イスファハーンが誇るイランの伝統工芸品【おススメのお土産6選】

イスファハーン

こんにちわ、わらびです。

イスファハーンは金曜モスクシャーモスクアリカプ宮殿などなど挙げればきりがないくらい観光名所が多くありますね。

そして、世界の半分といわれるだけあり伝統工芸品も非常に充実、バザールを歩くと美しい芸術の数々に目を奪われることでしょう。

しかもそれらが全部手ごろな値段で買えるってんだからこれは驚き。

もう買うしか無い。

という訳で今回は、イスファハーンでおススメの伝統工芸品たちを紹介していきます。

伝統工芸の本場イスファハーン

世界の半分と呼ばれ、サファヴィー朝の最盛期に首都として繁栄したイスファハーンは、同時期にイラン各地から多くの職人が移り住み、芸術面でも大きな発展を遂げました。

イランが発祥の地とも言われる象嵌細工の「ハータムカーリー」、エナメル細工の「ミナーカーリー」など多くの伝統工芸はイスファハーンが最大の生産地で、それらは「イスファハーン本来の芸術」と呼ばれています。

そうなんです、イスファハーンは世界の半分というだけではなくイランの伝統工芸の本場でもあるんです。

お土産を買うならイマーム広場とグランドバザール

イスファハーンでお土産を買うなら、イマーム広場のカイセリ門から金曜モスクまで続くグランドバザール、もしくはイマーム広場を囲む回廊の中にあるバザールがおススメです。

というか、この2カ所以外で選択肢はまずないと思います。

グランドバザールのすぐ近くには多くの工房が軒を連ねているので、見学させてくれるお店もあります。

どれもお手頃価格

お土産を買うにしても伝統工芸ともなるとお値段がそれなりにするのではないかと、そう思いますよね?

私もそう思っていた時期がありました。

ですがそこは物価の安いイラン、イスファハーンは本場で数も多く生産されているだけあって、かなーり安く購入可能。

種類に関わらず、サイズ的に持ち帰り可能なものだとだいたい2~20ドル内に収まります(シルクのペルシャ絨毯以外)。

見習い職人の作品だと安くなったりするので、応援する気持ちで買ってみるもの良いかもしれません。

ぼったくりに注意

イスファハーンはイランでも特に人気の高い観光地。当然観光客も多いのでそれを狙った悪い奴らもたくさん。

基本的には相場より高く買わせるボッタくりがありがちな手法で、一度騙せると分かるとその後もアレコレと勧誘してきます。

自分の場合は相場の3倍ほどで品物を買わされた後、超高額なダンスパーティーに勧誘されました。

あの野郎ぶっ飛ばす。

バザールでは商品に値札が貼られている場合が多いので、様々な店を見て周り、一通り値段の相場を確認してから購入するように心がけましょう。

イスファハーンが本場の伝統工芸

ハータムカーリー|خاتم کاری

イスファハーンの代表的な伝統工芸といえば象嵌細工の「ハータムカーリー」。

木材やラクダの骨をベースにした箱の表面に、黒檀やアルミ、真鍮を繋ぎ合わせ美しい幾何学模様をあしらったもので、イスファハーンのもっとも代表的な伝統工芸。

象嵌細工自体もイランのシーラーズが発祥の地なので、これは是非とも買いたいところ。

作り方は、このように細やかな模様をいくつも張り合わせ、

数ミリにスライスしチップ状にしたものを箱の表面に張り付けます。

ラクダの骨を削ったものや箱の内部にも装飾が施されたものは小さくても10ドル以上しますが、安いものでは3~5ドルで購入可能。

お土産に2個買いましたが片方は3ドル、もう片方は4ドルが相場のところを11ドルで購入させられました。

ミナーカーリー|میناکاری

銅の表面に繊細なペイントを描きエナメル加工を施した「ミナ―カーリー」。

細かいペイントがびっしりと書き込まれちょっと引くくらい美しい、圧倒的な色彩の暴力ここにあり。

ハータムカーリーと並びイスファハーンを代表する芸術品で、イランではアケメネス朝ペルシアの時代から作られていたとされています。

ミナ―カリーが売られているお店の前はぼんやりと青く染まり異様な雰囲気を放っています。

ペイントを施す職人の熟練度によって値段は大きく異なり、青が基本的な色ですが稀に赤もあります。

上の画像、左が熟練の職人の作品。右が見習の職人。

どちらも同じように見えますが、よく目を凝らしてじっくり見ると差は一目瞭然。

熟練の職人がペイントを施したものであれば、手のひらに収まるサイズの小皿でも10ドルほど。一方見習いであれば三分の一ほどの値段。

カラムザニー|قلمزنی

銅や真鍮の容器の表面に細かい模様を彫り込んだ「カラムザニー」。エッチングとも呼ばれる加工法。

花などの植物の模様が多いのですが、コーランやペルシャの詩の一節が彫り込まれたりもします。

このような状態から、釘のような器具と槌のみでひたすら模様を彫り込み

掘った溝の中に炭の粉を流し込み、研磨油で覆うことで黒くはっきりとした線を浮かび上がらせこの状態が完成。

実はこの時見学したお店の職人さんは、東京インターナショナルギフトショーにも出店したことのあるイスファハーンでも屈指の凄腕職人でした。

そんな凄腕職人の作品なら買っておいてそうはないと思ったのですが、どれも大きすぎてカバンに入りきらず…

長期旅行者の悩ましい所。

ファイルーズクービー|فیروزه کوبی

銅細工の表面にターコイズを張り付け、表面を削り模様を出した「ファイルーズクービー」。

マシュハドが発祥の工芸品で、イスファハーンに伝わってから現在よく見る皿や壺などの容器に張り付けるスタイルが完成しました。

ファイルーズというのはペルシャ語とアラビア語で「ターコイズ」のことを指します。アラブ語圏では一般的な女性名で、声優の「ファイルーズあい」さんなんかもそうです。

銅細工の表面にターコイズを張り付け、削った上から釉薬でコーティングし美しい模様を浮かび上がらせます。

使うターコイズの品質が良いほど値段も高くなる。

これは特にお気に入りの伝統工芸なのですが、基本的にどれも大きく持ち運びできないので買うことは出来ませんでした。

カラムカール|قلمکار

模様の彫られたハンコを組み合わせ、コットンの生地に模様を作り出す「カラムカール」。「ブロックプリント」、「更紗織り」との呼ばれ方も。

日本語に翻訳すると「習字」となりますが、意味的には「筆仕事」とか「ペンワーク」のが近いです。使うハンコの数や色、模様の密度が高くなると値段も高くなります。

この丸いのが3ドルほど。嵩張らないので長期の旅行者にもおススメのお土産。

購入したお店の工房を見学をさせてもらいました。職人さんがハンコを少しずつずらしながら何度も何度も、正確にそれぞれの柄が重ならないように柄を作り上げる。

2枚購入しましたがバックパックの底で圧縮されたまま眠っています。

ペルシャ絨毯|فرش بافی

イランにはギャッベやギリムなど多くの織物があり、中でも一番有名なのが…、そうですね!「ペルシャ絨毯」です。

ペルシャ絨毯の本場はタブリーズですが、イスファハーンのバザールでも多くの絨毯が扱われています。材質は3種類でウール、ラクダ、シルクの順に高くなります。

高いイメージがありますがウールだと1m四方で1万円前後。高級なのはシルクの絨毯で、手のひらサイズでも1万円以上します。

最近では機械織の物も多いので買う前に「サナーエダスティー?」と聞いてみましょう。ハンドメイドという意味です。

基本バザールで売っているものはハンドメイドなので実は聞く意味は殆どありません。

ただのペルシャ語知識の自慢。

おわり

イスファハーンではハータムカーリー2個とカラムカール2枚を購入、しめて27ドル(うち7ドルはぼったくり)。

金銭的に余裕があったのでもっといろいろ買いたかったのですが、いかんせん私のカバンにはスペースが無い。困ったものである。

素晴らしい工芸品が格安で手に入るので皆さんは是非カバンに余裕をもっていきましょう。

国際便での郵送を行っているお店も多くあるので、もういっそのことデカイのを買っちゃうのもアリかも?

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