ハンピからバダミへのローカルバスでの行き方【ホテルやおススメのレストラン】

こんにちは。わらびです。

現在ジョージアに滞在していますが花粉症を発症しました。

今回の記事では、ハンピからローカルバスを使ってバダミに行く方法、宿泊したホテルとおススメのレストランについて書いていきます。

バダミは情報が少ないので参考にしてみてください。

ハンピからバダミへローカルバスで移動

たった2日ですが濃密な時間を過ごしたハンピを後にします。

次の目的地は石窟寺院や世界遺産のパッタダカルでおなじみの「バダミ」です。おなじみと言っても南インドではマイナーな方だし、まだ観光地化もあまりされていない良い感じの田舎町です。

バダミまでは直通バスは無いのでローカルバスを乗り継ぎながら向かいます。

ハンピから行くルートは割といると思うので参考にしてみてください。

1.ハンピからホスペット

まずは、ハンピからホスペットへと向かいます。

ハンピのバス停はここら辺、赤いバスが停まっているのすぐ分かります。

ハンピに来る時もここで降りるので分からないということはないと思います。

ホスペット行きのバスは30分に1本のペースで出ています。

料金は17ルピー、約30分

相変わらず17ルピーという半端な額、係員さんもお釣りを用意するのを面倒そうにしていたので20ルピーとかキリの良い値段にした方がいいのでは?

2.ホスペットからイルカルへ

ホスペットに着くとここからは2通りの方法があります。

ひとつは「イルカル」経由で行く方法、もうひとつは「ガダグ」という街を経由していく方法です。

私は時間的に丁度イルカル行きのバスが出発間近なのでそっちに乗りました。

イルカル行きのバスは8番のプラットフォームから出ています。行き先のところにバダミと普通に書いていますが…、何でしょうアレは?

料金は135ルピー、約2時間半かかります。

3.イルカルからバダミ

イルカルに到着したらあとは簡単、バダミまで直通バスに乗るだけです。

料金は80ルピー、2時間ほどで到着します。

バダミ周辺も田舎なので何もない道をかっ飛ばします。途中未舗装の道路を通るのでかなり激しい揺れに襲われます。

私は紳士極まりない性格なので老人に席を譲りました。どのみち、立っていても座っていてもボコボコの田舎道は中々にスリリングです。

バダミでの到着場所は「Badami Bus Station」、ホテルもこのバススタンド周辺に固まっています。

バダミで泊まったホテル

私はバダミで泊まったのが、バススタンドのすぐ目の前にある「Hotel Rajsangam International」。

一階部分にはバーも併設されています。

部屋の様子は少し古いですが清掃は行き届きバスルームも清潔、トイレットペーパーや泡立たない石鹸とシャンプーなど一通りのアメニティは付いています。

天井のファンを回せば洗濯物もすぐに乾きます。

1泊900ルピーでした。

バダミのおすすめレストラン

バダミに来たら是非訪れてほしいおススメのレストラン「Hotel New Karnataka」

名前にホテルと付いていますが、別にホテルではなく普通のローカルレストランです。

お店の前には揚げたカリフラワーが大量。見た目は真っ赤で辛そうですが、これはケチャップの色なのでむしろ甘めです。

南インドではカリフラワーを使った料理が有名なんですが、店頭からして既にこの光景、きっとカリフラワー料理の名店に違いありません。

ちなみにインドでカリフラワーのことを「ゴビ」と呼ぶので、カリフラワー料理を食べる際は「Gobhi」と名前に入った料理を探してみてください。

とりあえず、南インド名物のカリフラワーを食べたかったので店頭のカリフラワーを指さし「コレ、コレ!」みたいにやっていると、店員が他の客が食べている食事を指さし「コレだね?」と一応伝わる。

しかしながら、その料理を見ても正直ちょっと足りない気がするので、何かもう一皿注文したいところ。

店内にはメニューも無いので、とりあえずどこの店でもメニューにあるフライドライスを注文。

すると店員は「OK!ゴビフライドライス!」と言いオーダーが通りました。どうやら偶然にも既存のメニューを言い当てたみたいです。

ゴビフライとフライドライス、奇跡かどうかわかりませんが取り合えずマリアージュしちゃいました。

そして運ばれてきたのがコチラになります。

ゴビフライドライス、100ルピー

黄色い皿から溢れ出るゴビフライドライス…、溢れる前提で盛るくらいなら最初から黒い皿の方を使えばいいのでは?

なんてのはインドでは野暮でしょう。

横から見ても高い、だいたい2人前くらいですかね?

この中にゴビフライが埋もれています。

普通に食べようとするとボロボロこぼれてしまうので、このように一カ所だけ削り取りそこに崩しながら食べます。

味はかなり辛目で食べているとあっという間に汗が噴き出す。たまに現れる甘い衣に包まれたカリフラワーがわずかながら辛さを和らげる。

辛さを和らげると言っても、それ以上にフライドライスの方が辛いので微々たるもの。私は辛いのは苦手なのですが不思議なことに食べる手が止まらない。ビックリするくらい止まってくれない。

何か中毒性のあるものでも使われているのでしょうか?インドだし。

汗だくになりながらチャーハンをむさぼる日本人とそれを見て笑うインド人たち、中々にカオスな光景がバダミのローカルレストランには広がっていました。

確かにかなり辛いのですが、あまりにも美味しすぎたので翌日もう一度行き同じものを注文しました。

インドで食べた料理で何が一番美味しかったかは決めかねますが、ここの「ゴビフライドライス」は自信をもって人にお勧めできる一品です。

ちなみに、ゴビフライはテイクアウトもできるのでホテルでビールと一緒に頂きました。一皿50ルピーです。

バダミに訪れた際は是非訪れてみてください。

軽く街歩き

バダミには石窟寺院と世界遺産のパッタダカルを見に来たのですが、時間があったので軽く街歩き。と言っても、街自体はたいして特に見どころもない普通の田舎町。

……いや、電気すら通っていない辺境の地青森で生まれ育った私が他の街を田舎とか言ってはいけませんね。

大変失礼しました。

ひと先ず、大通りを歩いてると市場のような場所に到着。

売り物のジャガイモを勝手に食べる神様(牛)

ゴミを漁る野良のブタ、食用として育てられているわけでもなさそうだしどういう立ち位置なんでしょう?

さてコチラの植物一体なんだと思います?

まあ自分も分からないんですが。

バダミに来る途中のローカルバスの中で食べている人がいてなんとなく気になっていました。

10ルピーでいくら買えると聞いてみたところ想像以上の量を渡されそうになる。ただ、未知の植物を目いっぱい食べるわけにはいかないので5ルピーでこれだけ買わせてもらいました。

実際には10ルピーでこの5倍くらいの量が買えます。

枝についてる実の部分を剥くと中からはこのような青いひよこ豆のようなものが出てきます。

味はほんのり甘く、食感は枝豆のよう。少し熟れていない果実のような青臭さがあり、「ウマい!」ともなりませんが決して「マズイ…」とも言えません。

南インドでは人気のようで、束でごっそり買って行く人やおやつ代わりに食べる人を見かけますが、慣れないうちは、こう…、ちょっとね。

正直食べきれない、でも捨てるのも申し訳ないしどうしようと思案していたところ、通りすがりの牛さんが食べてくれました。

さて、次はコチラ。

ぱっと見あまり見慣れない形の果物ですが割ってみると…

ルビーのような赤い粒粒がたくさん詰まったザクロで御座います。記憶の限りでは食べた記憶が無いので、おそらくこれが人生初ザクロ。

ちなみに、ザクロは英語で「Pomegranate」といい「Grenade(手榴弾)」の語源になっています。中に小さい粒がたくさん詰まっているのが構造的に似ているため由来になっているそうです。

初めて食べる果実の味、そこまで甘いという訳でもなく酸味がほんのりある程度。それに中に小さい種みたいのが入っていて口の中に残る。

なんか食べづらい…

ポロポロこぼしながら道端で汚え食べ方していました。

幸いここはインドなので誰も気にはしません。

ザクロのせいで手がべたべた、ズボンに拭ってしまったのでズボンもべたべた、ついでにスマホも。

そんな感じでバダミの街歩きはお終い。

次は、バダミの石窟寺院に向かいます。

お わ り

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