ダージリン観光では必見!カンチェンジュンガを臨むタイガーヒル展望台

こんにちは。わらびです。

ノートパソコンのタッチパットではなくトラックポイントでマウス操作に挑戦中。

今回は、冬のダージリン観光ではハイライトとなるタイガーヒルから見る御来光とカンチュンジュンガ。

運が良ければエベレストもちょっぴり見えます。

タイガーヒル展望台とカンチュンジェンガ

紅茶で有名なダージリンですが、冬の観光において一番人気なのが郊外にあるタイガーヒル展望台からの御来光。

暗闇の中、朝日に照らされ徐々に姿を現すカンチュンジュンガは、なんかこう…

凄いそうです。

冬のダージリンなんてそうそう来ることはないだろうし紅茶と同じくらい楽しみにしていたので、せっかくなら一番天気の良い状態で見てやろうと思い至った訳であります。

するとどうでしょう?

私の滞在期間中はずっと曇りではありませんか?

さてこれいかに?

わざわざ帰りのチケットをキャンセルしてまで滞在日数を延長しました。

うっ、17000円が…

まあ、インドって物価安いし思った以上にお金使うことが無いので別に良いんですけど。

タイガーヒルへの入場料は50ルピー、朝は混雑を避けるために帰る際に支払いを行います。

カンチュンジュンガとは?

冬のダージリン観光ではメインとなるのが「カンチュンジュンガ

あまり聞き馴染みは無いかもしれませんが、カンチュンジュンガは世界で3番目に高い山で世界遺産にも登録されているんです。

ダージリンは夏の避暑地として有名な観光地ではありますが、空気が澄んで晴れやすい冬はカンチュンジュンガが大きな見どころとなります。

カンチュンジュンガを見るのに最適な時期

タイガーヒルから一番良くカンチュンジュンガを見ることのできる時期は11月~2月。

逆に夏は見ることが出来ません。

カンチュンジュンガが見えるかどうかは完全に運次第…

といっても、シーズン中は結構な確率で見ることが出来るのでそこまで心配しなくても良いと思います。

冬は条件が良ければ西にエベレストも見えます。

注意点

タイガーヒルはダージリンから10km以上離れた山の上。

当然ダージリンからタイガーヒルがどのような状況か確認できないので、朝早く起きて寒い中やって来たというのにいざついてみたら曇っていて何も見えなかった

というのは洒落になりませんよね?

ダージリンの側が曇っていても標高の高いタイガーヒル側は晴れていることもあるので星空が綺麗に見えるかを基準にすると良いそうです。

それと、冬は氷点下の中1時間以上いることになるので防寒対策をしっかりしてから行きましょう。

タイガーヒルへのアクセス

タイガーヒルへのアクセス方法はタクシーと乗り合いジープの2つ。

タクシーで行く場合はホテルで前日に頼んでおきましょう。

乗り合いジープは朝4時くらいから時計塔の近くで客が集まるのを待っています。

乗り合いジープの料金相場は往復+バダシアループ、グーム僧院など含め400~500.Rs

とにかく朝早いけどキレイな景色を見るために頑張って起きましょう。

予め出発するときの格好で寝ておくと便利ですよ。ダージリンのホテルはどこも寒いので厚着して寝てもちょうどいいくらいかと思います。

タイガーヒル展望台へ

午前3時、早朝なのか真夜中なのかイマイチ分からない時間に起きてホテルを出発。

氷点下の中坂道を下って時計塔まで15分ほど。

こんな時間帯でも外を出歩いている地元の人がいますが何やってるんだろう?

時計塔に着くと客待ちのジープが停まっています。ここまではネットやガイドブックの情報通り。

ドライバーに値段を聞いたところ料金は400ルピー。

コロナ以前の情報では300ルピーが相場だったようですが、現在は400~500ルピーが相場になっているようです。

色々値上がりしている上にコロナで大打撃を受けた観光業。廃業しているホテルなども多く最新版のガイドブックなんかもあまり当てになりません。

ジープに乗り込んで20分ほど、定員が集まりいよいよタイガーヒルへ出発です。

タイガーヒルに到着

ダージリンからジープに揺られ1時間、タイガーヒルに到着です。

前日、あまりにもやることが無さ過ぎてダージリンから歩いてここまで来たので2日連続でのタイガーヒルになります。

ジープを降りて展望台に行くとそこは真っ暗、あと人がいっぱい。

写真撮っても何なのか分からない、そんな感じで御座います。

インド人に紛れて暗闇の中しばらくもぞもぞしていると東の空の方がうっすら明るくなってきました。

更にしばらくすると、カンチュンジュンガが朝陽に照らされてきました。

山の上の方はオレンジ色ですが、下の方に目をやると街はまだ真っ暗でライトの明かりが目立ちます。

ダージリンとカンチュンジュンガの間には標高差が6000mくらいいあるのでこのような不思議な光景になるようです。

徐々に明るくなり全貌を露にするカンチュンジュンガ。

世界で3番目に高い山、私は4人兄弟の3番目なのでどこかカンチュンジュンガと通ずるところが有るような無いような…

まあ、4人兄弟の中で一番身長が低いのが私なので全然ないんですけどね。

これで終わりかと思いきや実はまだ朝日は出ていなく、今までのは日の出前の薄明状態。

東に目をやるとまだ朝日は出ていません。

そう、本番はこれからです!

いよいよ御来光!

ここから本格的にカンチュンジュンガが朝陽に照らされ、タイガーヒルにも御来光がやってきます。

この美しさの前には言葉など不要…

時間の経過順にお楽しみください。

別に文章書くのが面倒とかじゃないですよ?

インド人たちが騒ぎ出したので何事かと目をやると…

タイガーヒルにもとうとう朝陽がお目見え!

エベレストも見えます

カンチュンジュンガの美しさばかりに気を取られがちですが、西の方に目をやると…

あら!

世界最高峰エベレスト山が顔を覗かせていました。

3つ並んだ山の真ん中がエベレストです。ホントに先っちょしか見えて見ませんが綺麗に見えていました。

カンチュンジュンガと共にエベレストを望むことが出来るなんて本当に運が良かったみたいです。

無神論者ではありますが神に感謝。

有料ラウンジは廃止

タイガーヒルに来た時からなんかデカい建物があるなと思い気になっていたこの建物、隣にアンテナのついた鉄塔があるので何かの観測所の跡かと思っていたのですが、調べてみたら数年前までは有料ラウンジだったそうで、ここで寒さをしのぐことが出来たそうな。

何があったかは知りませんが、これで小金持ちもそうでない方も皆等しく寒さに打ち震えることが出来ますね。

寒さをしのぐ手段が本格的に何もないので行く場合は防寒対策をしっかりとして行きましょう。

おわり

すっかり太陽も昇りあとはダージリンに戻るだけ…

と思いきや、まだまだ別に寄るところが有ったみたいです。タイガーヒルだけだと思っていたので何だか得した気分。

次はタイガーヒルを少し下ったとこにある別の展望台とトイトレインの絶景ポイントのバダシア・ループ、それからグームにある僧院に行きます。

それではまた何処で。

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