ルクソール観光ではここもおススメです!ラムセス3世葬祭殿

こんにちわ。わらびです。

西岸観光では2日に分けてハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷、王妃の谷(ネフェルタリの墓)、ラムセス3世葬祭殿を観光していきます。

今回は西岸観光の隠れた名所「ラムセス3世葬祭殿」の観光について。

この記事の情報は2023年8月時点でのものになります。

ラムセス3世葬祭殿(メディナ・ハブー)

ルクソール西岸、古代テーベの時代から「死者の世界」と考えられ、生者の世界である東岸とは対極に多くの墓地や葬祭殿が作られました。

西岸で有名な葬祭殿といえば、エジプト初の女性ファラオを祀ったハトシェプスト女王葬祭殿

そしてもうひとつ、ジプト王朝最後の偉大なファラオと呼ばれるサムセス3世を祀ったラムセス3世葬祭殿。

西岸に作られた葬祭殿の中では特に大きく保存状態も良好。天井や柱には色彩のレリーフも残されています。

世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の構成資産。

アクセス方法

フェリー乗り場からだとタクシーで片道30~50EGPくらいが相場です。

自分の場合は王家の谷から戻って来る途中で降ろしてもらいました。

西岸での移動方法については下の記事から
ルクソール西岸と王家の谷へのアクセス方法【おすすめの交通手段・値下げ交渉のコツ】

入場料と営業時間

営業時間、6:00~17:00
入場料、140EGP

エジプト観光ではVISAカードが必須

強烈な外貨不足に悩まされるエジプトでは、外貨獲得のために、2023年からは政府が運営する観光施設では現金での支払いが禁止されています。

入場料の支払いはすべてVISAカードでのみ可能となっており、他のブランドは使用不可。

冗談抜きでVISAカード無しでは大半の観光施設には入場できないというのが現状です。

ラムセス3世葬祭殿の見どころ

ラムセス3世葬祭殿は、ルクソール西岸に残る遺跡の中では保存状態も良く何より巨大。

王家の谷王妃の谷とは逆方向にあるためなのか、あまり脚光の浴びない観光スポットですが、なかなかに見ごたえのある穴場スポット。

ラムセス3世の浮彫

凱旋門を抜けた先には、高さ22m、幅66mの巨大な第一塔門。

そこにはラムセス3世の雄姿を描いた浮彫が残されています。

ラムセス3世の治世で最も代表的な出来事が「海の民との闘い」。

東地中海地域で圧倒的な力により侵略を繰り返し、ヒッタイトやギリシアなど当時の名だたる強国を含めいくつもの国を滅亡に追い込んだとされる謎の勢力「海の民」。

地中海沿岸地域のエジプトもその脅威に晒されるも、海の民による侵略を撃退し国を守ったのがラムセス3世。

ラムセス3世の治世では特に代表的な出来事のため、第一塔門には海の民をまとめて討ち取る彼の雄姿がでかでかと描かれています。

海の民以外にも隣国リビアとの戦いについても描かれています。

柱にもこの通り、敵の頭を掴んでボコボコにするラムセス3世の姿が。

葬祭殿内の至る所に同様の浮彫が彫られていることから、ラムセス3世の海の民の撃退という功績は非常に大きかったというのが伺えます。

彩色のレリーフ

ラムセス3世の雄姿を描いた浮彫以外の葬祭殿の見どころは色彩の残るレリーフ。

主に柱上部から天井にかけての部分が保存状態良好なので、観光の際はなるべく上に注意しましょう。

死者の守り神であるネクベト女神。

列柱上部にも見事な彩色レリーフが残されていました。

王家の谷で見た地下墳墓内では風や陽射しに晒されないので壁画が残るのは理解できますが、このような野晒しの状況下でもここまで綺麗に彩色が残るものなんですね。

赤、青、緑しっかりと色も判別できます。

深く掘られたヒエログリフ

この葬祭殿のヒエログリフは他の遺跡のものと比べるとはるかに深く、これは、次世代のファラオが表面を削り取って新たに自分の葬祭殿に転用するのを防ぐためだそうです。

おかげで3000年以上経った今でもはっきりと何が描かれているかが分かるんです。

自分はヒエログリフを読めないのでただの絵にしか見えませんが、学者からすると貴重なお宝に違いありません。

エジプトの深い歴史を物語るかのようにヒエログリフも深いという訳なんですね……?

おわり

ルクソール観光ではあまり脚光の浴びないラムセス3世葬祭殿ですが、彼の偉大な雄姿を色褪せぬまま現在に伝える充分に見ごたえのある遺跡でした。

ルクソール観光では是非来たれ。

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