幻想的な光の空間で話題、シーラーズのピンクモスクの今がちょっぴり残念な件

こんにちは、わらびです。

イラン4大観光地シーラーズ。

中でも特に有名なのがそう!「ナシール・アルムルク・モスク」ですよね。

…、うん、

まあ多分ほとんどの人が聞いた事ないと思いますが、「ピンクモスク」と言えばわかるのではないでしょうか?

SNSで話題になり、シーラーズどころかイランの中でも断トツの知名度を誇る幻想的なアレです。

イランの有名観光地ピンクモスク

ピンクモスク、もとい正式な名前は「ナシール・アルムルク・モスク」は、ガージャール朝時代に建設された築100年ほどのモスク。

ピンクモスクという呼び名はピンクの花があしらわれたタイルが多く使われていることに由来します。

西側の回廊にはステンドグラスの付いた扉が7つ(そのうち一つは入り口で開いた状態)あり、ここから差し込む光が幻想的ってもんでSNSなどで話題に。

その圧倒的な美しさはシーラーズに収まりきることはなくイランでも有数の人気観光地になりました。

ステンドグラスから光が差し込む光景は朝しか見れないとのことなので、すこぶる嫌で面倒だが、シーラーズどころかイランでも有名な観光地なので来たからには行かない訳には行きません。

普段は斜に構え興味ない振りしていても、なんやかんやで映える写真とか撮りたいミーハー野郎なのだ。

入場料

ピンクモスクは一般的なモスクとは違い、完全に観光地された史跡なので入場料が必要です。

2023年当時の入場料は1,000,000IRR。日本円に直すと250円ほど。

オープン時間は夏と冬で違う

ピンクモスクはイスラム教の礼拝堂ではあるものの、現在は完全に観光地化されているため朝の早い時間には空いていません。

SNSで人気のステンドグラスから光が差し込む幻想的な光景を見ることが出来るのは朝陽が射しこむオープン直後の時間帯のみ。

オープン時間は夏季と冬季に分かれていて、夏季は8時、冬期は7時。

大体9時ごろになると光が差し込まなくなり、夏季はオープン直後のわずかな時間しか見ることが出来ません。

早起きが必須ですが、できない人は諦めましょう。

ベストシーズンは冬

ピンクモスク観光のベストシーズンは冬。

春夏は8時のオープンの時点で既に太陽が高く昇っているのでそこまで光も差し込まず、観光客も多いので落ち着いて見学出来るような状態ではありません。

一方冬は7時にオープン。この時間だとまだまだ太陽が登ったばかり、モスク内に入り込む光も鋭角になります。SNSなどで有名な画像も冬の時期に撮影されたもの。

自分は5月に訪れましたが、まあちょっと…、あれでした。

行けるなら冬に行くのが一番良いですね。

割とガッカリ観光地?ピンクモスク

季節は5月、この時ピンクモスクのオープンは朝8時から。

15分ほど前に到着しましたが、そこには既に20人ほどの観光客が集まっていました。

見る限りはほとんどがイラン人。これは…、なんだか嫌な予感。

オープンの時間になると待っていた人たちは続々と入場開始、誰もが淀みない足取りで西側の礼拝堂に一目散に向かいます。

無論私もである。

美しいステンドグラスから光が差し込む幻想的な空間。自分もネットでよく見たあの光景をとうとう目の当たりを出来るのかと思うと否が応でも期待が高まる。

自分もSNS映えする写真を撮れると期待を抱き飛び込んだモスクの中、

…してこの光景である。

入り口の時点で分かってたことだけども人が一杯、それと全然光が差し込んでいない。

この時は5月、オープンの8時ともなると既に日が高く昇っているので全然光が入ってこないのです。全然幻想的ではないし期待外れもいいところ。

イランではネット規制が厳しくSNSもほぼ使えませんでしたが、近年ではVPNによる規制回避が一般的になってきたため、イラン人たちの間でもこのピンクモスクが有名になってきたみたい。

朝のオープン直後から50人ほどがモスク内に押し寄せ一斉に撮影会が始まり落ち着いて観光できるような状態ではありませんでした。

オープン直後の入り口。

靴が散乱し、まるでねぶた祭りの後の公民館のような光景が広がっています。

ねぶた祭と言うと私の出身地がもろバレですが、別段隠している訳ではないので問題なし。それどころか、ブログ内でもたびたび故郷のことをディスっているので探してみてください。

どの角度から撮っても必ず人が映り込んでしまいます。

もうこの時点でたいして観光する気も起きず軽く何枚か撮影してお終い。

唯一撮れた人の写っていない写真。

記念撮影するイラン人たちが入れ替わるタイミングを見逃さず撮れた奇跡の一枚。全然奇跡ではないけど。

幻想的や感動的というのはかけ離れた、、

エベレストの山頂がゴミだらけみたいな、そんなのに通じるような感覚。

例えが酷いですね、申し訳ない。

立派なカメラを構えた中国人らしき観光客は、ずっと粘って人がはけるのを待っていたようですが、時間が経つにつれてどんどん人が増えていく。

それでも一抹の希望を捨てきれないのかその場に留まり続ける。

その気持ちよくわかるよ。

映画のスタッフロールの後にもまだ何か告知があるのではないか?

とか

シラケ切った飲み会でもまだこれから盛り上がる可能性があると期待して残ってしまう

そんな気持ち。

でもこういう時は株のトレーダー並みの見極めの速さが必要なんです。

イランでバラといえばカーシャーンですが、シーラーズもバラの都と呼ばれるくらい。

ピンクモスクという名前も、バラの花があしらわれたタイルが多く使われていることが由来になっています。

ステンドグラスは残念な結果に終わってしまいましたが、モスクのタイルやムカルナスも充分に美しいので、これを見て自分を器用になだめすかしピンクモスク観光はお終い。

おわり

さすがに時期が時期だったので観光は残念な結果に終わってしまいました。

冬の早い時間だと人もほとんどいないそうなので、ネットで話題の綺麗な写真を撮れちゃうそうです。

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