イスファハーンの観光スポット10&グルメ情報【世界の半分】

イスファハーン

こんにちわ、わらびです。

イラン4大観光都市カーシャーンヤズドシーラーズ

そして最後のひとつ、とうとうやってきましたイスファハーン!

イランの歴史の栄光のひとつサファヴィー朝の最盛期に都が置かれた場所で、その繁栄ぶりから世界の半分とまで称えられたイランで一番有名な観光都市。

事実私もイラン観光では一番楽しみにしていた場所なんです。

この記事ではイスファハーンの主な見どころや名物料理、おすすめレストランなどをササッと疾風のように紹介していきます。

世界の半分「イスファハーン」

ペルセポリスと並ぶイランの栄光の歴史が詰まった歴史的都市イスファハーン。美しい装飾が施された建築物が多く「イランの真珠」とも称えられました。

1598年にサファヴィー朝第5代アッバース1世が首都を移し、コーランに書かれた楽園を手本とした都市の建設に着手。新市街と旧市街の間には巨大な広場が作られ、周囲に美しいモスクや宮殿、バザールには世界中から集められた品物が並びました。

その圧倒的な大きさと美しさ、繁栄ぶりからヨーロッパの商人たちは「イスファハーンは世界の半分」と称賛。今ではイランの真珠よりもこちらの呼び方のほうが遥かに有名ですね。魔王が勇者に取引を持ち掛ける時に良く言う世界の半分というのも多分ここのこと。

イランに入国してから3週間経った頃にようやく訪れ、これまでにもイランの名だたる観光地を巡ってきましたが、それらを遥かに凌駕する圧倒的な魅力を持つ観光都市。

イスファハーンの見どころ

イスファハーンは世界の半分と称えられるだけあって、世界遺産もそれぞれ別に登録されているものが3つ。

イスファハーンにある世界遺産
  • イマーム広場
  • マスジェデ・ジャーメ(金曜モスク)
  • ペルシャ式庭園(チェヘルソトゥーン宮殿)

イマーム広場を中心に主な見どころは固まっていますが、イマーム広場ひとつをとってもかなりの見どころがあり、中心のみならず郊外まで足を伸ばすとなると観光するには最低でも3日くらい必要。

見どころがたくさんあるんだよね、この街。

施設の入場料

イスファハーン観光では、いくつも有料の施設を観光することになるかと思いますが、そうなると気になってくるのが入場料。

世界遺産が3カ所もあるし結構値が張るのでは…、と気になって寝れない夜をお過ごしのことかと。誠に心中お察しします…、まあどんな心中かはあまり興味ありませんが、とりあえず心配ご無用。

イスファハーンの施設入場料は以下の通り。

観光施設の入場料
  • 政府運営の施設…1律100万イランリヤル
  • ベッカムチャーチ…150万イランリヤル
  • ヴァンク教会…200万イランリヤル

シャー・モスクマスジェデ・ジャーメなどイラン政府が運営する施設は一律で同料金。

アルメニア教会は政府が関与していないのでそれぞれ別。

そこまで高い入場料の施設は無いので、お金の心配なく観光を楽しめますね。

※50万イランリヤル=1USD

イマーム広場

イスファハーン新市街と旧市街の間に作られた「イマーム広場」。

もとは「メイダーネ・シャー(王の広場)|میدانِ شاه」という名前でイラン革命後に名称変更が行われました。

アッバース1世の目指すコーランに記載された楽園のような都市設計、その中でも特に力が入れて作られ場所がこの広場になります。イスファハーンが世界の半分と呼ばれる由来もこの広場。

中国の天安門広場に次いで世界で2番目に大きな広場だそうで、シャー・モスクやアリカプ宮殿、シェイフロットフェラーモスク、回廊にはバザールなどとにかく広く見どころがたくさん。

イマーム広場の観光は1日がかりになってしまうかと思われます。

イスファハーンのイマーム広場」として世界遺産に登録

シャー・モスク

イマーム広場観光では人気の「シャー・モスク」。

サファヴィー朝の最盛期を築きイスファハーンに都を移した「アッバース1世」が建設を命じた「王のモスク」。

ペルシャイスラム建築の最高傑作とも評され、大きさもさることながら装飾の美しさも世界トップクラス。音の反響するドームという面白い仕掛けもあります。

シェイフ・ロトフォッラー・モスク

イマーム広場の東、アッバース1世により王族専用の礼拝所として建設された「シェイフロトフォッラーモスク」。一般的なモスクとは違い中庭もミナレットもありません。

ドーム内部にはあまり光が差し込まないため、青と黄色で彩られたタイルがわずかな光を受けて輝く幻想的な空間が広がっています。「イランで最も美しいモスク」とも呼ばれています。

ドーム上部に設けられた窓から差し込む光が美しいので夕暮れ時か朝早くに行くのがおススメ。

アリ・カプ宮殿

イマーム広場の西側にある「アリ・カプ宮殿」。

イマイチ何階建てか分かりにくい見た目をしていて、正面は2階建て、背面のほうは6階建て。ふたつの建物が合体した変わった構造。

イマーム広場が作られる以前からあったとされている建造物で、テラスからはイマーム広場が一望できます。

世界で2番目に大きい広場のスケールをその目で直接確かめるには、テラスからしかできないので一見の価値あり。

グランドバザール

イマーム広場の北側、カイセリーや門からマスジェデ・ジャーメまで続く「グランドバザール」。

「ハータム・カーリー」や「ミナー・カーリー」などイスファハーンを代表する伝統工芸が所狭しと並ぶ光景は圧巻で幻想的、まるで美術館のよう。

どれも手ごろな値段で大した荷物にならないので、お土産を買うならここしかありませんね。

普通にボッタくり野郎もいるので注意だけどね。

バザールにすぐ裏手には工房が軒を連ね、工房見学をさせてくれるお店も多くあります。

私はブロックプリントとも呼ばれる「カラム・カール(更紗織り)」を購入したところ、工房を見学させていただきました。感想ノートにはペルシャ語で感想を書き込んできたので是非とも探してみて下さい。

マスジェデ・ジャ―メ(金曜モスク)

イマーム広場の北側にある「マスジェデ・ジャーメ(金曜モスク)」。

イランで最も古い金曜モスク、「チャハールイワーン様式」を用いて作られた初めてのモスク、イスラム王朝で初めて2重殻ドームが用いられた建築など、中央アジア全体のモスク建築やイスラム独自の建築様式の原点ともなった歴史的に貴重なモスク。

イマーム広場の北側のカイセリーや門から始まるグランドバザールは、2kmにわたってこのモスクまで続いています。

「イスファハーンのマスジェデ・ジャーメ」として世界遺産に登録

チェヘルソトゥーン宮殿

17世紀にシャーアッバース2世によって作られた「チェヘルソトゥーン宮殿」。ほとんど木の生えないイランにおいて木製の柱を20本も使用して作られた貴重な宮殿。

20本の柱が前面の池に写りこんで40本に見えることから「チェヘル(40)」「ソトゥーン(柱)」と呼ばれているそう。

宮殿内の壁は壁画で埋め尽くされ、チャルディラーンの戦いなどサファヴィー朝の名だたる戦いを描いたものもあります。

世界遺産「ペルシャ式庭園」の9つの構成資産のひとつ

シーオセ・ポル

イスファハーンのザーヤンデ川に架かる橋の中で最も有名なのが「シーオセ・ポル|سی وسه پل」。

ペルシャ語で「シーオセ」が「33」で「ポル」が「橋」という意味。その名の通り橋は33個のアーチからできています。

日中は涼しさを求めるイスファハーン市民が集まる憩いの場。

夜は有名な夜景スポット。

実際にアーチが33個あるのか気になって数えてみたのですが、何故かアーチが1個たりない…、おかしいと思い何度数えてもうまくいかない。何より水面に反射する光が邪魔。

これでは「シーオド(32)・ポル」になってしまいますね。

何度も繰り返し数え33個あることをしっかり確認。南側からだと最後の1個が見えにくいので北側から数えるのがおススメ。

ヴァンク教会

イスファハーンの南側、アルメニア人が多く住むエリアにあるアルメニア正教会「ヴァンク教会」。

外から見ると、特筆するようなところはない普通の教会なんですが…

内部は眩い金色の光に包まれ教会内の壁一面を埋め尽くすフレスコ画がビッシリ。まあまあ衝撃的な光景が待ち受けています。

博物館も隣接していて、その中には「世界一小さい聖書」や「髪の毛に書かれた聖書の一文」といった非常に面白い展示物もありました。

入場料が200万イランリヤル(4ドル)は、実はイスファハーンにある施設の入場料では最高額(自分調べ)。

ベッカムチャーチ

この教会も壁一面を埋め尽くすフレスコ画で有名なアルメニア正教会「ベッカムチャーチ」。

ヴァーンク教会の近くにありますが、ベッカムチャーチの方にはあまり観光客が来ないので、ゆっくり見学したい人はコチラがおススメ。

イスファハーンの名物料理と有名レストラン

Naghshe Jahan Restaurant

イマーム広場東側の回廊内にある「Naghshe Jahan Restaurant」。

ステンドグラスや美しいタイル、鏡張りの天井などペルシャの伝統的な宮殿の思わせるような…、見た目だけはすごく綺麗でそれだけで既に行く価値はあるかと思います。

こんな事を言うのもなんですが、内装が綺麗なモロ観光客向けのレストラン。

値段は結構高め…、そして味は普通です。

ベルヤーニ

イスファハーンを代表する名物料理といえば「ベルヤーニ」。イラン人にイスファハーンの郷土料理について訪ねると、誰もがこの料理を答えるくらいには有名な料理なんです。

ビリヤニと名前が似ていてインドはペルシャ文化の影響を大きく受けているので、その原型となったピラフ的な料理かとも思いましたが全くの別物…、とも言い切れないらしい。少なくとも名前に関してはこの料理が由来という説が有力。

羊肉のミンチにタマネギとサフラン、シナモンを混ぜて焼き、砕いたナッツ類をまぶした料理。パンに香草と一緒に挟んで食べます。

市内には何店舗も専門店があるくらいにはイスファハーンのソウルフード的存在。

イマーム広場から西へ10分ほど行くと「アザム・ベリヤニ」という専門店もあるので是非。

ギャズ

イスファハーンの伝統工芸は数知れず、されどお土産用お菓子ならば「ギャズ」一択。

樹液をローズウォーターなどと一緒に練り込んだイスファハーンの伝統的なチョコレートらしいですが、どちらかというとキャラメル。中にはピスタチオがはいっており、ピスタチオの含有率によって値段が変わります。

食べてみたところ20~30%が丁度いい感じ。

箱で買ったら予想以上に粉がぱんぱんに詰まっていたのでボロボロこぼれて食べるのに一苦労。

画像のものは18個入りで70万イランリヤル。ピスタチオの含有率は28%。

おわり

イスファハーンでは4日間フルに使って観光してきました。それでも飽きが来ることなく、さすがは世界の半分といったところです。大きな期待をしていましたがその期待をはるかに上回り、イラン旅行では最も印象に残った街。

観光地としてのポテンシャルも尋常ではなく高く、アメリカの制裁やビザの取得が容易であれば世界的に有名な観光地になっていてもおかしくない場所だと思います。

ひとまず、イラン旅行では絶対に来たれ!

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