【ルクソール東岸観光②】圧巻の大スケール、エジプト最大級のカルナック神殿

こんにちわ、わらびです。

ルクソール東岸地区ではルクソール神殿と並ぶ見どころのカルナック神殿。

エジプト新王国時代の王たちが重要視し増築を重ね巨大化したエジプトでは歴史的に重要な神殿です。

世界最大の大きさを誇る複合神殿で観光にはかなりの時間を要します。広大な敷地をじりじりと照り付ける強烈な日差しのもと観光を開始していきます。

ルクソール神殿の観光については下の記事から
【ルクソール東岸観光①】ルクソール神殿のみどころ

カルナック神殿

ルクソール東岸、古代テーベの時代から「生者の世界」と考えられ、死者の世界である西岸とは対極に多くの神殿や居住区が作られました。

東岸に現存する中でも特に有名なのがルクソール神殿とカルナック神殿のふたつ。

カルナック神殿は複数の神殿から構成される複合建築で世界最大の神殿

世界遺産「テーベの古代都市とその墓地遺跡」の構成資産

アクセス

カルナック神殿は街の中心から少し離れているのでアクセスするのが少し面倒。

駅からは3kmほど離れ歩いて行けない距離でもないのが悩みどころ。

一番無難なのがルクソール神殿前からナイル川沿いを北側に向かうマイクロバスを利用する方法で、2EGPで乗ることができます。

営業時間と入場料

営業時間 6:00~17:30
入場料 300EGP
※19:00~21:00まで1時間ごとに音と光のショーが行われます。

エジプト観光ではVISAカードが必須

強烈な外貨不足に悩まされるエジプトでは、外貨獲得のために、2023年からは政府が運営する観光施設では現金での支払いが禁止されています。

入場料の支払いはすべてVISAカードでのみ可能となっており、他のブランドは使用不可。

冗談抜きでVISAカード無しでは大半の観光施設には入場できないというのが現状です。

カルナック神殿の見どころ

カルナック神殿は世界最大の神殿建築。面積は東西500m、南北1500mというとんでもない広さ。

主に観光で見ることになるのは、複数ある神殿の中で最も巨大なアムン大神殿になります。

アムン神殿もルクソール神殿同様、塔門から列柱室を過ぎ至聖所に続く構造。神殿の南には聖なる池やスカラベ像、城壁で囲まれた中庭などがあります。

①第一塔門

カルナック神殿は複数の神殿から成る複合建築。その中でも最大の大きさを誇るのが「アムン大神殿」。

ここがカルナック神殿観光ではメインとなります。

主神のアムン神は、小さな集落のテーベ(ルクソール)の地方神でしたが、テーベの発展とともに太陽神ラーと融合し、国家の最高神となりました。

神殿の入り口の第一塔門の高さは43m、幅は100m以上。

さすがはエジプト、ひいては世界最大の神殿と言われるだけあって初っ端から圧倒されてしまいます。

②大列柱室

第一塔門から中庭を抜け第二塔門を過ぎるとあるのがカルナック神殿では最も有名な見どころとなる「大列柱室」。

何十本もの巨大な柱が立ち並ぶ圧巻の光景です。

大部分が砂に埋もれていたので柱の表面に掘られたレリーフも綺麗に残っています。

何本もの柱が並んでいますが、中でも通路沿いの12本の柱はひと際高い23m。

通路沿いの柱は花が開いた様子を表しています。

その裏側の彩色レリーフは太陽に晒されていないため未だ残っています。

大半の柱は先端が閉じた蕾のようになっています。

③オベリスク

アムン神殿内に残された2本のオベリスク。

第4塔門前にあるのがトトメス1世のオベリスク。

もう片方、第5塔門前にあるのがハトシェプスト女王のものとなっています。

④ハトシェプスト女王のレリーフ

至聖所の脇にはエジプト初の女性ファラオであるハトシェプスト女王のレリーフが描かれていたとされます。

で、ハトシェプスト女王のレリーフがこの通り、粗く削り取られているではありませんか?

これはアムン大神殿だけではなく、ハトシェプスト女王葬祭殿でも同様のことがみられます。

彼と共同統治していたトトメス3世が彼女のことを快く思わなかったため、このように彼女に関する記録を抹消したのだと推測されています。

ハトシェプスト女王に限ったことではありませんが、歴史上前任者のことを快く思わなかった後世の王がこのようにレリーフや石像、記録を破壊するということが度々あります。

⑤至聖所

ハトシェプスト女王のオベリスクの奥にある神殿の至聖所。

今でこそガランと何も無い空間ですが、中央の台座の上には御神体とそれを運ぶ聖舟が置かれていました。

⑥トトメス3世の神殿

アムン神殿の最奥部にある「トトメス2世の神殿」。

柱の上部や天井には多少かすれているものの彩色レリーフが残っています。

トトメス2世の神殿内では警備員がバクシーン目当てに周囲の壁の上に登らせてくれたり立ち入り禁止エリアに入らせてくれる。これといってお金を払うほどの価値は無いので話しかけられても断るのが無難。
そもそも歴史的建造物の立ち入り禁止エリアに入ってはいけない。

⑦大スカラベの像

聖なる池付近にある大スカラベ像。

スカラベとはうんこを転がす昆虫、フンコロガシのことです。

この大スカラベ像の周りを反時計回りで3周すると願いが叶うとされています。

さんさんと照り付ける太陽のもと、周囲に誰もいなかったのでこっそりとやって来ました。

何をお願いしたか覚えていませんが、この後特に良い事は無かったのできっと叶わなかったのでしょう。

有名なのかどうか分からないけど、他の観光客を見た限り誰もやっている人はいませんでした。

ガイドさんもあまり教えてはくれないみたいです。

⑧ハトシェプスト女王の倒れたオベリスク

聖なる池の近くにあるオベリスク。

かつては「ハトシェプスト女王の倒れたオベリスク」として有名でした。

私が訪れた2023年時点ではなんと…

あろうことか建て直されていました。

至聖所前にあるオベリスクと対になって建てられていたもので、残っているのは上部だけ。倒れたものとして有名なものだったので、倒れたオベリスクなんてどこにあるのか探し回っていました。

現在は「かつて倒れていたオベリスク」となっているので注意。

⑧聖なる池

神官たちが儀式を行う前に身を清めていた「聖なる池」。

聖なる池といういかにも凄そうな名前。しかし見たところでただの池があるだけ。

一応見どころのひとつですが、見ても大して面白いものではありません。

池のほとりにはカフェがあるので休憩に是非。

おわり

真夏は強烈な日差しが辛くもあるけど、巨大な柱や屋根のかかった場所が何ヵ所かあるので適度に休憩しながら観光できます。

エジプト最大といわれるだけあって観光には2時間ほどが目安となってます。

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「旅」という言葉が意識高い気がするので嫌いな長期の旅行者です。たまに有益な情報を発信する可能性があるのでお見逃しなく! 実は複数の言語ができるなど無職だが意外とスペック高め…?