【巡礼の終わりに】美食の街フィステーラの絶品シーフード料理

こんにちわ、わらびです。

フィステーラ岬まで行き本当に終わりを迎えたスペイン巡礼。

フィステーラまで到達した巡礼者は、最後に美味しいシーフード料理を食べて帰るというのが定番となっています。

持論ですが、シーフード料理は海沿いの街が一番美味しい。

2ヶ月に渡る巡礼の長い道のり。その締めくくりとなるのが美味しいシーフード。

海の幸は好物なだけに楽しみでしょうがない。

いくら値が張ろうと関係ねえ!

フィステーラのシーフード料理

ガリシア地方はスペインでも魚介類が多く食べられています。

中でもフィステーラは、ガリシア地方の中でも特に採れる魚介類の種類が豊富で、「美食の街」なんて呼ばれるくらい。そして、ある高級食材の産地としても有名です。

巡礼の締めくくりとなる大事な大事な食事。

ここまで2か月間、大荷物抱えて頑張って来た…、かは分からない。いや、どう考えても大して頑張ってはいなかったけど。

頑張った頑張ってないに関わらず、終わり良ければすべて良しという言葉があるように、最後の締めとして重要なのです。

さあ行こう!

地元の名店「Don Percebe Restaurante」

フィステーラには多くのシーフード料理レストランがあります。

港沿いには、立地の良い観光客向けのレストランがたくさんありますが、巡礼の締めに選んだのは「Don Percebe Restaurante」。

スペインでは高級食材として知られる「ペルセデ」の名を冠したレストラン。

港沿いではなく路地にあるというのが、いかにも地元の名店といった雰囲気で良い感じ。

港のレストランとは違って、地元らしき人の姿しかない。

店員さんも全員が英語をできるわけでもない。これは地元の名店であることの証に違いない。

期待大。

メニューを見てみるとタコに豊富な数の貝類、カニ、エビ。シーフードが沢山あってどれにしようか迷うが、ここは大好物のエビを食べようかな?

さてこういう時どうする?

まあ分からない時は店員さんに聞くのが一番。

店員さんのおすすめは、3種のシーフードプレートと魚かタコのメインが付いてくるセットメニュー。

お値段35ユーロ。

4種類も食べれて意外とリーズナブルなのでこれに決めました。

運ばれてきたカトラリーの中には蟹をほじくり出すやつ。

日本語での正式名称は「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」。

ビックリするくらいどうでもよすぎる知識。

これが付いて来たということはカニが出てくるということになりますね。楽しみ。

で、飲み物と言えばやはりビール。

ビールを頼んだとなると当然ピミエントスデパドロンも必要ですよね?

これから海鮮料理が沢山出てくるであろうというのについ勢い余って頼んでしまった。

どれだけ食べても飽きないので全然いいのですが。

ピミエントスをつまんでいると、一皿目がやって来ました。

アサリの…、なんでしょうこれ?

ガリシアの伝統料理で「アルメハス・ア・ラ・マリナーラ|Almejas a la Marineraという料理らしいです。

トロっとしたスープに旨みが染みだしてとても美味。

思わず、貝殻に入っているスープも啜ってしまうほど。

2皿目!

日本でも一部地域では食べられていて、その存在は知っていた「カメノテ」。

スペイン語では「ペルセベ|Percebe」と言い、このお店の名前にもなっていますね。

美食の街フィステーラを代表する有名な名産品。

カメノテという名前で、その名の通り見た目が亀の手のよう。

その正体は岩場に張り付くカニやエビといった甲殻類の仲間。

ぱっと見化け物で食べ物とは思えない外見だけど、意外や意外、スペインでは高級食材として有名なんです。

はてさて、どうやって食べたらいいのこれ?

そのまま黒い部分を食べてみたけどゴムのような弾力で食べれない。無論、殻の部分は言うまでも無く食べれない。

黒い皮を殻から外すと、中から貝の身のような部分が出てくるのでそこを食べるらしい。

生まれて初めて食べるカメノテ。

カメノテに充分旨みがあるので、調理はシンプルな塩ゆで。

食感は少し弾力があり貝類に近い気がする。

味に関しては、甲殻類なのでエビやカニに近いそうだが、食べてみたけどそのどちらでもない。

無理やり身近なものに例えたり、型にはめようとする必要な無いのである。ありのままを受け入れてしまえばいい、カメノテはカメノテの味なのだ。

いちいち皮を外すのが面倒で少し食べにくいけど普通に美味しい。臭みなども一切ない。

殻の部分には触手も入っていて小エビのようにシャリシャリとした食感が楽しい。確かに貝殻ではなく甲殻類の仲間というのにも納得。

ただし、取り出すのがかなり面倒なので身だけ食べるのが一番。

中には旨みの染み出た茹で汁がたくさん入ってて、皮を外す度に零れ落ちてくる。

無心で黙々と亀の手を食べ進める。皮を外し中から汁が零れ、それが腕を伝い肘からぽたぽたと垂れていく。

だけど気にしない。

3皿目はカニです。

一匹のカニを味噌まで余すことなく堪能できる一品になります。

中に身がぎっしと詰まった大きなハサミ。

これはカニフォークこと「蟹甲殻類大腿部歩脚身取出器具」の出番。絶対この名前覚えきれる気がしない。

カニもカメノテと同じくシンプルに塩ゆでしただけですが、充分に味が出ている。

噛みしめるたびに甘みが口の中に広がりもうたまらない、素材が非常に良いのでしょう。

カニを食べると無言になると言いますが、この日は最初の一品からずっと無言。どれもこれも美味しく食べる手が止まりません。

そもそも一人なので話す相手がいない。

ここで全体像を俯瞰。

まだ半分も食べていないけど、これからメイン料理もやって来ます。

カニは足から身をぐりぐりほじくり出さなければならないし、カメノテも一個一個皮を外す必要がある。ピミエントスもまだ半分残っている。

食べるのに時間が凄くかかります。

テーブルの上がいっぱいいっぱいだけどメインの白身魚のグリルが到着。茹でたポテトも付いてくる。

何の魚だろう、スズキでしょうか?

全部のメニューが出揃ってみると、さすがに多すぎて食べきれる気がしなかったけど、全部美味しいので食べる手が止まらない。

さすがは美食の街フィステーラのシーフード。

カメノテはかなりの数があるので全部食べきるのに時間がかかってしまったけど、2時間かけて残さず全て完食しました。

ピミエントスとビール2杯、アサリのマリナーラ、カメノテ、カニ1匹に白身魚のグリル。

たらふく食べて合計金額は48ユーロ。

日本を出てからした食事では一番贅沢な食事となりました。

長きにわたるスペイン巡礼の締めにふさわしい美味しいシーフード料理。

あとサンティアゴに戻って、次なる目的地エジプトへと向かいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
わらび
「旅」という言葉が意識高い気がするので嫌いな長期の旅行者です。たまに有益な情報を発信する可能性があるのでお見逃しなく! 実は複数の言語ができるなど無職だが意外とスペック高め…?