こんにちわ、わらびです。
カンボジア南部の海辺の町ケップ。
静かなリゾート地として知られるこの町ですが、大半の観光客のお目当ては海でもビーチでもありません。
そう、カニである。じゃんけんでチョキしか出せない奴です。
ケップはカンボジア随一のカニの産地として有名で、国内外から多くの人が新鮮なカニを求めてやってきます。
今回はそんなケップ名物のカニを食べるため、町のシンボルともいえる「クラブマーケット」を訪れてみました。
この記事は2026年6月時点での情報に基づき作成されています。
4,000KHR=40円
1USD=4,000KHR
ケップ名物のカニ

ケップを訪れると至る所でカニの姿を目にします。
海沿いには巨大なカニのモニュメントが建ち、レストランの看板にもカニの絵が描かれているほど。
それもそのはずで、ケップは古くから漁業が盛んな港町。
特に近海で獲れるワタリガニは品質が高いことで知られています。
カンボジア料理には「カニの胡椒炒め」という名物料理がありますが、使用されるのはもちろんケップ産のカニ。多分、きっとそうに違いありません。
近郊のカンポットで栽培される世界的に有名な胡椒と組み合わせた一品で、カンボジアを代表するグルメのひとつです。
そんなカニの本場に来たからには、やはり一度は本場の味を楽しんでみたいところ。
クラブマーケットとは?

クラブマーケットはケップの海沿いにある小さな市場。
規模そのものはそれほど大きくありませんが、カンポットに足を運んだ観光客のほとんどが訪れると言っても過言ではない人気スポットです。

市場内には大量の魚介類が並び、エビやイカ、貝類なども販売されています。
シーフードの焼ける良い匂いがあたりに充満し、ついつい手を伸ばしてしまいそうになるが我慢しなければなりません。
主役はやはりカニなのですから。
他の海鮮はお腹に余裕があったら食べましょう。

水槽や大きなカゴの中には生きたカニがぎっしり詰まっており、店のおばちゃんたちが元気よく声を掛けてきます。
市場のすぐ裏は海。つまりは、朝やそこらの時間帯にすぐそこで捕れた鮮度抜群のカニ。
というか、生簀の中でまだ生きているので、鮮度がどうのこうのという話ではありません。
アクセス方法
クラブマーケットがあるケップは、カンポットから約25kmほど離れた場所にあります。
移動方法はいくつかありますが、旅行者が利用しやすいのはトゥクトゥクかレンタルバイクでしょう。
トゥクトゥクの場合は片道30~40分ほど。料金は交渉次第ですが、往復で15~25USD程度が目安。カンポットには配車アプリも普及しているため、アプリを利用して手配することもできます。
カンポットとケップを結ぶミニバンも運行されていますが、本数はそれほど多くありません。クラブマーケットでゆっくり過ごしたい場合は、自由度の高いトゥクトゥクやバイクの方が便利でしょう。
私はバイクで向かいましたが、道路はほぼ平坦で交通量もそれほど多くなく、比較的走りやすい印象でした。
もしバイクを借りるのであれば、胡椒農園と合わせて観光してみるのも良いでしょう。
カニの値段は1㎏あたり8ドル

市場を一通り見て回った後、いよいよカニを購入します。
値段を聞いてみると、1kgあたり8USD。
日本円にするとおよそ1,300円前後。
まあこれでもカンボジアの物価から考えてみると少し高い方なのかな?
本来高いイメージのあるカニではあるが、仮に、日本で活きたワタリガニを購入することを考えるとかなり安く感じます。
店員さんが生簀からカニを取り出し、秤に乗せて計量。
ちなみに、可食部位はそこまで多くないとはいえ、1㎏ともなるとかなりの量になってしまうので、普通の人は500g位をお勧めします。
買ったカニは市場内で調理してもらえる
さて、このクラブマーケット。購入したカニをその場で調理してもらうというのが定番。
生きたまま鮮度を気にして持ち帰る必要もありません。
カニを売っているお店には簡単な厨房を併設しているので、購入したら調理してくれるという訳。
これは有料サービスで1USDかかります。

食べやすいように、後は火が通りやすいようにとカニをハサミで真っ二つ。
皮肉なものですな、ハサミを持つカニがハサミで切られて食べられるとは。
調理法は茹でることもできますし、もちろん名物の胡椒炒めにしてもらうことも可能。
今回はせっかくなので定番の胡椒炒めをお願いしました。
調理時間はものの5分程度ですが、その間暇なので、通りかかる人に対して「このカニ、自分のなんですよ」みたいな顔をして自慢でもしましょう。

火にかけた鍋にニンニクと胡椒を入れた途端食欲をそそる香りが広がります。
そこのほんの数分前まで生きていたカニを投入します。

カニの色が赤く変わると、そこへドロッとした味噌のような調味料を投入!
何でしょうかこれ?プラホックかな?
まあいいや、知らねえけど美味しそう。
実際に食べてみた感想

市場の脇にはイートインスペースがあるので、その前にある屋台で飲み物を購入すれば利用可能。
カニが捕れたあろう海を眺めながら実食。

見てほしいこの大ボリューム!
これでも500gです。
1㎏だったらどんなことになっていたことか…

白米も1,000KHRで売っているので買ってきましたけど、これ絶対タレに合いますよね。

見ただけで、既に美味しいと分かってしまうほどの見た目。食べるまでもなく美味しいと断言できる。
新鮮だからなのか、噛むたびに濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
そして後から追いかけてくるのがカンポットペッパー特有の爽やかな香り。カンポットペッパーはシーフードに特に合うとされていますがまさにその通り。
この美味しさを矢継ぎ早に味わいたい、されどそれを阻むはカニの殻。
もう面倒だし、殻はそんなに固くないので嚙み砕いて中身を頂く。
そのうち、いちいちほじくり出すのもまどろっこしいし、最終的に箸すら使わなくなりました。
食べるのに手間がかかる割に可食部は少なめ。
カニを食べると黙り込むとはよく言ったものでまさにその通り。
コロナ禍の時に確立された黙食かのように、静かに、そして一心不乱にカニを食べ続ける。
まあどのみち一人なので何を食べても黙々と食べているんですけどね。
最後に余ったタレをご飯にかけて間食。
手はベタベタになってしまったけど、そんなのどうでもいいと思えるくらいの満足感でした。
おわり
ケップの名物カニ。
その味もさることながら、買った蟹をその場で調理してくれるというのもある種のアクティビティ性があって面白いです。
カンポットからなら日帰りで十分訪問可能。
午前中にカンポットペッパー農園を見学し、お昼にケップでカニを食べるという黄金ルートも楽しめます。せっかくカンポットまで来たなら、ぜひセットで観光してみてください。
カニ食え、カニ!







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