クルディスターンで絶景の待ち受ける村巡り【ボルバル・セリン・ハジジュ】

こんにちわ、わらびです。

世界遺産のウラマナトを観光した後は、隣の村までトレッキングすることに。

あまり知られていない世界遺産のウラマナトでさえ山奥の秘境と言っても差し支えないのに更にその奥へ。つまり秘境の中の秘境。

調べても全く情報が出てこない場所ですが、そこには知られざる絶景が待ち受けていました。

この記事の情報は2023年5月時点でのものになります。

クルディスタンの絶景巡り

ウラマナト観光の次は隣の村までトレッキング。

もうじきイラン旅行も終わり、次はフランスとスペインの田舎を大荷物担いで1600km以上歩く予定があったので、練習もかねて山の中を歩きます。

もともとは、隣の村ひとつだけ見る予定だったのですが、途中で出会ったイラン人旅行者たちの車に同乗させてもらい、そのまま絶景が待ち受けるクルディスタンの村を巡ります。

ボルバル

ウラマナトを出て一番最初にあるのが「ボルバル」という村。

ここはウラマナトから歩いて日帰りでも行ける場所なので、もともとはこの村までトレッキングする予定でした。

谷の底にある小さな村でここも斜面に作られた階段状になっています。

クルディスタンの山に囲まれた谷の底にポツンと現れる、まさに秘境というのがぴったりの光景がそこにはありました。

ウラマナトから30分くらい歩くと村の見える場所までたどり着きますが、長いのはここから。

村の前には急な斜面が続き、そこには何度も何度も折曲がった九十九(つづら)折り

ウラマナトからボルバルまでの距離は約9km、そのうちの7kmほどをこのつづら折りが占めるというのだからとんでもない。

軽い観光名所として成立してもおかしくないような規模の九十九折り、一体何回折曲がっているのか?

すぐ目の前に村が見えているというのにこの坂を下るのに1時間半くらいかかる。今回は下りなのでまだいいけど、登りのことなど考えたくもない。

ボルバルに一泊する予定だったので重い荷物を担いで坂を下る。

坂を下りて1時間、進めども進めども村との距離が全く変わらない…

来るんじゃなかったと後悔していると、そこへ通りかかったイラン人の旅行者が村まで乗せて行ってくれることに。なんと有り難いことでしょう。

ボルバルではチャイハネでお茶飲んで近くの川で遊んだり。みんな滝に登って記念撮影をしてました。

本来であればここで1泊し帰る予定でしたが、ここまで乗せてきてくれた人たちも旅行に来ており、このまま先の村を見てクルディスタンの山を抜けるらしく同行する運びとなりました。

ここからは、イラン人の親子とその友人のクルド人、そして私の4人で旅行開始。

セリン

親切なイラン人と共に向かう次なる村は「セリン

クルディスタンの奥まった山間にある小さな小さな村。

ここはクルディスタンの山中の特に奥まった場所、秘境の最奥地。

画像から分かる通りセリンの村までは直接行かず(厳密には素通りしてきた)村を一望できる場所で休憩。

彼らも例に漏れず山や自然が大好き。この景色を前にとても嬉しそうに記念撮影をしていました。

同行者の一人のムハンマドレザー君。

景色には興味ないのかアリや花に興味津々。

最初の方は初めて見る日本人に緊張してなかなか近寄ってきませんでしたが、徐々に緊張もほぐれそこらへんに生えていた花をプレゼントしてくれました。

見渡す限りの山。

こんな山奥の場所にも人は住んでるし、電気もしっかり通ってる。それも何千年も前から。

そりゃあ青森県にも人が住んでいるんだからここにも人が住んでて当然ですけどね。

次はこの川の上流の村へと向かいます。

ハジジュ

最後の村「ハジジュ」。

ここは既にクルディスタンを抜けてケルマーンシャー州に入っています。

川幅が広く流れもほとんど無いので湖のような川。ボルバルとセリンで流れていた川の上流がここでもうちょい先に行くとダムがあります。

この村はクルディスタンに住むクルド人にとって聖地なんだそう。

その理由が村にあるこの霊廟。

ここは7代目イマーム「ムーサー・カズィム」の子供の一人が祀られる霊廟で巡礼地のひとつ。

イランの国教はシーア派の12イマーム派でクルド人が信仰しているのはスンニ派。クルド人にとってシーア派の聖人の息子なんてあまり関係ない気もしますがいろいろ事情があるのでしょう。

一応巡礼地なので多くの観光客が訪れる山奥にしては活気のある村でした。

おわり

クルディスタンの山中の村巡りをした後は、パーヴェという少し大きめの町へ向かい、同行させてもらった人たちが泊るレンタルバケーションに宿泊させてもらいました。

本当に何から何までお世話になりっぱなし。

ネットでよく書かれていたイラン人のホスピタリティをここに来て思い知りました。

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