じもなく、スッと喉の奥へと肉の味を流し込んでくれます。
非常に浅い感想しか出てきませんが、なんとも味わい深い。
店員さんの見事な采配には感謝しかありません。
おわり
フィレステーキとフルボディの赤ワイン。
本場の味とはよく言ったもの。
肉もあまり好きではないしフルボディも得意ではない。そんな舐め切ったやつですら虜にし、手放しで美味しいと褒めたたえてしまうほどの絶品でした。
新たな知見と感動を与えてくれたこのお店には感謝しかありません。
コメントを残す