意外と見どころの無いシッキムの州都ガントク観光&謎の体調不良

こんにちは!

本日とうとうパキスタン入りを果たしいつになく舞い上がっています。

そのため今回の記事では「!」多めになると思うのでご了承ください。それ以外に文章で喜びを表現する方法を知らないのです。

さて今回は、未知の地域シッキム州、その州都であるガントク観光についてです。

といっても滞在したのは2日だし、そこまで観光名所らしい場所もないんですけどね。

てへっ!

この記事の情報は2022年12月時点でのものになります。

ガントク観光

無事…かどうか分かりませんが、見事シッキム州への不法入国を果たしやって来たガントク。

晴れた日であれば遠くに世界三位の名峰「カンチェンジュンガ」を臨むこともできるのですが、私の滞在中は見事に曇り。

もともと山を見るつもりでやって来たのでいきなりやることが無くなってしまう。

ガントクは最近まで閉ざされていた地域という物珍しさはあれどあまり見どころも多くないしどこへ行こう?

そもそもなんかちょっとお腹が張ってるしなんだコレ?

別に具合が悪いというほどでもない微妙なコンディションの中ガントクの街へと歩を進める。

まずは到着した夜の出来事から

ガントクでは様々な災難に見舞われることになるんですが、まずはガントクに到着した夜の出来事から話しましょう。

ガントクに着いた日の夜、同室になったインド人と意気投合し晩御飯に行くことになる。

知り合った彼を「リシュケシュ」と呼称するとしよう。そう、ヨガの聖地だね!

というか実際にそんな感じの名前で、外国人には発音が難しくリシュケシュという発音になってしまう。彼もそう呼んでくれと言っていた。

ここで書くと彼がこの後なんかして災難起こすみたいに感じに思われるかもしれないが否!

彼はこの後私が見舞われる災難には特に関係はない。ただの善良なインド人なので紹介したいだけ。

食事にやって来たのは「Taste Of Tibet」。ガントクでは有名なチベット料理店だ!

そこで頼んだ料理はポークモモとトゥクパ、あとビール!

とりあえず「チベット料理といえばコレ!」みたいなのを注文。

そもそもそれしか知らない。

リシュケシュ君と乾杯&記念撮影!

そしてこのビール、実はインドに来てから初めて飲むビール。

飲む!食う!豚肉の脂ァ!麺ッ!あと付け合わせのキムチ。

モモはデリーの屋台で食べたけど、ちゃんとしたお店で食べるのは一段と美味しい。

初めて食べるトゥクパも薄味でスパイスで荒れ果てた胃に優しく染みわたる。なんかこういうのを母の味とか表現するんでしょうか?

まあ、母はこんな料理を作ってくれたことは無いんですけど。

彼は紅茶で有名なアッサム州出身らしくガントクには旅行でやって来たそう。そして日本のアニメが大好きで、私もアニメはよく見るので話が弾み大いに盛り上がる。

ちょっと前の記事で「インド人なんて敵、嫌い」とか書いてた気がするけど、ごめんやっぱり好き。

レストランを出た後少し街を歩き、お酒とお菓子を買ってホステルに戻り一緒にアニメ観賞。彼は「BLEACH」が好きだと言っていたのでネットフリックスで千年血戦篇を見てました。

こんな感じで初日は何事もなく幕を閉じ冒頭へ繋がる。

不法入国者、観光案内所へ行く

翌日、朝起きてまずはガントクの観光案内所へ。

この時不法入国状態だったので、ひと先ずこの窮状を打破したかったのです。

そして、到着するとこんな張り紙が。

どうやら「現在別のところに移転中なのでそっちに行ってね」ということらしい。

めんどくさい、RPGのお使いクエストかよ…

それで場所を突き止め行った先で、今自分が不法入国状態であることを告げると「入域許可証の有効期限内であれば問題なし!」という有難い言葉を頂きました。

本当かどうかはイマイチ信用できないが、深く考えるのはやめだ!

MGマーグ

とりあえず、観光案内所のあとやって来たのが「MGマーグ」。

ガントク中心のメインストリートでまあ、色々あるよってね。

ガントク観光ではここがメインになる場所です。特に珍しいものはありませんが!

ガントク名物、MGマーグのガンジー像。

もう一つ有名なレッサーパンダ像。ヒマラヤ周辺に生息しているからだそう。

通りには変な日本語の看板や有名ブランドのショップが並んでいます。

それにしても小綺麗でここインドだということを忘れてしまいそうになる、なんだか不思議!

軽く見て周りましたが、通りはそこまで長くないし何か欲しいものがあるわけでもないのであっという間にやることが無くなってしまいました。

すぐ近くにカフェがあったので、アッサムティーとオレオみたいなのが刺さったケーキを頂く。

お茶の産地でいただく紅茶、さぞ期待が高まります。つってもティーバックのやつだったんですけど。

味はまあ、うん。美味しいです。

お茶を飲んでる途中停電し、お会計では細かいお釣りが無いと言われる。やっぱりここインドだなあ。

違和感の正体が判明

それにしても朝からずっとお腹が張りっぱなしで腸の中を空気がコロコロ移動する。

うーん、確か覚えがあるぞこの症状は…

そう、腸閉塞だね!

以前ウズベキスタンでなって3日間苦しめられた腸閉塞。でも今回は全然つらくありません。

昔から色んな病気を経験し、かつランニングで大幅に鍛えられた強靭な肉体の前では今さら腸閉塞なんて体調不良ですらないということでしょうか?

本当にこれを体調不良といっていいのか分からないというレベルでつらくない。

強いて言えば、腸内に水分が溜まり脱水症状になるくらい。でも炎天下の中水分補給無しでハーフマラソン走れるくらいなのでそこも問題なし。

普通の人間だったら安静にしていなければならないけど、私はもはや普通の人間ではないので軽く山に登ってみることにしました。

エンチェイ・ゴンパ with 腸閉塞

腸閉塞なのに何故山を登ってしまったのかというと、この「エイチェン・ゴンパ」へ来るためでした。

MGマーグからは約3km、歩いて40分くらいだそうです。私は途中道を間違ったので1時間かかりました。

冬だし山の上だしで寒いのですが、急な坂道が多いので結構汗をかき脱水症状が加速するウ!

この僧院は百年ほどの歴史があり堂内の壁画が見どころだそうですが、なんと私の腸管の如くその門扉は閉ざされていました。

なので境内を軽く見てお終い。

最後に、参道わきに配置された「マニ車」という仏教具をコロコロ回して立ち去りました。何の意味があるのかよく分かりませんがチベット文化圏ではよく見るので、見かけた際はコロコロしてみましょう。

レッツ、マニコロ!

ガントク観光お終い

ガントクでは腸閉塞を発症しただけで特に観光らしいことは出来ませんでした。そもそも飛行機が遅れなければもう一日滞在する予定でしたが実際観光には2日もいらないでしょう。

晴れていればカンチュンジェンガが見えるので近隣の展望台へ行ったりといろいろできたんでしょうが、そこは残念です。

入域許可証が必要な地域で物珍しいってだけでわざわざ足を運ぶほどの場所ではないかもしれませんね。

それでは、次回「ガントクからダージリンへの移動でメンタル死亡」です。こうご期待。

さよなら!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です