エジプトで一番保存状態の良い遺跡ホルス神殿【見どころと行き方紹介】

こんにちわ、わらびです。

今回の記事でルクソール編はお終い。

ラストはルクソールから少し足を伸ばし、エドフという町にある「ホルス神殿」の観光へと向かいます。

この記事の情報は2023年8月時点でのものになります。

エジプト一保存状態の良いホルス神殿

ルクソールからナイル川沿いを南へ100kmの地点にある町エドフ。

ナイル川の両岸にまたがり作られたこの町には、ホルス神に捧げられた「ホルス神殿」があります。

紀元前237年から57にかけてのプトレマイオス朝時代に建設が行われ、エジプトの歴史の中では比較的新しい神殿となっています。この神殿はそこまで有名な遺跡ではないものの、エジプトにある遺跡の中では最も保存状態が良好。

塔門や浮き彫り派はもちろん、天井も崩落することなくしっかりと残され、かつてエジプト各地に建設された神殿がどのような作りだったかを理解する上では欠かせない重要な遺跡。

ナイル川クルーズでの訪問が一般的ですが、ルクソールからの日帰り観光も充分に可能な距離なので、ルクソール観光では是非とも日程に組み込みたいところ。

アクセス方法

エドフにはルクソールからミニバスでアクセスするのが一般的。

エドフのマオガフ(ミニバススタンド)から乗り合いバスに乗って、橋を渡った先の十字路で降り、そこから路地を抜けて徒歩10分ほど。

路地は分かりにくいですが、外国人が歩いていると親切なエジプト人が案内してくれます。

営業時間と入場料

営業時間、7:00~17:00
入場料、300EGP

エジプト観光ではVISAカードが必須

強烈な外貨不足に悩まされるエジプトでは、外貨獲得のために、2023年からは政府が運営する観光施設では現金での支払いが禁止されています。

入場料の支払いはすべてVISAカードでのみ可能となっており、他のブランドは使用不可。

冗談抜きでVISAカード無しでは大半の観光施設には入場できないというのが現状です。

ホルス神殿の見どころ

エドフ神殿は奥行き100m以上と巨大な神殿。浮彫はもちろん壁画などあらゆるものが非常に良い状態で残されています。

観光時間は普通に見て約1時間。浮彫など隅々までじっくり見たい人は2時間くらいは見積もっておきましょう。

ホルス像

高さ36mの巨大な第一塔門の前に鎮座する2体のホルス像。

エジプトの遺跡では至る所で見かけ、割と馴染みの深いこの神様。

ホルストとはつまるところハヤブサのことだそうで、エジプト航空のシンボルとして使われています。

ハヤブサ…

存在は知っているし、我が故郷青森県に初めて通った新幹線の名前が「はやぶさ」だった。

こんな顔をしていたのか、ハヤブサって。

可愛らしい顔をしたハヤブサ像だけど、その高さはだいたい3m。

時季は8月。気温40℃を超えるのが普通のためエジプト観光はオフシーズン。

周りに観光客が一切いなかったのでこんな自撮りをしていました。

イメージとしては女性がなんかよくやってそうなそういう感じのポーズ。

…違うか、一体何をやっているのだろう?

黒く煤けた天井

第一塔門から中庭を抜けるといよいよ神殿内に入ります。

天井が残っている神殿なんて見たことないけど、エドフ神殿の前室から至聖所に向かう途中の天井はこのように何故か真っ黒。

柱の台座の裏側も真っ黒。

エジプトに残されている遺跡の天井には色彩画が多く残されているので、この真っ黒なのもその一種なのかと思いきや全然そんなことはありませんでした。

この真っ黒なのは、この場所をキリスト教徒が調理場として利用していたためこのようになってしまったのだとか。

この煤の下にはおそらく色彩画が埋まっているのでしょう。

残された天井

エジプトで一番保存状態が良いホルス神殿。

カルナック神殿ルクソール神殿では巨大な列柱は残っていても、その上の天井が残っているというのはありませんでした。

ホルス神殿は建設から2000年以上経っていながら、当時とほぼ変わらぬ姿で残されています。

各地に作られた遺跡が当時どのような状態だったかが分かるとても貴重な遺跡なんです。

天窓から光が差し込む不思議な光景。

各地の神殿はかつてこのような感じだったのでしょう。

至聖所周りの回廊も天井に煤が付いている。

何故こんな換気の悪いところでキリスト教は調理していたのか?

至聖所

至聖所の壁にもホルス神のレリーフが描かれています。

何を書いているか分からないけどヒエログリフもしっかり判別可能。

きっとおいしいエジプト料理のレシピとかが描かれているのでしょう。

至聖所の真ん中にはレバノン杉で作られた聖船が安置されています。

エドフ神殿は砂に埋もれていたためここまで保存状態が良いらしく、この聖船も2000年前からあるものなのでしょうか?

確かにエジプトの気候は乾燥していて、木材の保存にはかなり適しているので残っていてもおかしくはない。

おわり

ホルス神殿はエジプト一保存状態が良いだけあって、上記で紹介した見どころ以外にも見ごたえのある場所が沢山。

オンシーズンは観光客で混みあうそうですが、オフシーズンだったので観光客はほとんどおらずほぼ貸し切り状態。静かな雰囲気のまま、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気に浸ってきました。

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